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フリードリヒとファイナーの行政責任論とは
フリードリヒとファイナーの行政責任論争とはどういうものなのでしょうか。 書籍で調べてみても抽象的で難解なため理解できませ。 結局何が言いたいのでしょうか。
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例として… 後期高齢者医療制度を例に挙げてみましょう。 これは、『老人保健法』を改正するものなのですが…、法律をつくったり、直したりするのは国会です。福田さんじゃありません。 なので、国会が決めた法律を⇒福田さんや舛添さんが忠実に行動するのです。 福田さんや舛添さん(=行政)は国会の決めたことを言うとおりに実行するだけなので、『ミスったとしても国民ではなくて国会に対して謝ればいい。国会は国民の代表なので、間接的に国民に誤ることになる。』 これがファイナーの考え方です。 つまり、X is responsible for Y to Z . 国会の代理人でもある行政(X)は、仕事(Y)のことは国会・国民の代表(Z)に対して責任を負うのです。 一方フリードリッヒは、『いやいや、そんなことはない。国民にちゃんと満足してもらえるように国会に付け加えて、国民に対しても説明がいるんや。』これがフリードリッヒです。 poins03さんは、たぶん公務員の行政学について学んでいるのですか!?だとしたら… ファイナー ≒ 技術的行政学(政治行政二分論)に賛成している。 フリードリッヒ ≒ 機能的行政学(政治行政融合論)に賛成している。 と考えればいいかと思います。