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銀行って必要なんですか?
TV不良債権のニュースが報じられていますが、友人に聞いてもハッキリとわかりません。質問内容は「A:銀行とは何をして収益を得ているの」と「B:銀行が無くなれば誰か被害を被るのか?」ということで、銀行がなくなってもいいのに、なぜ保護しようとしているのかがわかりません。 私は22年間、自営業をしていましたがこの度閉鎖いたしました。経済には素人ですが、銀行とのつきあいも少なからずありました。 「A:銀行とは何をして収益を得ているの」についてですが、わかるのは現金の運送屋(振込み手数料のこと)ということだけです。本来貸金業のハズですが、自己資本比率を上げないといけないので、「貸したく無い、貸す金が無い」状態です。貸渋り、貸しはがしは当り前のことです。 「B:銀行が無くなれば誰か被害を被るのか?」、誰も困らないと思います。借金のある方は「債権管理機構」に相手が変るだけで同じ事です。どうせ追加融資など無いのですから。 銀行には元々「与信審査能力」は無く、「保証料」と称して保証を外注したり「信用保証協会」を付けろなどとリスクを他に押しつけるのが通常です。 だからこそ「保全」しか無かったのでしょうが、担保も自分達が評価しておきながら、評価割れしたために「不良債権」の元になっています。ということで「保全能力」もありません。 このように「審査能力」は無い「保全能力」も無い、リスクを飲む気も無い、 こんな銀行という産業はいるんでしょうか?。 ちなみに私の生活上は「貯金は無い」「借金もできるはずがない」ということで、銀行が無くなっても何の影響もありません。 どなたか、素人にもわかりやすく教えて下さい。
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やはり銀行の本業は金を貸して、利息を得ることでしょう。 投資とかMαAなんかもやっている様ですが。 直接金融の発達していない日本では間接金融の手段として銀行は必要でしょう。 でなければ、自営業者や企業は資金調達をどこにするか? 政府系金融機関か商工ファンドの様な街金を頼るしかない。 確かに、「審査能力」、「保全能力」もリスク・テイクもしないように見えますが、今までに日本は「土地本位制」でやって来たのが急に崩れて対応し切れてないのが本当で、早く頭を切り換えて貰わなければ困りますね。 銀行は金を貸したくて仕方がないのです。ただし、リスクは取りたくない。 だから貸し先を選別する。一方、優良企業はなかなか借りてくれない。 デフレ下のキャッシュフロー経営と、需要不足による設備投資抑制が主。 銀行経営者は、リスクを取って貸して、不良債権化したら背任容疑で逮捕されかね ない風潮で敢えてリスクは取らないでしょう。 貸す金は、日銀が充分に市場に金を出していますし、超低金利で幾らでも市場から調達できます。本来は、今が一番金を借りるのに良い時なんですがね。 貸し渋り、貸しはがしに合う企業は、リスクが大きいと見られているからでしょう。当方は、必要なものは借りれなかった事はないので・・・・・。 竹中はは銀行を保護しようという気はなく、逆にアメリカに売り渡そうとしている。それが日本経済を立て直す方法と思っている。 ただ、手法が間違っている気はしますがね。
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- Eivis
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最新情報によれば・・・ 『格付け会社フィッチの幹部が、30日に日本政府が発表した総合デフレ対策を評して、 「不発に終わった爆竹」とし失望したと述べたことが報じられていた。』そうです。 海外投資家の考えの圧力によらない限り変化できない日本の銀行はやがて【売り圧力】に屈して破綻する可能性が大きいでしょう。 土地担保でしか融資出来なかったり、融資先の能力が評価できない日本的な無能な銀行役員たちは居場所がなくなると思いますが 別な形で競争の原理を振りかざすキビシイ銀行に変化すする可能性はあるでしょう。 ・・・銀行の変質は求められるでしょうが、銀行そのものはより合理化された形で生き残り血液循環のような役割は続くでしょう。 ここで又先送りムードが出て来れば来年三月の決算は悲惨な事態を招くでしょう。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=374532 ・・・#3参照、[竹中さんと木村さん] http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=379823 ・・・#4参照。
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「無能な銀行役員たちは居場所がなくなる」、早くそうなってほしいのですが。 一般企業ならば、無能であれば本人の意向にかかわらず社会から制裁されます、売上減少・倒産なとなど・・・ なぜ、銀行は「無能役員」でも給料がもらえるんですかね? 「日本は海の向うからの圧力でしか変れない」つくづくそう思います。 第2のゴーンさんが日銀に来ませんかね。
- kensaku
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確かに決済機能を依存していますので、全部なくなると困ることもあるでしょう。が、いまある銀行のいくつかが倒産しても、困る人は少ないでしょう。逆に、トヨタ自動車のように、大量の資金がある企業が銀行業に進出してくる可能性もあります(イトーヨーカドーみたいに)。 そういう意味では、だめなところには、この際退場していただいた方がいいと思います。
お礼
私の居る九州の田舎では、 駅前に12階建ての「西日本銀行」が新築されているところです。 工事を見上げながら 「支店を新築できるぐらいなら、儲っているハズなのに、なぜ税金を投入しないといけないのか?」と、毎日通勤時に思っています。 さっさとダメなところは倒産してほしいですね。
- TK0318
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銀行には「決済機関」の役割が重要でしょう。 現在公共料金やカード決済といったものは銀行を介して行われます。銀行がないと非常に困ることになりますよ。 それを示したのが4月のみずほトラブルですね。 あと銀行は株や債権も持っていますのでこれによる収益もあると思います。それに決済時の手数料・・・これが大きいかと。(私の場合家賃振り込みで1回150円取られていますので1年で1800円、大多数の人が銀行を使っていますので手数料はかなりの収入だと思いますよ)
お礼
「決済機関」ですね。確かに必要だと思います。 でも、これならサーバー・オンラインシステム・端末ATMがあればよいだけで、しかも自分の預金から決済する訳ですから、銀行は運転資金もいらない、りっぱな建物もいらない、などリストラできますよね。 そういえばもう何年も銀行窓口を利用していないなぁ~。 ひょっとしてコンビニのインフラがそのまま使えたりしませんかね。
私も素人です、ごめんなさい。 貴方が見ている銀行は「貸金業」という1つの側面だけじゃないかと思います。 もう一つの見方として「運用機関」ということもいえると思います。 日本銀行や我々からお金を借り、それを元に融資をして、元本と利息を取る。その中から日銀や我々にも一定の配当を出す・・・そんな見方もできると思います。 あとは各種の手数料でも儲けですね。 無くなっても困らない、という意見には反対ですね。確かに借りている方には他の手当がありますが、「決済機関」としての役割はどうなるのでしょう?私には今の金融機関に代わるような組織は思いつかないです。 今更払込を窓口で個別にするなんてのも非現実的ですしね。
お礼
「決済機関」ですか、確かにそうですね。 私も、水道光熱費を銀行で決済していました。 それぞれ集金に来てもらう・・・、現実的ではないですね。
お礼
つきあいのある銀行マンにたずねたところ。 「銀行審査をクリアできる企業は、金を借りる必要がない」 「金を借りたい企業は、審査を通らない」と嘆いていました。 銀行は貸付残高を示して貸渋りをしていないと言いますが、 貸付先は「ノンバンク・サラ菌・リース系子会社」などの又貸しか 一般企業ならばほぼ「根担保」を取っているところしかありません。 「竹中はは銀行を保護しようという気はなく・・・」少しホッとしました。 しかし、なぜ銀行だけ特別扱いなんですかね、 一般企業のようにほっとけばいいのにと思います。 倒産してもいくつかの銀行は残るだろうし。