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不良債権てなに?
銀行が抱えている不良債権についての質問ですが、理解力がないのでレベルを下げて回答お願いします。 銀行の抱えている不良債権は、返せなくなった企業の借金のことですね。銀行はすべての債権を抱えていると言うことですか。銀行はだれかから借りているわけですか。もし、銀行が破綻したり責任を放棄したら、不良債権はだれが引き継いでだれがだれに返すことになりますか。バブルで一時的に地価や絵画?の金額が上がっただけで、実際の価値から考えれば、そのときの債権自体、バブル自体で実態のないような気がしますが。 つまりもともと価値のないものに金を使ったのに、なぜそのときの金額が残るかと言うことです。借金もそのまま減らないかと言う事です。 とりとめのない疑問でスイマセン
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貸したはずの金はどこへ言ってしまったんでしょうか。 貸した「はずの金」は銀行の信用創造により供給されたものです。現金通貨だけを考えれば,燃やすなど物理的に消去しない限り現存するはずですが,預金通貨供給は観念的なものです。 不良債権の顕在化により,銀行の信用創造機能は低下し,信用収縮の側面も見えています。国民や企業が銀行が信用できないとして預金が減少すれば,預金準備率を引き下げても預金通貨は増大しづらくなり,創造される金が減少しますし,創造部分が収縮する過程の1つに債権が不良化する(消却するまで金額として残る)というものがあるでしょう。 不動産や株価は最高値時と比較し,3分の1から4分の1程度になっています。3分の2や4分の3に該たる部分が消えました。消えたお金はこのようなところにも該たるでしょう。 一時的に上手く売り抜けた方も再投資するなどで現金で保有していることは多くないでしょうから何らかの形で目減りしているでしょう。 別の観点,部分としては,末端の国民,特に高齢者が資産として相当保有していると言われています。無関係な話ですが,これを流動化させるため贈与税の改正が言われています。
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- sukesan2
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>銀行の抱えている不良債権は、返せなくなった企業の借金のことですね。 返せなくなった借金 返せそうにない借金 返済がほぼ間違いないとは言えない借金 いずれも不良債権です。 返せなくなった借金とは、企業が倒産したなどの場合です。 返せそうにない借金とは、企業が倒産していなくても倒産の可能性が極めて高くなっている場合などの借金。 返済がほぼ間違いないとは言えない借金とは、企業が連続赤字など業績が悪化している場合の借金。 >銀行はすべての債権を抱えていると言うことですか。銀行はだれかから借りているわけですか。 銀行は預金と言う形で広く一般の企業や個人から資金を借りています。日銀からも借りています。 >もし、銀行が破綻したり責任を放棄したら、不良債権はだれが引き継いでだれがだれに返すことになりますか。 破綻した銀行を引き受けた者が、債権全体を引き継ぐことになります。債権は借金している企業から新銀行に返済し新銀行はその預金者に返すことになります。 >実際の価値から考えれば、そのときの債権自体、バブル自体で実態のないような気がしますが。 つまりもともと価値のないものに金を使ったのに、なぜそのときの金額が残るかと言うことです。借金もそのまま減らないかと言う事です。 貴方がAさんに100万円貸して、Aさんは絵画を100万円で買いました。その後、絵画は値下がりして20万円の価値になりました。 その時点で貴方のAさんに対する貸付金は20万円に減ってしまうでしょうか?
お礼
たしかに借金100万は100万ですね。しかし「Aさんは絵画を100万円で買いました」とあるように100万もうけた人は実際にいるんでしょうね。たとえば庶民のふりをしていて実はバブルのときに土地や壺?を売ってたんまり儲けた人が.....こんなひとが運がいいと言うか堅実な人なんでしょうね。 それと、不良債権を引き継いだ銀行が将棋倒しのように破綻すればいずれ日銀、国家破綻につながるでしょうね。そして、最後は銀行凍結して個人資産から返済か....。 わかっていても「お金はどこへいったの??」と考えるとつい聞いてみたくなる質問でした。
- kuma56
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とある会社 A社 が銀行から10億円借りました。 借りたものは、もちろん返さなければなりませんが、もしも返せなくなった場合にそなえて、銀行側はそれに匹敵する担保を要求します。 そこで A社は自社の土地(約10億円相当)を担保にして銀行に預けます。 ところが A社は事業に失敗して 銀行にお金が返せなくなったので、銀行は 預かっていたA社の土地を代わりに受け取ります。(ここでA社の借金は返済した事になってしまいます) その後、銀行はこの土地を10億円以上で売ってお金に替えればいいのですが、バブルがはじけて土地の値段が急落したので、せいぜい2~3億くらいにしかなりそうもありません。 本当はその位の価値の土地だったのに、バブルで値上がりするだろうから、"将来は10億円相当の土地"としてお金を貸したのだから、当然そんな値段では売れません。そうすると銀行側は赤字です。 銀行は預金者から預かったお金を企業等に貸して、企業等はそのお金を元に商売をして儲けを出して、利子をつけて銀行に返します。 銀行はそうしてもうけた金を、利息をつけて預金者に返します。 ところが、企業からお金が戻らないし、担保もそれを補う価値がなくなると、預金者にお金が返せなくなります。 そのままでは銀行は潰れてしまいます。 預金者はもちろん、銀行から担保など取っていないので、多くの預金者は預けたお金が帰ってこなくなってしまいます。
お礼
もともと10億円の価値がなかった土地がたまたまバブルで値上がりしただけなので、元の価値に戻れば当然の結果ですね。それにしても貸したはずの金はどこへ言ってしまったんでしょうか。すべて夜の錦(名古屋の場合、東京だったら歌舞伎町?)に消えたんでしょうか。 また疑問ですが、預金者が破綻前に預金をすべて下ろしたらどうなるんでしょうね。すべての預金が東京都の石原さんが考えているような新しい銀行に流れたら、負債はどこへいくんでしょうか。ぐるぐる回っているようでからくりはさっぱりわかりません。最後に国民につけが回ってくることは確かだと思いますが。
お礼
最近、1200兆円を超える借金を抱えて国が破綻するのではないかとのニュースをよく聞きますが、それに対して政府は、「膨大な個人資産があり日本は金持ちだから大丈夫」といっていますね。しかし不動産や株価は国がつぶれれば二束三文になりますね。そうなった日本の土地や株なんて外国から見れば何の価値もないでしょうから。