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形容詞と名詞を修飾する副詞

自分は学生時代、形容詞は名詞を修飾し副詞は形容詞、副詞、動詞を修飾すると学びました。ですが、名詞を修飾する副詞というのもあるのでしょうか。あるとすれば、それらは形容詞とどう違うのでしょうか。明確な違いが分かりません。

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  • Parismadam
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回答No.2

こんにちは。3/25のご質問ではお礼のお返事を有難うございました。 ご質問1: <名詞を修飾する副詞というのもあるのでしょうか。> 以下のような場合があります。 1.場所を表す副詞が名詞を修飾: 例: a girl there「そこにいる少女」 people here「ここの人たち」 これは、a girl (being) thereのbeingが省略されたもの、と考えられます。 2.限定を表す副詞が名詞を修飾: 例: Only you can do it. 「君だけが、それをやれる」 3.強意を表す副詞が名詞を修飾: 例: Even you can do it. 「君でも、それをやれる」 4.否定を表す副詞が名詞を修飾: 例: Not a man can do it. 「誰一人として、それをやれる者はいない」 ご質問2: <それらは形容詞とどう違うのでしょうか> 1.名詞を修飾していますから、形容詞的な働きを持つ副詞、といえます。 2.例えば、上記1のa girl (being) there例では、being thereという形容詞的な分詞構文からの語法ですから、形容詞と実質的には変わりはありません。 3.また、上記2、3、4の例などは、一種の強調の表現になっており、形上は名詞にかかっていますが、全体的ににると文全体にかかって、文の雰囲気やニュアンスを出す働きをしていると考えられます。 その意味では名詞にかかる副詞、というよりは、文全体にかかる副詞の傾向が強いと感じられる用法です。 以上ご参考までに。

noname#54768
質問者

補足

ご丁寧に有難う御座います。自分はもう一つの補足でも書きましたが1種の省略という過程を経た結果かなと思うのですが。

その他の回答 (3)

回答No.4

 「旧訳」は「旧約」の間違いです。失礼しました。

回答No.3

 私は別の視点から「副詞とは?」を書いてみたいと思います。用法だけわかれば十分なのか、それとも、副詞の「存在意義」といったものを知りたいのか不明ですが、何のための副詞なのかを知りたいと思ったら、言語哲学まで踏み込む必要があります。  まず、副詞といえば、たいていは動詞の次に置かれることがおおいはずです。形容詞といえば、名詞の前におかれる品詞であるのは常識だと思います。ですから、次の文を見て、「名詞」と「動詞」との違いは何に基づくのか?を考える必要があります。 >早い走り(形容詞+名詞) >早く走る(副詞+動詞)  形容詞が副詞になるのはどういうときか? も考える必要があります。たとえば、 >近い家(形容詞+名詞) >近く行われる会議(副詞+動詞)  では、次の文は副詞でしょうか? >近くの家  「近く」は副詞(?)のはずが名詞と一緒になっている。  ですから、副詞が動詞と組み合わせる形になることが多いのはなにゆえか? を考えてみるのです。そもそも、「動詞」という品詞はなにを表すものでしょうか? 単に「動作を示す品詞」と思っては甘いというか、単純な説明に過ぎません。英語の発想で考えるのです。  それは、「いままでなかったもの(状況)から新しく産み出される事態」を述べるための品詞が動詞であると考えるのです。旧訳聖書の第一章を読んでいただけばわかるように、「動詞」とは、「なにかが発生する」ことを意味し、ある時点に現れる、ある位置に発生するのを述べるためにあるのです。  ですから、「早い走り」とは、「いつでも、常に早く走るもの」に使われ、普遍的な表現に使われます。これに対して、「早く走る」とは、ある状況での対象の在り方を指して述べる言い方です。たとえば、 >この亀が一番早く走るんだ。  普通、亀とはのろい、のろく歩くものだ、というイメージがあるのですが、亀ゲームなどの特殊な状況に対して、遅いはずの亀に対して、「早く走る」と言っても間違いはないことになります。もちろん、別の状況(アキレスとの競争)だと、またまた変わるはずです。  このように、「副詞」とは、ある時点の状況、状態、事態を、時間軸からみた言い方であるといえます。ですから、「近い家」と「近くの家」とは、話し手の判断からみた違いであるといえます。  「近い家」という言い方は、距離の短い在り方(普遍的な)を述べているのに対して、「近くの家」は、話し手の判断に依ることが多く、それが100キロ先にあっても、自動車で行けばすぐだ、と思えば間違いでなくなる。アメリカのように、隣の市でも200キロなんて普通であるとおもえば理解できるのではないでしょうか。  まとめて言えば、 >形容詞  普遍的な、不変的なものの属性を述べる形で使われる。(氷は常に「冷たい」であるように。) >副詞  ある時点、ある位置、ある状況を述べるために使われる品詞  (そこの君、天才でさえ、それはまずい!)  といった違いを理解するには、文の表面だけみてはわからないのです。話し手の判断というか、心理的背景をも含めて理解する必要があります。

noname#54768
質問者

お礼

有難う御座います。少し考えすぎたかもしれません。とりあえず使える英語を自分なりに身につけて行こうと思います。

回答No.1

名詞を修飾する副詞として only や even を挙げている参考書が多いと思います。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2198200.html 私の考えでは,このような only は主語や目的語となる名詞を強調することにより,その主語や目的語に対する動詞を修飾する副詞であり,名詞を修飾するのではありません。

noname#54768
質問者

補足

補足で追加質問させて頂きたいのですが、自分は学校(高校レベル)で副詞は形容詞、他の副詞それらの相当句、節や動詞を修飾すると習いました。思うに叙述的な部分にさらに叙述的な表現を加えるのが本来の存在意義なのかなと思っていたのですが、名詞や文全体を修飾するとなると、本来前置詞(これは的外れかもしれませんが)やbe動詞などと句や節的な修飾部分を構成し、副詞以外の部分を省略した結果なのかなとも思うのですが、考えすぎでしょうか。初歩的な参考書では他に分類されないものを副詞としてしまうという説明もありましたがかえってでは一体何なのかが分からなくなりそうです。自分の理解ではあくまで形容詞、副詞、動詞を修飾というのがスッキリするのですけれども。

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