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比重について教えて下さい。
比重について知りたいのですが、日常生活の中にも有る身近な金属でGOLDとTITANIUM、強度が違いますが、金の方が分子構造がミツなので比重が重いのではないのでしょうか?
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Kittel『固体物理学入門』 によると 金は面心立方格子で 密度19.28[g/cm^3} 濃度5.90[cm^(-3)] 最隣接原子間距離2.88[Å] チタンは六方最密構造で 密度4.51[g/cm^3} 濃度5.66[cm^(-3)] 最隣接原子間距離2.89[Å] (古い本ですので数値は多少不正確かもしれません。) 面心立方格子と六方最密構造の充填率は同じです。 また、濃度と最隣接原子間距離も、金とチタンでほぼ同じです。 したがって、一個一個の原子が金のほうが重いため、金のほうが密度が大きいといえます。 金の原子量197.0 チタンの原子量47.9 金のほうが約4倍密度が大きいのをよく説明していますね。 強度の違いはよくわかりません。
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- sanori
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こんにちは。 固体の原子の大きさ、原子同士の中心同士の距離(共有結合半径、ファンデルワールス半径)って、 意外にも、 1.2オングストローム(0.12nm)前後~1.8オングストローム(0.18nm)前後で、 大体一定なんです。 金は、チタンよりも原子量が圧倒的に大きいです。 (金は197.0、チタンは47.9 約4倍) ですから、密度は、大差で金のほうが大きいということになります。
お礼
遅くなりましたが、ありがとうございます。 原子量が圧倒的に大きいです。 (金は197.0、チタンは47.9 約4倍) 原子量が大きいのですか。なるほど。質量が大きいと言う事でしょうか?
- newbranch
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金は19.32 チタンは4.2ですから、金の方がはるかに重いです。 ただ、チタンは、汎用の金属の中では、アルミなどについで軽い金属です。(しかし強度はありますから、ゴルフクラブのヘッドなどに使用されています)
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとう御座います。
お礼
大変良く調べて頂き、どうもありがとう御座います。