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「有効需要」と「需要」

高校生です。 「有効需要」とは購買力の伴った需要とのことですが、需要供給曲線の「需要」という言葉も同じ意味のような気がするのですが何が違うのでしょうか? 具体的には、需要供給曲線の「需要」とは購入量の事をさしているわけで、購入量ということはつまり購買力の伴った需要(有効需要)ということではないのでしょうか? 御指導のほどよろしくお願いいたします。

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noname#78613
noname#78613
回答No.1

同じ意味です。 有効需要はその量だけの生産は確実に需要されることを意味しています。そして有効需要は任意の物価水準に対して値が決まり、そのことから総需要曲線が導出されます。 この総需要曲線はミクロ経済学でいうところの(市場)需要曲線に対応します。需要曲線とはある(相対)価格水準のもとで消費者全体としてどれだけの需要があるかを示したもので、総需要と同じように、その量だけの生産は確実に需要されることになります。つまり両者で「需要」の意味が違ってくるということはありません。 有効需要というようにそれ以前に存在していた用語の需要にわざわざ有効という言葉を加えたのは、供給は需要によって決まるという有効需要の原理を示唆するためです。

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