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時間的同時性の表現
「~と同時に」 •地震と同時に火事が発生した。 「~た瞬間」 •コップが落ちた瞬間、粉々に割れてしまった。 「~たとたんに」 •彼はあの人の顔を見たとたん、泣き出した。 「~たかと思うと」 •ある事件が終わったかと思うと、また別の事件が起こった。 「~か~ないかのうちに」 •彼は「さようなら」と言ったか言わないかのうちに、もう行ってしまった。 「~次第」 •ご注文なさった製品が到着し次第、またお伝えいたします。 「~が早いか」 •終了ベルが鳴るが早いか、部屋から出て行った。 「~なり」 •彼が水を飲むなり、死んでしまった。 「~そばから」 •おじいちゃんに何か言うそばから、忘れてしまう。 「~や否や」 •みんなが待っているゲームソフトを並べるや否や売切れてしまった。 「~矢先に」 •出かけようとした矢先に友達が来る。 各項目はどう違いますか。
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- suunan
- ベストアンサー率14% (224/1569)
「~と同時に」 複数の事が単に物理的に同時に始まったという意味です。 「~た瞬間」 単一の物の変化であり、非常に近い時点ではあっても 同時ではなく「コップが落ちた」あと「粉々に~」という順です。 「~たとたんに」は「~瞬間」と同類ですが、 前者はまだしも順を実感できます。 「~たかと思うと」は「~たとたんに」よりわずかに 間が長い。 「~か~ないかのうちに」は「~瞬間」と「~たとたんに」の 間に位置します。 「~次第」 これはできごとの順としてひとつめとふたつめの間に 何も入らないという意味つまり〔並び順〕のみ示しています。 「~が早いか」は「~か~ないかのうちに」と同じ。 「~なり」 •彼が水を飲むなり、死んでしまった。 順としてひとつめとふたつめの間に何も入らないことと、 その間が非常に短いことを示しています。短いといっても 前出のいくつもの記述よりは長い。おや?と思うぐらいの長さ です。 「~そばから」 •おじいちゃんに何か言うそばから、忘れてしまう。 これは「~なり」よりさらに長い。 「~や否や」は「~が早いか」「~か~ないかのうちに」と同じ。 「~矢先に」 或る行動を起こそうとしたら、 別のことが割り込んだという意味です。
- 35to1
- ベストアンサー率30% (45/146)
あくまでも参考まで。自信ナシ。部分的に回答します。 まず、これらは「タイムテーブル的事実」とは別に 観測者の主観によっても使いわけられます。 きょくたんに言えば 「実際はどうあれ観測者がそうかんじた」場合でも使う表現もある ということです。 逐一詳しくは述べません。すみません。 つぎに、挙げられた表現の中に 「フライング」の要素があるものが 2つあります。これらです。 「- か- ないかのうちに」 「- が早いか」 実際にフライングだった場合でも使いますし、 観測者がフライングのうたがいをもった場合でも使います。 ほかの表現にフライングの要素はありません。 さいごに「- 矢先に」について述べます。 「- 矢先に」→「- しようとした矢先」 たとえのケースでは 「でかける(アクション)」前に、 友達にさき回りされる様にアクションされた(先攻をとられた)、 つまり「予定通りにはでかけられない」ことが推測されます。 「でかけようとした(考え)」の前にさき回りされたワケではありません。 でかけようと考えてから、 でかけるアクションを実際におこす前に 友人にさき回りされ割りこみをかけられたということです。 ほかの表現にこの要素は明示的にはありません。 つまり「矢先」には「予定との同時性」という要素が アクティブにもりこまれています。
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
>各項目はどう違いますか。 すべて同じもの(つまり等価で交換できるもの)はありません。 ぜんぶそれぞれニュアンス・使われる場面・文語的・口語的・ 文学的がちがいます。 その違いを説明することは非常に困難です。 しかし、日本語ネイティブなら間違って使うことはまずあり ません。あなたが日本語の学習者で、この違いをはっきりと 使い分けたいというのであれば、日本語の社会の中で習得する しかありません。定義をいくら丸暗記して使おうと思っても できません。ノートを見ながら定義にそって使ったりもでき ません。そういうやり方は日本人の英語教育でまったく間違 ったやり方であることが証明されています。