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色(光)の効果について

光の三原色についての質問・回答(http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?qid=3787)を拝見させていただいて、ふと思いました。 ピアノは普通88鍵ですが、なかにはそれより多くの鍵盤をもつピアノがあります。音の効果を目的に人間には音の区別ができない低音を持つピアノです(人間の耳は、音の違いが判別できる範囲あります)。 光や色も、同じように人間には実際は見えない(違いが分からない)色(光)を加えることによって、心理的なあるいは何らかの効果が与えられるものなのでしょうか? 論理的回答はもちろん、ご意見等もお待ちしております。

みんなの回答

回答No.4

 まず、物理的な刺激と、色として現れる心理的性質は別のものです。ニュートンが「光線に色は付いていない」と言っているように、これは分けねばならないのですが、分けるのは、なかなか難しいですね。うーむ。  で、物体に色がついて見えるのは、分光分布によります。或る波長を反射し、他は吸収する、その配置のようなものです。もともと、自然光には、紫外線も、赤外線も含まれています。が、その分光分布に差があっても、「色」としては、認識できません。  しかし、自然光で見る場合と、蛍光灯や白熱灯などの、人工の照明では、分光分布が、いちじるしく異なります。ところが、色の恒常性といって、心理的にはそれほど変化したようには感じません。が、レストランなどで、照明を変えておいしそうに見せるなど工夫しているところを見ると、心理的な効果は、あるようです。  一方、例えば、前にも出したモンシロチョウの羽のように、紫外線では、区別できる模様があるが、人間には白に見える白と、全ての光を反射して白に見える白に、差があるのかどうかは、私にはわかりません。  これを、研究するのも、なかなか大変でしょうね、きっと。対象物だけでなく、部屋の明るさや、色とは本来関係ない被験者の心理状態、対象物の周囲にある物体の色の影響などを、どう解決するかが、面倒そうですが、おもしろそうです。  余談ですが、認識できる色、青や赤などについて、人間がどう感じているか、という点も、多数の研究があるようですが、明確な回答はありません。この調査の場合、個人が、色を、その色を持った何かに関連付けて考えていることが多く、その分析までしなくてはならないので、難しいのだと思います。

dice
質問者

補足

皆様、ご意見ご回答ありがとうございます。とても、参考になりました。 私の質問の「心理的」という言葉は、どうも余計な言葉であったようです。 ピアノの超低音部(名前は勝手につけました、すいません)は、それより高い 音と組合わせることにより、曲全体の重厚さが増します(もちろん、それ以外の 効果もあると思われますが)。 光や色も人間には区別のつかない(あるいは見えない)ものをあえて使うこと によって、何らかの効果があるのだろうか…と思い、質問させていただきました。

  • cricket
  • ベストアンサー率22% (107/466)
回答No.3

例えばある精神病院では、暴れる患者を閉じこめる部屋は、カベも床も全てピンクです。 ピンクには心を落ち着ける効果がある、との事です。 青が冷たい、赤は暖かいなど、色が心理に与える効果は存在し、日常的にも利用されています。それはご存知でしょう。 色や光に「サブリミナル効果」的な物を求めていらっしゃるのでしょうか? 多分、と言うか、あると思います。 ストレス解消のための、そんな商品も売られていますし、研究も進んでいるはずです。 以前ポケモンのアニメで赤と青の素早い点滅が一部の視聴者に てんかんに似た症状を発症せしめました。それもそんな効果だと思います。

noname#9414
noname#9414
回答No.2

逆に色が付いていないと、あまり効果を感じられないものもありますね。 ・遠赤外線のヒーター これは、元々色を付けなくても発生させることが出来るのですが、真っ黒では あまり信用されないと思い、赤を発色させるようにしているようです。 ではでは☆

回答No.1

心理的とは、いいにくいですが、 (1)赤外線が光に混じって入ると「あたたかい」感じがする。 (2)紫外線がまじっていると「目がいたい、まぶしい」感じになる。 など、色としてではなく、電磁波として感じられるとおもいますが。

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