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グリーン材(自然乾燥材)のプレカットについて

今年中の新築を計画しています。 ローン控除を受けたいため、今年中に入居するスケジュールで家を建てようと思い、昨夏から住宅メーカーや工務店などに話を伺い検討してきました。 やっと自分たちが思い描く住宅を建ててくれそうな工務店に行き着いたのですが、最近KD材の使用は極力避けたいと思うようになりました。 そこで工務店に相談し、自然乾燥材を使いたいとの意向を伝えたところ、3月から3ヶ月間程工務店の倉庫で風通りを良くした環境で乾燥させましょうということになりました。 そこで質問なのですが、 (1)今の乾燥した時期であれば材木市場から買ってきた木でも3ヶ月程の乾燥で大丈夫でしょうか? (2)プレカットは通常KD材や集成材が対象になると聞いていますが、上記のような自然乾燥材をプレカットした場合、のちのち何か不具合が発生するでしょうか? 頼もうと思っている工務店は数年前までは手刻みのみだったそうですが、3年程前から施主の予算に応じてはプレカットも行っているそうです。 プレカットの場合も木材は工務店から支給し、向きを指定して長ホゾ加工するとのことでした。

みんなの回答

回答No.7

こんにちは! 私は木造軸組み工法のプレカット工場に勤務し、住宅CAD、製造を兼任しているものです。 (1)について 自然乾燥材ですが、私の勤務している工場でも「天然乾燥材」にこだわっている工務店様があります。そこは全て工務店様からプレカット工場への材料支給という形で対応いただいています。しかし割れや反りがかなりひどく、今の住宅は高断熱・高気密を売りにしていることが多いことから、お施主様(質問者様)が相当「木」に対しての理解が必要かと考えます。木というのは、自然乾燥の場合、表面割れが入り乾燥していくことで最高強度が出てきます。また今の住宅は、エアコンの利用率も多く、完成後後もヒビ割れなどで、「パキッ」という音が出てくることも考えられます。 (2)について これはプレカット工場の設備にもよりますが、私の勤めているの工場は4面モルダーを完備しており、大きめに挽いた材も寸法をそろえることができます。しかし、プレカット工場によってそのモルダーを完備していない工場く多くあるのが現実です。プレカット加工機は、基準寸法以外の材料を投入するとエラーが出て停止するようになっています。モルダー設備のない工場では、発注段階でそれなりの寸法に揃えた材を仕入れる必要があります。自然乾燥材でも集成材、乾燥材と同じく加工はできます。 プレカット加工機では、CAD入力を含めても2日程度(工務店での打ち合わせは除く)で加工できることから、手加工よりはコスト的に安く収めることができます。 無垢材加工を得意としているプレカット工場では、材の使い勝手、反り、末口・元口などの考慮して加工するので、手刻みをしている工務店様が出しているプレカット工場であればその辺の心配はないと思いますね。 参考までに乾燥材について一言 今の人口乾燥材は、以前と違い背割れを入れなくても表面割れが発生しない工法が開発されており、例えば桧であれば香りもします(グリン材ほど強くはないのですが・・・)し、色もそれなりに出ていますよ! 思ったより悪くはないと思います。 いずれにしても材を自分の目で見て、さわって、良く工務店様とお話しされてください。

  • moonred
  • ベストアンサー率40% (4/10)
回答No.6

現在は、人工乾燥材を使うことが主流とほとんどの人が言うでしょう。そんなかで、天然乾燥を使用したことは、私は、大賛成です。乾燥期間は、初期の含水率により、3ヶ月が適当か6ヶ月以上もしくは、1年でしょう。通常建築開始から1年ぐらいかけて、完成とするのがベターでしょう(その間木の乾燥と、木の癖欠点がでるのではないか、そして修正する?)。たしかに、プレカットには、ひっかかりますね。その工務店が、天乾材をどの程度使用しているか?また、既存の天乾材施工の家を見てみるべきでしょう。当然、天乾材は、背割りをいれていますよね、十分成熟した材からの柱材なら、大きな狂いは出ないし、強度も意外と1本柱内で、暴れがないでしょう。また、風とおりの良い家にし、クーラーでがんがん冷やさなければ、いいのでないかとも思われます。未成熟な間伐を使い柱にすると暴れるでしょう、芯去りの材から柱を作るなら、天乾材でも暴れ狂いにくい。基本的には、芯持ち材で、未成熟な木を使用するから、建築後、暴れだし、狂うです。本来、間伐材を使用することに問題です。間伐材を使用しようとするから人工乾燥をしないといけないのです。少し乱暴なところがありますが、大まかなところは、あっていると思います

  • mata3414
  • ベストアンサー率56% (92/163)
回答No.5

プレカット工場で技術を担当している者です。 (1)の乾燥の期間については、他の回答者様も言われているように 何とも言えません。工務店に最初に入って来た状態や その後の管理の状態によりけりです。 (2)について、当方の工場の場合で回答します。 (工場により対応は様々ですので、実際に加工工場に確認は必要かと  思います) まず、グリーン材でもKD材でも集成材でも加工はします。 ただし、材持込の場合は材管理費をプラスするので 加工費は若干割高になります。 (お得意様の工務店だとサービスにする場合も多々あります。) あと、お得意様の工務店に限り支給材の向きの指定とかにも 対応はしています。 (加工手間が増えるので基本的にはお断りしていますが。) 問題の加工精度ですが、 工場に持ち込まれた時点で、既製品寸法が確保されており、 材も真っ直ぐである必要があります。 例えば、  W120×H210 の材は確実に 120mm×210mmでないとダメです。  木材は乾燥すると、120mm×210mm が 118mm×208mmとかになって  しまいます。  プレカットのコンピュータでは既製品寸法にしか対応していない  ため、210mm-208mm=2mmはそのまま建物自体の狂いになります。  あと、乾燥の過程で材の反りやひねりも起こるので、  ひどい反りやひねりの材も建物の狂いの原因になります。 対策としては、 乾燥前の段階で125mm×215mm等の大きめの材を手配します。 乾燥後、プレカット工場に入れる直前に、 製材所などで、120mm×210mmの真っ直ぐな材に再度製材してもらう などが必要です。 (当方の工場はそのようなサービスもあります) プレカット工場手配の木材の場合は、機械投入前にある程度 材の検品をしながら加工に入れるので、反りやひねりの材や 材寸が確保されていない材は、材料メーカーに返品取替えします。 持ち込み材の場合は、基本取替えはしていません。 何れにしても、加工前に工務店さんとプレカット工場の間で よく打合せされていないと、加工後問題は起き易いことは確かです。 (当工場でもたまにモメます)

noname#51930
noname#51930
回答No.4

>最近KD材の使用は極力避けたいと思うようになりました。 よかったら理由をお聞かせ願えませんか?

回答No.3

1:今の時期3ヶ月では乾燥はしません。 2:プレカットでもグリーン材の加工は行っていますが、その材は市場で仕入れたまんまの状態です。 そもそも工務店レベルで自然乾燥させること自体が無理なはずです。 柱・桁は割れによる若干の捩れが発生するので、それを修正挽きする製材機も必要になるはずし、捩れや反りのある材はプレカットには適しません。向きを指定なんて無理です。役柱(無地材)ならともかく一般材にそんなことしませんし、加工するのは素人ですから。

  • tohofu
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.2

えと・・まずグリーン材は乾燥前の生木のことですので天然乾燥材はAD材ですね。万が一グリーン材で材を手配しそのまま使用なんてことになると大変ですからグリーンは乾燥していないものと認識しておいたほうがよろしいかと思います。言葉のやりとりの中で「グリーン材でいいって言ったじゃない」なんて工務店から言われたらOK出した側にも責任ないとは言えませんからご注意下さい。 ご質問の (1)時期的には問題ないと思いますが期間については3ヶ月でOKかどうかはなんとも言えないところだと思います。保管場所、保管状態によっては不十分な場合もあるので含水率はチェックしないとダメなんじゃないでしょうか。ただ、だいたいの場合天然乾燥期間は3~6ヶ月くらいと聞きましたが・・ (2)プレカット自体には問題ないかと思いますが、KD材等に比べて製品安定度が私ならば不安になります。上記とかぶりますが乾燥が不十分な場合、後にくるいが生じる可能性が高いからです。 なんか悪いことばかり書いているみたいになっちゃいましたけど、私自身があまりいいものに当たらなかったのでつい・・(スイマセン) ところでなぜKD材を避けようと思われたのか気になりました。 よろしければ教えて下さい。