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鉄棒の前まわりを怖がる
5歳(年中)の男の子ですが、鉄棒の前まわりを運動会ですることになってます。 先生がぐるんと彼を前まわりさせてくれた時、とても怖かったみたいで、前まわりできません。 何度も、園で練習したり、親も公園で練習させてるのですが、”コワイ”っていう気持ちが抜けないみたいです。 どうやったら、彼の恐怖心を拭い去り、前まわりできるようになるのでしょうか? とびついて、前にぐるんとまわって、すとんとおりるだけなんですが。 彼は、絶対できるようになりたい気持ちはあるのですが、いざとなったらすくむみたいです。 運動会まであと、2週間です。
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こわいですよ。当然でしょう。考えてみてください。 前回りというのは、いきなりさせられると、そのまま地面に向かって落ちそうな気がするではありませんか! もしかして、鉄棒指導について専門ではない先生が、「大丈夫、すぐできるわよ。」みたいな感じで、お子さんの体を勢い良くまわしてしまったのでは? 鉄棒で前回りができるようになるには、いきなり平気なお子さんももちろんいるのですが、うちの子供の場合もそうでしたが、慎重な子どもは段階を踏んだやらないと、思い切って行動しろといっても思い切れません。 あらゆる段階で、自分の体が自分でコントロールできるという自信をつけてあげれば、怖く感じる余地はなくなります。以前体操教室の先生に教わった方法をお教えします。 以下の順序であせらずやってみてください。遊び感覚で。練習という感じではなくやってあげましょう。 まず、適当な(少し高めの、といっても、足が地面につく高さです。絶対に。それで、足をまげて)鉄棒にぶら下がって、なれることからはじめましょう。揺れる感じは(ぶらんこのような)子どもは大好きです。 でも、実は、自分の体重を支えられない(ぶら下がれずにはなしてしまう)お子さんも幼稚園の段階ではおられます。そのばあいは、お母さんかお父さんが鉄棒を握った手の手首をすこし持ってあげて、補助してあげましょう。 なれてきたら、補助者が、体を前後に(おなかやおしりを軽く押して)ゆすってあげて、揺れる感じになれてもらい、揺れることが楽しいと思える様に遊んであげましょう。 ぶら下がってゆれるのに慣れたら、(つまり、一人でぶら下がれるようになってから)次は足抜きまわりです。これをやらずに前周りをやらせると、怖がるお子さんは怖がります。足抜き周りをやるには、ぶら下がっていた鉄棒よりは少し低い鉄棒に移ります。そこで、同じようにぶら下がってみてといいましょう。ぶら下がれたら、足を鉄棒に持っていって(体がゆれてやりにくいので、手首やおしりをささえてあげましょう)足を鉄棒の下を通します。降りて足が地面についたときに肩がねじれるので最初はびっくりするかもしれません。最初は足を抜いてとんとまわるだけで、帰ってこなくて良いのです。この足抜きまわりをしつこいほどしっかりやっておきましょう。体が(頭が)さかさまになってもとにもどる感覚に十分なれることが必要です。足を一人で抜けるようになるのにすこし時間がかかります。それまでは、ゆれを抑えるように補助してあげること。 一人で足抜きができたら、今度は、抜いた状態でもう一度戻って、帰ってきます(元の状態にもどします。)行って帰って一回と言う扱いにしてやってみます。これは、前の段階ができていればわりとすぐできると思います。 次です。いよいよ前回りですが、ここで、鉄棒をもう一段低いものに移るとなお良いと思います。鉄棒に飛びつくのが怖いお子さんもいます。一気に回るのではなく、飛びついて(飛び上がって)鉄棒の上でしっかり両手で体を支えていられるという安心感ができるよう、飛び上がって、鉄棒の上で3数えて、そのまま回らずに後ろにもどっておりるという練習を十分やりましょう。 鉄棒の上で両手で体を10数えるくらいささえていられるようになったら、前回りの練習にはいります。まず、足を下に下ろしたまま、上半身だけを下に折って、vの字の逆のような形で鉄棒のうえにぶら下がることを教えましょう。そのさい、足抜き回りがこわくなければ、このしせいは(さかさまになることはもうこわくありません。)そのとき、勢いをつけずに、静かに前に上半身を折ることを教えます。さらに、足を下に下ろして置くように言い、最初は足があがってしまうので補助をして足を下におろしておきます。そうすると、しずかに自分でコントロールした状態で体が鉄棒に布団干しのようにぶら下がる状態になるだけで、こわくありません。 つぎに、ゆっくりと(勢いをつけて思い切ってとか言っては逆効果です。)下におろしていた足を、ひざを曲げて上にあげ、ぐるりと回るわけですが、このとき、ブランとぶら下がった感じを思い出させて、「手でしっかり鉄棒をにぎっていようね」と声をかけておいて、静かに足をはずしてあげます。これなら、今まで経験した動作の積み重ねにほぼ等しいわけですから、こわくないと思います。くれぐれも、勢いをつけてぐるりとまわるのではなく、さいしょはゆっくりと半分に折れた姿勢から足をはずす感じで、地面にトンと静かに下りるような感じでやってみましょう。 できるようになると、ぐるんとまわる感じが楽しくなって、スピードをつけて回れるようになってきますが、2週間では、勢いをつけずに、ゆっくりおりることを目標にされるのがよいと思います。 かならずできますが、無理をせず、足抜き回りを十分やっておいて、(1週間くらい)、鉄棒の上で姿勢を安定させるのに数日かけという具合で基礎を重視し、最後の前周りを完成させるのは前日ぐらいのつもりでされても大丈夫だと思います。 うちの子もほんとうに大変でした。慎重な子ですが、逆に言えば、スタートは大変ですが、じっくり練習する根気がやしなわれますし、できるようになると、次のステップに進むときに基礎がしっかりしているので有利です。今は小学校3年生ですが、逆上がりをマスターし、前方支持回転とか後方支持回転とか、もう一歩上の技にちょうせんするまでになりました。 楽しく練習して、がんばってください。
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- shinsukenatsuki
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鉄棒と言うより,体が一回転することに不安があるのではないでしょうか。お家ででんぐり返しなどよくしますか?布団の上でごろごろ前回りしてみて,それから#3の方のようにやってみては。
お礼
回答ありがとうございました。お礼が遅れて申し訳ございませんでした。 多分、でんぐりがえりはできる子だったと思います。でも、家でのそういう遊びの中かからマスターしていくのは楽しそうですね。
怖いという気持ちは理屈で解決できない事だと思いますので、この手の事には2児の父親である私も困ります。 無理やりというのも、とても理不尽に思えます。自分自身、子供の頃にどうしても嫌なことがありましたので、そういう時は泣き喚きました。 たぶんダメだとは思うのですが、自分だったらどうしようかなぁ、と考えてみました。 前回りについては、一言も触れないで、鉄棒で遊びます。遊びは鉄棒でなくても良くて、鉄棒の下で土遊びとか、とにかく鉄棒の近くで遊ぶんです。前回りについては、絶対に言わないことで、解決の糸口が見えてくるような気がするんです。 直前になっても前回りが出来なければ、ごめんなさい、あきらめる覚悟を持っていないと出来ませんが。
お礼
アドバイスありがとうございました。お礼が遅れて申し訳ございませんでした。 そうですね、1日つきあってみたとき、休憩しもって練習したんですが、鉄棒のことは触れずに他の好きなことさせた後だと、やる気もでてたみたい。
- may-may-jp
- ベストアンサー率26% (324/1203)
低い鉄棒で、前まわりの途中の状態(ぶら下がった状態)でしばらく遊んでみては。手が地面につけば、手をついて逆立ちのようにしておりる、っていうのをやると少しは恐怖心が減るかも・・・。
お礼
回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。 どうやら、一番ひくい鉄棒でするみたいなんです。他の人は、パパ、ママが棒をもって練習させたみたいなんですが、そのママさんは妊婦なもんで。でも、手のつく鉄棒があればそれがいいかもしれませんね。
お礼
回答ありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。 びっくりしました。もう、鉄棒なんて前まわりで苦労したことがあったかどうかも忘れてたので、こんなに段階があるなんて。詳しいプロセスをありがとうございました。