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法律家って・・・
法律家には、人を納得させる力が必要です。 納得させるとき、条文をなんとか自分の主張にあうようにいろいろな技法を使って、自分の主張を押し通しているのでしょうか。それとも、主張を条文があるがために、ねじまげていかなければならないのでしょうか。 よくわからない質問ですみません。
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法律の条文+過去の裁判の判例を照らし合わせて自分なりの解釈をしているのだと思います。法律家にとって、自分の法解釈と私的意見は別だと思います。今流行のテレビ番組などの場合は「個人的にはこう思うけど、さまざまな事例から判断するとこう主張すべき」という部分があるのではないでしょうか?もちろん全ての件に関してそうだとは言いきれませんが。自分の主張=自分の法解釈であって、自分の主張=自分の私的感情ではないと思います。(法律家の主張は法解釈の主張であり自分の感情をねじまげたり自分の感情にあうように強引に条文を解釈したものではないと思います。) 上手く説明できずにすみません。参考になれば良いのですが。。
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- tokuda-sinnosuke
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こんにちは 誤解があるようなんですが、法律というのは、単なる手段にすぎません。実務法律家が一番気にし、司法試験で合格するために一番必要なものは、結論の妥当性なんですね。 つまり、国民が何を考えているかを考え、多くの国民に支持されるであろう落ち着きどころのいい結論を探っていく、それが法律家が考える正義なんです。 したがって、まずは、自分の価値観に従って、何が正義か判断し、自分が正義だと思った結論を実現するために、法律を解釈します。 要するに、法律はあくまでそれぞれの法律化が正義だと思ったことを実現するための手段に過ぎないんですね。まあ、いろいろ考えていくうちに、何とかなるものですよ。 法律は抽象的に書かれているし、最後は一般条項というものがありますからね。
お礼
ありがとうございます。 法律家は、「相当、自分に自身がなければならない」とつくづく思いました。 (的外れなお礼ですみません)
弁護士が一番説得に力を入れるのは、依頼者です。 条文とか、判例とか、学界の通説なんかで、依頼者の要求の中から裁判所に持ち込んでも通りそうなのを選んで、それを実現できれば納得するように説得するのが、まず最初の仕事です。 それを >主張を条文があるがために、ねじまげ と表現するなら、まあ、お説ごもっともです。 条文があってもねじ曲げないのでは、チンピラと変わらないしね。 あとは、ANo.#3サマが言ってるみたいに、条文の解釈といえる範囲内で依頼者に有利な解釈が構築できたら、その解釈を元に主張することはある。 時には、定住外国人の選挙権とか自衛隊みたいな社会問題を世間に問うために、多少無理な解釈をすることもあるし、刑事事件なんかでも、依頼者に諦めてもらう?ために、依頼者の無理な言い分をなんとか法律構成することだってある。 それを >条文をなんとか自分の主張にあうようにいろいろな技法を使って、自分の主張を押し通している と表現するなら、お説は正しいですね。 てことで僕の回答は、あなたの意見はどちらも正しい、です。 弁護士が友達にいるせいで、ちょっと弁護士よりになったかな?(汗
お礼
どうもありがとうございます。 自分の意見がさらに具体的に(!?)なった気がします。さらに考えていきたいと思います。
- maisonflora
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もともと法律は、全ての状況が想定しきれないし、しすぎると膨大になるので、アイマイナ、大まかな条文になっています。 そして、利害の反する人が自分の利益にあうように適用します。その際、過去の判例は参考になっています。
お礼
過去の判例を参考にし、さらにどう発展させていくかが大事ですよね。
- DoubleJJ
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両方ありますね。 割合からいうと前者の方が多いのではないでしょうか。日本の場合、法律改正に対しての立法活動が拙速であることもあって、法律的な問題を法律の改正なしに、法律を柔軟に解釈したり、もしくは法律を一部無視することで解決していくという手法がどの分野でも広く取られています。
お礼
ありがとうございます。 一部を無視することもテクニック(?)としてあるのですね。法をどう解釈するだけではなく、手法も学ぶ必要があるのですね。
お礼
ありがとうございます。 「主張=法解釈」なのですね!「私的感情」といわれて、私の疑問は「私的感情」が含まれている感じがすることに気付きました。