• 締切済み

コンピュータ技術者と法律家の思考の違い

コンピュータ技術者さんは、専門でない人間の問いに対し、 「こんなことは分かっていて当然であるはずなのに、なぜ分からないのか。分からなくても、ちゃんと自分で調べれば分かるはずだ。ほら見ろ、ここに似たような疑問への回答がある(ソースを提示)」 というスタンスで接する人が多いと思うんですよね。一方、法律家さんは、 「素人がそれを知らなかったり誤解していたりするのは仕方ない。分からないことを自分で調べることも期待していない。仕方ないから、一から説明してやるよ(条文提示→解説→本件の場合)」 というスタンスで接している人が多い。こういう違いはどのあたりから生まれてくると思いますか?

みんなの回答

noname#186579
noname#186579
回答No.6

一応、開発屋なのでコンピュータ技術者の端くれですが……。 開発屋が自分の専門について話をする相手というのは、ほぼみんな同じ開発者たちです。例えばiPhoneのアプリについて話をするとき、一般の人間が尋ねるのは、使い方とかそういったことです。「このアプリのこの部分のソースはどうなってますか?」なんて普通の人が尋ねることはありません。ソースを出す相手は常に同じ開発者たちです。 ですから、開発者は、自分の専門のことについて質問された場合、自動的に「相手は同じ開発者だ」と考えて話をするのが当たり前になってます。 ネットなどでこうしたことについて質問を受ける場合も、基本的に相手は同じ開発者なのですね。たとえ初心者であろうと、始めたばかりの素人同然だろうと、同じ「開発者」という土俵の上に立っているんだ、とみなす人が多いと思います。ですから、「開発者ならこのぐらいわかって当然、知らないなら聞く前に勉強しろ」となってしまうんでしょう。 そして実際問題として、そんな初級レベルのことを人に尋ねる人間は、確かに開発者として失格なんです。真っ当な開発者になる人間は、初心者の頃からそんな質問を他人にしたりしません。少なくとも一定レベルまでは自力でなんとかします。それができない人間は、開発者には向きません。だから、そんなレベルに達してない質問などに対しては、「お前はそもそもこの世界に来るな」という気持ちもあって、ついきつく当たってしまうんじゃないでしょうか。 開発者はコミュニケーションをとるのが仕事じゃないから、という意見もありますが、実際にはコミュニケーションを取るのは開発者の仕事の一部ですよ。今どき、「腕はすごいが誰ともコミュニケーションできない開発者」なんてほとんどいないと思います。一人っきりでプログラミングをしこしこ書いて完成!なんて業務、よっぽど小規模なものでなければありません。たいていはチームで分担してコーディングしますから、コミュニケーションが取れない人間は仕事に入れません。営業並みとはいわないまでも、ごく普通のコミュニケーション能力はあるのが当たり前です。あまりプログラマというのを「能力は高いが社会人として欠陥のある人」みたいに思わないでください。それ、お話の中だけですから。 法律家というか、弁護士さんとかだと、話す相手(クライアント)は基本的に法律のシロウトですよね。そして、そうした人は、別に「法律のプロ」になろうと思って尋ねるわけではありません。「法律なんてわからないからなんとかしてくれ」と尋ねてくる。基本的に「シロウトを相手に説明をするのが商売」なわけです。だからアマチュア相手の説明も手馴れているのでしょうねきっと。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • KoalaGold
  • ベストアンサー率20% (2539/12474)
回答No.5

法律関係、営業関係は相手を説得してなんぼなのでコミュニケーションが仕事の一環です。弁護士が一人で納得して、お前らにはわかんないだろーがとは言えないのです。 製造・研究・技術系は物と付き合うだけでプレゼンが苦手。出来上がった料理をつべこべ言わずに食え、文句あるならお題はいらねーよ、帰れ、というような板前さんの世界。作り方を丁寧に教える事もせず、見て覚えろ、だったりしますね。 教師は前者、スポーツ系は後者に入ります。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • izumi044
  • ベストアンサー率36% (1351/3665)
回答No.4

法律って、独学で簡単に学べるようなものではないですよね。 また、独学で習得出来たとしてもそれで通用するわけでもないですよね。 何か問題があったとしたら、まず「過去の判例」と照らし合わせておそらくこういった結果になるだろうと答えを導き出しますし、その答えも常に同じではありません。 ・素人が簡単に答えを導き出せるわけではない分野だから。(わかりやすくお教えしましょう) 一方の技術者さんは、常に新しいことを取り入れる、勉強していかなければならない方たちですよね。数年経ったら今の技術が古くなっている可能性もあるような職業でしょう。 ・独学で習得することも必要とされる分野だから。(せめてこれくらいは事前に押さえておきましょうと) こういった違いはあるんじゃないでしょうか。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • nahaha55
  • ベストアンサー率21% (274/1301)
回答No.3

社外の人間と、どれだけ接してきたかの違いだと思います。 技術者でも完全内勤と、取引先や一般客の自宅に出向いて 修理等のサービスやサポートを行う人では物腰が違うように 思います。 自分が勤めてきた企業でも、社外に出る頻度の多い人ほど 物腰が柔らかく親切でしたが、完全内勤の技術者ときたら、 ハッキリ言って、ムカつく物言いや態度の人が多かったです。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2131/8006)
回答No.2

 実際にコンピュータ技術者になってみればわかると思いますが、基礎的な問題がわかっていない相手から質問を受けると、不愉快極まりない印象を受けるからです。  コンピュータの知識は日頃から大変な努力を積み重ねて習得するものですし、会得した技術は仕事上、外部に漏らしてはいけない社内機密に属するので、第三者に話が出来ないものが多く、一般に知られている情報を調べるように言うしかないのです。親切丁寧に解説していたら、首が飛ぶからです。  それに対して、弁護士のような法律家は、法律の説明をするのが仕事であり、それによって収入を得ているわけですし、法律は企業秘密ではありませんから、丁寧に説明出来るのです。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1908/9138)
回答No.1

前者の言い分は、「いちいち教えるのが面倒くさい」または、「詳しく知らない」か「説明できるボキャブラリーがない」、それか、説明できるだけの論拠が存在しない。 =>知識はあるが、解説できないレベル。 後者の場合、『租借(そしゃく)』することも含まれているので、説明の仕方がかなり変わる。 簡単に言うと、 前者:学校の先生 後者:塾の講師 という説明で、伝わりますか。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A