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有人飛行が可能な鳥の大きさ・体型はどのようなものでしょうか。
こんばんは。 アニメやゲーム等で、巨大な鳥が首か背に人間を何人か乗せて飛行しているのを見ることがあります。 また、それらの有人飛行が可能な鳥の中には地面を歩く事ができる鳥もいるようなのです。 そこで以下に書いたような疑問を持ちました。もしご存知のこと等ございましたら、ご教授いただければうれしく思います。 ◆鳥の有人飛行は、鳥の大きさによっては可能なのでしょうか。 それとも、ファンタジーの中での出来事に過ぎないのでしょうか? ◆もし有人飛行が可能な場合、 (1)どの程度の大きさ(全長や翼展開時の大きさ・体重など)ならば可能なのでしょうか。 仮定として、搭乗する人間の身長と体重は、日本人の成人男性の平均である170cm,65kgとします。 (2)体型はどのようなものでしょうか。首が長くて太い、足は短い、など。 ◆地面を歩ける鳥は木にとまったり、鉤爪で獲物を狩ることは可能でしょうか。 鉤爪で獲物を狩る鳥の鉤爪を見ていると、地面を歩けないのではとは思っています。 鉤爪の参考url http://big_game.at.infoseek.co.jp/raptor/harpy.html(ページの半分を過ぎたぐらいにあります。) 出展:巨大動物図鑑 よろしくお願いします。
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こんばんは。 人間の成人を乗せて飛べる鳥は存在しないと思います。 現生鳥類で重い部類の鳥は、アフリカオオノガンの重い個体19kg、ノガンの雄の重い個体で、18kg、コブハクチョウ、オオハクチョウなどの重い個体で、13-14kgだそうです(「おもしろくてためになる鳥の雑学事典」日本実業出版社. による)。 飛行の力学について詳しくないですが、こういった鳥が例えば体重の半分の重さの荷重に耐えて飛ぶことはまったく不可能ではないでしょうか。まして、おっしゃる成人男性の体重65kgは、こういった鳥の体重の3-4倍あるので、その重さに耐えて飛ぶというのはまったく不可能だと思います。 アルゼンチンの化石鳥でテラトルニス類のArgentavisという鳥が発掘されており、それは、翼の差しわたしが6-8m、体重が70kg程度あったと推定されているそうですが、それでも人間を乗せて運ぶには、自分の体重に近い荷重に耐える必要があり、人間を乗せては飛ぶことはできなかったと思います。
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- Baku7770
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鳥の有人飛行は可能と言えば可能ですが、それを可能にしてくれるのは大型の猛禽類であり、人の死体を運ぶだけですので、空に舞った時点で仮死状態か死んでいるので不可能であるとも言えます。(笑) かつてニュージーランドに生息していたハルパゴルニスワシなんぞは体重が250kgのモアを襲っていましたし、現在でも子供が鷲に襲われたりしています。 体型とかは一概に言い切れません。それなりの翼面積があって飛翔筋が耐えられればということになります。 最後に別の内容になるかと思いますが、飛べない鳥が鉤爪で獲物を狩ることは可能かということですが、かつては可能であったと回答します。古代にはフォルスラコスとかディアトリマといった鳥が肉食であり、そのような狩をしたとされています。 現存の鳥ではヒクイドリが身を守るために鉤爪で攻撃をしてきますが、草食ですから。 これも参考のURLhttp://big_game.at.infoseek.co.jp/moa/predator.html
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こんばんは。ご回答ありがとうございます。お返事差し上げるのが遅くなってしまい、申し訳ないです。 有人飛行の為に死ななければならないのは嫌です(笑) urlも参考になりました。ありがとうございます。 うーん、出切れば生きたまま元気な状態で乗ってみたかった。有人飛行も鉤爪で狩る事も、ファンタジーだからこそという部分が大きいですね。 ご回答ありがとうございました!
お礼
こんばんは。詳しいご回答ありがとうございます。お返事差し上げるのが遅くなってしまって申し訳ないです。 30kgぐらいの鳥もいそうだと思っていたので驚きです。現在の環境で飛行や狩りの為に邪魔にならない体重というと、ご回答にあるような19kgぐらいなのかな、と思いました。 化石鳥のお話を読み、ならばその2倍だったら…という発想をしてしまいましたが、それこそファンタジーの世界での大きさですね。 現実では不可能とのこと、少々残念です。 ご回答ありがとうございました!