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つばさが丈夫なら長く飛べる鳥人間
鳥人間コンテストで、風で翼が折れてしまう機体が多いようですが、 普通、飛行機の翼は細長いですが、丈夫にするために正方形に近づけてはだめなのですか? 同じ翼面積でも、細長のほうが飛行性能がいいのですか。
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- nozomi500
- ベストアンサー率15% (594/3954)
>羽を前後に大きくしても浮力は大きくならないんですね。 もちろん、同じ長さならば前後に大きな(幅の広い)主翼のほうが大きな揚力が得られます。ジャンボジェットの主翼は幅も広いです。 ただし、限られた材料の中で同じ揚力を得ようとすると、細長い主翼が必要になります。 スピードの速いジェット機ほど、翼は小さくなります。 (ジャンボジェットでも、離着陸のときにはおりたたんだプレートが出てきて翼が広くなります。「前後」を大きくとってですが)
- higahiga
- ベストアンサー率8% (2/23)
鳥人間コンテストのはなしですが、 '04年度に関して言えば、台風の影響でプラットホームの上は背風が常に3~8m/s吹いている上に雨も多少降っていましたから、いくら強豪チームとはいえ墜落しまくりでした。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- yaksa
- ベストアンサー率42% (84/197)
同じ面積(重量)なら翼が細長いほうが、大きな揚力を得られます。 同時に、抗力(風の抵抗)も、細長い翼のほうが大きくうけます。(前面の断面積が大きいですしね) 一方で、揚力と抗力の大きさは、飛行機の速さの2乗に比例します。 つまり、鳥人間みたいに、ゆっくり飛ぶ飛行機の場合は、浮くのに必要な揚力を得るには細長くするしかないのです。正方形の大きな翼はどうか?と思うかもしれませんが、大きな翼はそれだけ重いですからね。人間+機体の重量を支えられるだけの揚力がないといけませんから。 戦闘機みたいに、速く飛ぶならば、揚力は速度の2乗に比例するので、正方形に近い翼でも必要な揚力を得られます。この場合は、抗力も速さの2乗に比例することを考えれば、細長い翼は問題外ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
抗力とは単に翼の断面積が風をさえぎっている抵抗ですか。それとも前に進む力を揚力に変えるための力でしょうか。
鳥人間コンテストの無動力部門の人達がほとんど飛ばないのは、翼のサイズというよりバランスの問題……(^_^; まぁ、翼も小さいですけどね(笑)
お礼
頭から突っ込んだり、上向いて失速したり、見てる方は大笑いですがやってる方は大変な苦労なんでしょうね。
- apple-man
- ベストアンサー率31% (923/2913)
日大のバードマンチームの方々がこの質問に回答 してくれるといいのですが・・・ 流体力学というのを少し勉強すると 分かるのですが、飛行機に浮力が生じる のは、空気の流れによって、羽の上下に 圧力差が生じるためで、これを増やす とめには、飛行速度を上げるか、 羽の形を工夫して、圧力差を大きく する必要があります。 空気がより多く流れれば、浮力は 大きくなりますが、空気の流れる 方向に羽を大きくして(つまり正方形にしても) もそこを流れる空気の量は変わらず、 浮力が変わらない上に、羽を 大きくした分の重量増加があって 飛行機全体の浮力は落ちてしまいます。 >細長のほうが飛行性能がいいのですか。 そのほうが大きな浮力が得られる んです。 ただ流れの方向に対して垂直に 羽を長くすると、空気の流れに対する 断面積が大きくなり、これが空気 抵抗の原因になります。 ですから高速で飛行するジェット 戦闘機など、後退翼にして空気の 流れ方向の断面積を小さくして いるのです。
お礼
羽を前後に大きくしても浮力は大きくならないんですね。 分かり良い説明ありがとうございました
- silpheed7
- ベストアンサー率15% (1086/6908)
グライダーのように高アスペクト比(細長い)翼の方が 性能・安定上は有利ですが、 逆に翼が細長くなることによって強度・構造的には不利になります。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。