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呼吸商のことです!!
呼吸商のことで質問です!ニワトリの雛にグレリンというホルモンを与えると摂食量を下げるんですが、呼吸商も減少するそうです。それなのに呼吸基質のタンパク質も糖質も脂質もどの濃度も変化しないんです。呼吸商が減少するということは基質も減らないとおかしいんですよね??どなたか教えてください!
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すでにおみつけでしょうが,脂質の糖化は水素基が水酸基になる分 酸素要求が増え,呼吸商の分母を増やします。逆に糖の脂質化は分 母を減らします。 分子を比較すると H H H H H H H H | | | | | | | | ─ C─ C─ C─ C─ C─ C─ C─C─ 脂肪酸の炭化水素鎖部 | | | | | | | | H H H H H H H H OH H OH H OH H | | | | | | かなり ─ C─ C─ C─ C─ C─ C─ 大雑把な水中の糖 | | | | | | H OH H OH H OH ↑この酸素分・・・ で,もうひとつお願いします。,これは何個体の平均値でしょうか。 もし,一個体なら,個体差の範囲内のようです。 ただ,現象の方向性からシナリオ推定すると,糖の脂質化が抑制と, 糖利用の増加が起こるようになった。と仮説は立つかもしれません。 成長ホルモンは基本的に体内の糖を増やしますので,グレリンに よりい増加した成長ホルモンが糖を増やすため糖の脂質化が抑制 したという,まだまだ足許のぐらつく仮説ができるかもしれません。
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- Ligandable
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keiii1i様ありがとうございます。 <で、そもそもの質問の「タンパク質も糖質も脂質もどの濃度も変化しな <い」ということですが、実験値から数時間後にはほぼもとの状態に推移し <ていることがわかります。どこ状態の時にそれをどのようにして測定した <のは、示されてませんが、もし糖や脂質の代謝が促進されてもそれを補う <ようにグリコーゲンや脂肪の分解がおきるためそれは、一定であるのでは <ないかと考えます。生物の恒常性の維持といったところでしょうか。 ありがとうございます。2回目の投与時など気になる部分はあります が,やはりそれくらいしか読めない気がします。感謝です。 他事ながら, <またなぜ糖から脂質を作る必要があるか は,基本的に鳥類は飛ぶため,炭水化物と異なり,水を含みにくく 単位重量あたり,約2倍のエネルギーを持つ脂質を呼吸基質として選択 しているからでしょうか (選択したグループが生存に有利・・・ ; ) linkkana05様,基礎研究でよいのでしたら,ウズラ幼鳥をお勧め します。同じ,キジ目キジ科に分類されますし・・・
- keiii1i
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呼ばれたみたいなので回答します といっても自分はただの学部生です 少し調べてみましたがニワトリとグレリンでヒットするのは修士や博士の論文のタイトルばかりで自分には対処できません またここで明確な答えがでるような質問ではないとおもいますが、客観的にみて今示されてる情報について考察します まず呼吸商=CO2排泄量/O2消費量なので、1.2と1よりおおきくなるのはCO2排泄量だけの増加とO2消費量だけの低下が考えられます また測定ということを考えるとO2の消費量に仮に体内で生じたO2が加われば見かけ上低下したように見えます グルコース(呼吸商1)の代謝が最も効率的に酸素の量に対して多くのCO2を発生させられるため1より大きくなるのは、O2を消費してCO2が発生するという過程とは別にCO2が発生もしくはO2が発生されていると考えることができます これの要因を考えると嫌気的な条件ではCO2だけが発生されますが、あまり考えられないと思います O2が発生する場合は摂取した有機物からの発生が考えられます これが上で示されてるように糖の脂質化と考えられます 他にもあるかもしれませんが自分にはわかりません またなぜ糖から脂質を作る必要があるかもわかりません 次にグレリンの投与の影響について 一般にヒトやラットでは摂食中枢に働いて摂食量が増加するようですが、ニワトリのヒナに投与すると摂食量が低下すると記述も見つけました。ついでに眠くなるそうです。これ以上は書いてませんでした、というか研究中? ですが成長ホルモンは摂食中枢ではなく下垂体前葉から分泌されますのでそれらが一致するとは限りません。促進されるかもしれませんし、抑制されるかもしれません。がグレリンはそもそもGRHとソマトスタチンに加わる新たな成長ホルモン促進ホルモンとして発見されているので、促進されたのでないかと考えて続きを書きます 投与によって成長ホルモンが増加したと仮定します 成長ホルモンの主な生理作用(関係ありそうなのだけ) 炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進する 糖新生促進 中性脂肪分解 グリコーゲンの分解 とあります。ということは投与前では糖→脂質となっていたものが脂質→糖となる可能性があります。 そのため呼吸商は減少したものと考えられます で、そもそもの質問の「タンパク質も糖質も脂質もどの濃度も変化しない」ということですが、実験値から数時間後にはほぼもとの状態に推移していることがわかります。どこ状態の時にそれをどのようにして測定したのは、示されてませんが、もし糖や脂質の代謝が促進されてもそれを補うようにグリコーゲンや脂肪の分解がおきるためそれは、一定であるのではないかと考えます。生物の恒常性の維持といったところでしょうか。 以上です というか、自分で実験して質問されているのかと思ってましたが、論文を読んだだけということみたいですね。
- Ligandable
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・・・; 正直なところ,私がこの立場なら,「不定」とします まだ「兆候がある」「傾向がある」といえない様です。 まず,3個体では有意水準が低すぎます。物理化学のように 何個体も試料を用意できませんが,ディクソンメソッドではじく にしても,6個体。できれば36個体はあればと学んでいました。 で, グレリン投与の初回は 0 → 4→ 8→ 12→14時間 対照 1.23→1.24→ 1.21→ 1.26→ 1.25 投与 1.14→1.16→ 1.19→ 1.20→ 1.23 4日後 対照 1.2 →1.18→ 1.19→ 1.18→ 1.17 投与 1.13→1.13→ 1.14→ 1.15→ 1.16 となっていますので,0時間の値が,投与後の経過でしたら, 初回投与で一時的に下がった呼吸商が4時間後に回復したと取れ, 4日後のデータでは,むしろ生理活性がないとも取れます。 この場合,投与前の数値や,飼育条件(温度)などどうなのかも 見ておく必要があるでしょう 一方,0時間が投与前の値なら, 呼吸商の少なかった投与群が投与により回復したようにもとれ ますが,元々低い群であった。または対照群が元々高かった。 となりかねません。 お役に立てず恐縮ですが, 結論や推論を出すのははむずかしいところです。 keiii1i様や,TTOS様はどう観られますでしょう。 また,興味深い数値をお教えいただければ幸いです。
- TTOS
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>タンパク質も糖質も脂質もどの濃度も変化しない この一文はどういった状況を意味しているのか教えてください。 具体的に何における濃度を比較したデータなのでしょう。 ニワトリに穀物を与えて育てた場合、穀物中の炭水化物が主に利用されるため呼吸商が高めなのに対し、摂食量が減少すれば体内に蓄積されたタンパク質や脂質の消費量が高まり呼吸商が下がると思うのですが。 タンパク質の呼吸商は#2さんの指摘のとおり高校では0.8といわれますが、アミノ酸の組成によって変わります。ニワトリの場合については知識がありません。
お礼
グレリンを与える前のヒナの呼吸商は1.2ほどで高く、それもなぜかわかってなかったのですが、わかりました!ありがとうございます!私事で申し訳ないのですが、明日の昼まで論文を見ることが出来ません;;そこで曖昧なのですが、タンパク質も糖質も脂質もどの濃度も変化しないというのは、論文では グレリンを与えたニワトリヒナと、与えなかったグレリンを比較して調査していたのですが、摂食量が減少するのは以前摂食量だけを比較した論文で知っていました。が、今回は呼吸商も、グレリンを与えたヒナと与えなかったヒナの呼吸商を比較すると減少していた。そして、別にタンパク質と糖質と脂質の濃度を比較すると与えなかったヒナは与えたヒナとほぼ同じ濃度を示し差がみられなかったらしいです…。また代謝が起こるとエネルギーの消費が起きて熱産生が増加すると思われるのに、グレリンを与えたヒナと与えなかったヒナでは有意差がみられなかったそうです。文章力がなくて本当に申し訳ないのですが宜しくお願いします!
- Ligandable
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よろしければ,具体的呼吸商をお教えくださると,想定できる かもしれません。(ご研究に障らないていど・・・) 全くの素人考えですが,糖代謝型→脂質代謝型で,脂質の糖転換 による血糖増加→摂食量減少 という 仮シナリオはありますが。 脂肪組織の増減などの観察もなければ何とも言えません。 ちなみにkeiii1i様の揚げ足ですみませんが,RQ 0.85は 高すぎでは(何の肉かな・・)? 高校の教科書では0.8で ごまかしています。
お礼
遅くなってすみません!呼吸商の値を示しますね! グレリンの投与は2回行われてるんですが、最初のグレリン投与のグレリン無しのヒナの0→4→8→12→14時間後の呼吸商は、1.23→1.24→1.21→1.26→1.25と変化するのに対し、グレリン投与有りのヒナの0→4→8→12→14時間後の呼吸商は、1.14→1.16→1.19→1.20→1.231と変化します。そして2日空けてから再びグレリン投与を行いました。グレリン無しのヒナの呼吸商は0→4→8→12→14時間後で1.2→1.18→1.19→1.18→1.17に対し、グレリン有りのヒナは1.13→1.13→1.14→1.15→1.16と、最初の投与のときと同様、グレリンを与えたヒナは呼吸商がとても低い値を示しました。呼吸商は基本的に1を超えることは少ないが、1を超えるときは糖が脂肪に転換するためというのを教科書で見ました。呼吸商の概念をわかってないため、こうゆう応用的な論文がわかりません;;理解するよう努力しますので、どうかよろしくお願いします!!
- keiii1i
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グレリンは食欲を増進させるホルモンだそうですが、鶏では減退されるのですか? また呼吸商は栄養素で一定で 糖1.00>タンパク質0.85>脂質0.71 だそうです 代謝する基質の割合が変わったら減少するかもしれませんね
お礼
回答ありがとうございます!そうなんです、ニワトリでは食欲を下げるんです!代謝する基質の割合が減ったら減少…でも基質の濃度は変わらず呼吸商だけ減少するのは何ででしょう。。。呼吸商の概念が大学生なのに高校の頃理解しないまま今に至っているので困ってます;;
お礼
3個体ずつの平均値です! とても丁寧な回答本当に感謝しております! グレリンにより増加した成長ホルモンが、糖を増やすため糖の脂質化 の抑制が起き、糖利用の増加が起きたことで酸素要求量が増した。これにより呼吸商の分母部分が増えたことで呼吸商の値が減少したと考えていいのでしょうか? 回答待ってます><