- 締切済み
錯誤行為でベルリンの壁は崩壊されのか?
はじめまして。学校で勉強している内容について質問があります。 自分は、現在フロイトの「精神分析入門」を読んでいます。 現在「錯誤行為」を読み進めているのですが ある出来事は、この錯誤行為と関連があるのではないか?と思い立ち 明日のテストで書いてみようと思うのです。 このサイトなのですが http://trivia-zatugaku.blogspot.com/2007/01/no262.html ベルリンの壁の崩壊がこのように行われたのであるならば この出来事のどこかに「錯誤行為」があったのではないか? 例えば、ギュンターさんのマスコミの質問に対する「即刻実施される」 などの発言などです。 これは錯誤行為だ、と思って書くこともできるんですが 少し心配なので質問してみました。 また、無い場合で考えてる文章を少し変えたいので 答えをお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- orrorin
- ベストアンサー率65% (88/134)
「明日のテスト」とのことでもう間に合いませんし、水を差すようで悪いのですが、少なくともシャボウスキーの行動に関しては錯誤行為ではありません。 リンク先から抜粋すると、 ・シャボウスキーは内容がよく分かっていないまま記者会見を始めた。 ・実際には期日が決められていたにもかかわらず、それを伝えられていなかった。 ということは、No.1の方の言葉を借りるなら「妨害する意向」がどこにもないことになります。 なぜなら、「妨害されるべき事柄」について、何も知らないからです。 伝えることを禁止されていたという状況ではないのです。 従って、彼の発言はただの勇み足です。 >本人が当局からの締め付けで「言ってはいけない。」という言葉を認識していた これが事実なら錯誤行為になりますが、そうではありません。 Wikipediaなどを見る限り、少なくとも「そういう事実はない」ということになっています。 ただし、シャボウスキーになぜそれが伝えられていなかったのかという点において、錯誤行為が成立していた可能性はあります(伝達に関わった人が、実は自由化を望んでいなかった、など)。
- hipotama
- ベストアンサー率50% (116/231)
ベルリンの壁について、以前から気にかかっていました。あなたの書かれていたサイトの記事を読んでその謎が解けました。 その謎というのは、何故あの壁が一気に崩れ去ったかということです。また、なぜ北朝鮮と韓国の39度線の国境は崩れないのかということです。 ベルリンの国境が崩れ去ったのは、一つには東ドイツの国内状況があったと思います。その国内事情は政治学で捉えた物でなく、社会心理学でいう群衆心理で捉えた物です。荒っぽうくいうと、パニック状態だと思います。(これはあくまでも私見で検証はしていません。) そのパニック状態で何か引き金になる物があると考えていました。記事ではただ崩壊したことが伝えられているだけで、そのきっかけについて書かれていませんでした。そのことについては、長年気になっていました。 東国内の事情は、最新の冷蔵庫の状態だったと思います。最新の冷凍技術は0℃以下になっても凍らないように電磁波を当てています。それを冷蔵庫から出して衝撃を与えると一気に凍ってしまいます。当時の東ドイツの状態は、まさにその状態だったと思います。電磁波が当時の国家の引き締め、それが切れて衝撃がギュンターさんだったと思います。 なぜ、39度線の国境は崩壊しないというのは、北朝鮮の引き締めが強く国内事情が東ドイツの当時の状況にまで至っていないと思います。 長年の気にかかっていていた謎が一つ解くことができました。ありがとうございました。 私のことばかり書いて申し訳ありません。さて、あなたの質問に対してですが、フロイトはちょっと不勉強なので検索してみました。その記述は以下の通りです。 錯誤行為は三つの種類に分けられる。 一つ目は、妨害する意向を当人が知っていて、行為の前に気付いている場合で、二つ目は妨害する意向を知ってはいるが、それが行為の直前に活動していたことは全く知らない場合である。この二つの場合、例えば言い違いであるなら、これだけは言ってはならないというようなことに限って、つい口をついて出てしまう、というようなことである。つまり行為者がその意向を口に出すまい、と思った直後に、あるいは少し後に言い違いが起こる。 三つ目は、妨害した意向について指摘されると、当人は激しく拒絶し、そんなことはありえない、絶対にありえない、と主張するような場合である。この場合も基本的には前の二つと同じメカニズムなのだが、妨害する意向が遥か昔に抑圧されたものであるため、当人は激しく否定するのである。 要するに、「何かをしようとする意図を抑圧することが錯誤行為の原因」というわけで、つまりは、間違いにも何かしらの意味があるってことです。 ギュンダーさんの「即時実施される。」と言う言葉は、2つめに当てはまるかなと思います。本人が当局からの締め付けで「言ってはいけない。」という言葉を認識していたが、その行為の直前に報道陣の質問攻めに合いその認識が取り去られ、普段から思っている「即時実施」と言ってしまったと言う解釈です。 トリビアの記事で一つ気にかかったのは、「期日が決められていたが知らされていなかった。」という一文です。当人は報道陣の質問攻めにい、その場を取り繕うとしてその発言をしたとも考えられます。また、記者たちの誘導質問ということも考えられます。 よく錯誤行為の例として、最近はNHKのアナウンサーが美空ひばりのことを違う歌手名でいったことがあげられます。ともに緊張状態であることは同じですが、その状況は少し違うように思えます。 自分のことばかり書いて、参考にならなかったと思います。
お礼
なるほど!やはりどこかに錯誤行為の可能性があったということですね。 質問したこっちにとっても、回答者さんの謎が解けたようで、 「質問してよかったなぁ」とちょっと嬉しくなったりしてます(笑) 勘違いや、ついつい喋ってしまったことで歴史が大きく変わる時があるのですね。まさに「ことばの魔法」って感じがします。 (フロイトさん自身も言葉は魔法って書いてたので) これで、テストで書きたいことが書けそうです。 ありがとうございました。m( )m