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この場合、点滴によるモルヒネ5mlフラッシュは正しかったのでしょうか?
先日肝臓癌の末期で3週間前から入院していた母(61歳)が亡くなりました。 はじめは抗生物質の点滴や錠剤の抗癌剤を飲んでいましたが、だんだん肝臓が腫れてきて、黄疸が出てくるようになりました。 日に日に母の容態が悪化してきて、ある日大部屋から個室に移動させられました。 個室に移された次の日の朝、私たち家族は主治医に「少し痛みもあることなので、今回から点滴のモルヒネをします。はじめは1時間で2mlを注入していきます。」と言われたのですが、その後主治医はいったん病室から出て行った後戻ってきて、看護師に「5mlフラッシュして。」と指示を出していました。 それを聞いていた私は不安になり「5mlフラッシュとは何ですか?」と質問したのですが、その主治医は「気にしないでください。」と言って点滴モルヒネを注入する機械を操作していました。 その後30分位したら母は息を引きとりました。 私は本来は1時間に2mlのモルヒネ注入をする予定が、5mlフラッシュしたことで母が亡くなったのが早くなったと思えて仕方がありません。きちんと2mlのモルヒネ注入を行っていればもう少し母が生きていたかもしれないと・・・。 医療関係の詳しい方是非このモルヒネの5mlフラッシュの注入方法が正しいのか教えてください。よろしくお願いいたします。
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- sodenosita
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他の回答にあるように、肝機能などの状況がわからない以上、そのタイミングで亡くなられたことが、早すぎるのかどうかは判断ができません。ですが、個室に移した後ということを考慮すると、早晩であった可能性は非常に高いです。 >きちんと2mlのモルヒネ注入を行っていればもう少し母が生きていたかもしれないと・・・。 お気持ちは非常にわかります。ですが、投与法の適切さは他の解凍にあるとおりだと思います。別の考え方をすると、初期投与で痛みが楽になった後になくなられた、痛みから開放されたのちに亡くなられたという風にも考えられませんか?おそらくは永らえたとして数日ではないかと思います。その数日のために痛みがとれるまでダラダラ時間がかかるのと、痛みがすっととれて楽になるのとどちらがよかったのでしょうか。数日が大切と思われるか、痛みが楽になるほうが大切と考えられるかは個人の価値観の問題だと思いますので、どちらがよかったのかについては正解がありません。悩みどころです。 本当は、主治医の回答が「気にしないでください。」ではなくて、その意義についてその場で説明があったのであれば、質問者さんもこんな風に悩まずにすんだのかもしれないと思います。その点については残念です。
- r_nurse
- ベストアンサー率65% (180/274)
看護師です。 お母様が亡くなられてとても残念ですね。 おそらくモルヒネ投与にはシリンジポンプという注射器を押す機械を使われていたのではないかと思います。また、栄養や水分摂取のための点滴をされていたと思うのですが、その途中に接続して使うことが多いと思います。 そのような場合、接続部分から患者さんの体に入るまでの部分だけで数cc分の容量がありますので、薬の効果を良くするために、その分を満たす程度にフラッシュすることがあります。 他の薬品との併用の有無や肝機能、体重などの状況がわかりませんので、結局は担当した医師にお尋ねになるよりないと思います。 結果的にモルヒネの量がお母様の状態に比して効きすぎてしまったために死期が早まった可能性を完全に否定することはできないと思いますが、極端に多い量とは感じませんし、疼痛緩和という使用目的も適切であったと思います。 少し気持ちが落ち着いてから、また考えられてはいかがですか。
お礼
回答ありがとうございました。少し胸のつかえがとれた感じです。本当にありがとうございました。
- USB99
- ベストアンサー率53% (2222/4131)
持続静注する場合は、普通の処置です。一時間2mlでは効くまでにどの程度かかるか分かりませんし、どの時点で効果判定していいか分かりません。もちろん、初期ドーズを2mgからしていたらという疑問はあるかもしれませんが、とんでもない量とは思えません。
お礼
回答ありがとうございました。このモルヒネの量が多いのか少ないのかがわからなかったので良かったです。 本当にありがとうございました。
- Lescault
- ベストアンサー率40% (947/2331)
こんにちは。 モルヒネ5mlフラッシュとはモルヒネの急速静注の事だと思います。モルヒネに限らず静脈内投与する薬剤の点滴は血中濃度をある一定のレベルに保つことを目的として行います。今回の場合医師は少し多めのモルヒネを急速に静脈内投与することによって、素早くモルヒネの血中濃度を上げ、その後で点滴速度を調整して目的の血中濃度を維持するつもりだったと推測します(詳細な手法は薬学知識のない方には難解になるので割愛しますが)。 用法用量の選択の妥当性については私には分かりませんし、ここで回答を求めても答えられる人はいないと思います。実際に患者さんを見ていないのですから。 お役に立てば幸いです。
お礼
回答ありがとうございました。とても役に立ちました。本当にありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。私は医学の事に関しては全くの無知なものですからとても為になりました。本当にありがとうございました。