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名詞とみなす?
To + V1原型,whether + S + V2 + AorB,V3+O という形の文の場合、(V1するために、SがAまたはBにどちらにせよV2するには、OをV3する)という意味で、この文の主語は、(whether+S+V2+AorB)の部分だとすると、この節になっている主語部分全体をまとめて、品詞で言うと名詞でよいですか? そしてこの文は第三文型ですか?
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No.1、2です。補足質問にお答えします。 英文拝見しました。 以下のように文法分析します。 1.To~give,: (1)このto不定詞は、名詞的用法 (2)名詞句として主語S (3)句の中のthat節は目的格の関係詞で、先行詞はthe sensation of pleasure「喜びの感性」になります。 2.whether~sclupture: (1)whether自体は接続詞 (2)ただ、whether内は節になっていないので、このwhetherは句になります。 (3)これは、前置詞inに続く語がmusic、painting、aruchitecture、sculptureと4つあり、これらは前出の動詞feelにかかっています。 (4)つまり、(直訳)「音楽においてであれ、~においてであれ…を感じること」という訳になります。 (5)従って、このwhetherの句は、動詞を修飾するので副詞句ということになります。 (6)ここでは、( )で挿入的に追加された用法です。 (6)このような前置詞句の並列だけでは、名詞句や名詞節になることはありません。名詞になれないので主語にもなれません。 3.Requires (1)目的語をとる他動詞V (2)3単現のsがついていることから、主語はto不定詞であることがわかります。 4.not~senses: (1)not just A but Bで「AだけではなくてBである」というイディオムです。Justは=onlyの意味で使われ、not only A but also Bのイディオムと同じ表現です。 (2)not~最期までが文法上のRequiresの目的語Oになります。 (3)conscientious effort of the mindはbe conscious of「~を意識する」というイディオムをあてはめて訳すときれいな訳になります。 (4)sandpapering of the sensesのofは「目的格」の用法の前置詞で、ここでは、「感性にやすりをかける」→「センスを磨く」という意味で使われています。 5.以上から、この英文の構文は、SVOの第3文型ということになります。 6.ただ、英文を拝見して、確かに最初のTo不定詞は、「~するには…が必要だ」というように、副詞的に訳した方が、きれいな訳なると思います。文法上はあくまで名詞的ですが、意訳だとそんな訳の方が適訳となります。 以上を踏まえて訳例は (直訳)「芸術が与えることのできる喜びの感性を感じることは、それが音楽、絵画、建築、彫刻においてであれ、精神を意識しようとする努力だけでなく、ある種の感性にやすりをかけることが、必要である」 → (直訳)「音楽、絵画、建築、彫刻など、いずれの分野においても、芸術がもたらす喜びの感覚を感じるには、心を感じ取ろうとするだけでなく、ある程度感性に磨きをかけることが必要である」 となります。 以上ご参考までに。
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- Parismadam
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No.4です。タイプミスがあります。 最期の訳例で(直訳)の一部を下記のように訂正して下さい。 「~ある種の感性にやすりをかけることが、必要である」(X) →「~ある種の感性にやすりをかけることを、必要とする」(O) あくまで、直訳の方です。 失礼しました。
- ANASTASIAK
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>この文の主語は、(whether+S+V2+AorB)の部分だとすると、 文法的に主語にはなり得ません(副詞節なので)。 >そしてこの文は第三文型ですか? 文全体ではこの文は第三文型です。
お礼
ありがとうございました。 やはり副詞節ですよね。
- Parismadam
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No.1です。お返事を有難うございます。補足質問にお答えします。 ご質問1: <質問の文の場合コンマで挟まれているので、主語にはならないということでしょうか?> 実際の例文を見てみないことにはなんともいえません。ご質問の構文に忠実に英文を再現してみても、コンマで挟まれると、V3の主語とは見えないのです。 この構文の具体的な英文例はあるのですか?あれば、是非ご提示下さい。 ご質問2: <V3は三単現のSがついているので、命令文ではないと思うので、やはり、to V1の部分が主語ということになりそうですよね> 動詞V3に3単現の「s」がついているのですか?それなら、主語のない命令文でなく、3人称単数の主語がある、ということになります。 ご質問の例だと、toで始まる名詞句がV3の主語と察します。 以上ご参考までに。
補足
再度ありがとうございます。 この例文ですが、 To feel the sensation of pleasure that the arts can give, (whether in music or painting or architecture or sculpture,) requires not just a conscientious effort of the mind but a certain sandpapering of the senses. という文なのですが、よろしくお願いいたします。 で( )内のどこかに省略があるのでそれを補うのですが、 whether の次にit may be を補うのではないかと思うのですが。
- Parismadam
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こんにちは。先ほどのご質問では迅速なお返事を有難うございました。 ご質問1: <品詞で言うと名詞でよいですか?> いいえ。 1.「節」は品詞とは言わず、品詞で表せません。 2.一語一語の語は「品詞」になりますが、(whether+S+V2+AorB)の語の連続の総称は、品詞とは言えないのです。句か節になります。 3.ご質問文のwhether節には、S+Vがありますから、whetherは接続詞となります。 4.このwhether節が前後を「,コンマ」で挟まれているところを見ると、このwhether節は挿入句と考えられます。 5.その場合、V3の主語となる名詞節とはならず、「SがAであれBであれ」という意味の、譲歩を表す副詞節になります。 6.例文があった方がわかりやすいので、ご質問の例に即して作ってみる 例: To be a lawyer, whether you are young or old, study it. 「弁護士になるためには、あなたが若かろうと年とっていようと、それを勉強しなさい」 という命令文になってしまいます。 7.その場合の文法分析は、 To be a lawyer:目的を表す副詞句M whether you are young or old:譲歩を表す副詞節M study:目的語をとる他動詞V it:studyの目的語O となり、SVOの第3文型になります。命令文は主語がないので、文法上省略された主語youを考慮に入れます。 8.具体的な例文がないと、断定は難しいですが、ただ、ご質問文のwhether節前後に挿入を示唆する「,コンマ」があるために、その節が名詞節で主語になるとは断定できない文です。 でも、それが主語でないとすると、V3の主語がないことになりますから、V3は主語のない命令文の動詞、という判断になってしまうのです。 9.また、このTo不定詞は、「~するために」という目的用法ではなく、「~することが」という名詞的用法として、これが主語になっているのではと推察されます。 例: To be a lawyer, whether you are young or old, needs a hard study. 「弁護士になることは、あなたが若かろうと年とっていようと、熱心な勉強を必要とする」 上記6の命令文の例文より、こちらの方がまだ、わかり易い分です。 10.この文の文法分解は To be a lawyer:主語S。toは名詞的用法の不定詞 whether you are young or old:主文を修飾する副詞節M needs:目的語をとる他動詞V a hard study:needsの目的語O となり、SVOの第3文型になります。 以上ご参考までに。
補足
こんばんは。 さっそくのご回答大変感謝させていただきます。 文法書に Whether there are any survivors is still uncertain. (生存者がいるかどうかはまだ確認されていません) という文があり、whether節が主語の場合があるのですが、質問の文の場合コンマで挟まれているので、主語にはならないということでしょうか? V3は三単現のSがついているので、命令文ではないと思うので、やはり、to V1の部分が主語ということになりそうですよね。
お礼
ありがとうございました!! 懇切ご丁寧に何度もご回答いただきすっきりと疑問点がわかりました。