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英語文型についての疑問と解説
- 英語の文型について初心者がよく疑問に感じることの一つに、SV文型とSVO文型の違いがあります。
- SV文型は主語Sと動詞Vから成る文であり、目的語Oや補語Cを含んではいけません。
- 一方、SVO文型は主語S、動詞V、目的語Oの順で構成されます。教科書での例文を見ると、目的語Oがはっきりしていることがわかります。
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目的語というのは他動詞に対するものです。 go は自動詞なので、「教会に行く」 ということを表現するにはいきなり目的語をもってくることができません。そこで to という前置詞をもってきて、その前置詞に対する目的語という形で to church とします。 S + V + O の文型の V は他動詞の場合です。動詞が直接に目的語を支配する場合です。 My parents go to church on Sundays. という文の場合、核になるのは My parents go という部分ですから S + V という文型でしかありません。 他方 The hunter killed the bear with one shot. の方は、kill という動詞が直接 the bear という名詞を支配しています。自ら名詞 (目的語) を支配しようとするので、その動詞は他動詞です。他動詞は目的語を取る動詞です。S + V + O という文型は、動詞が直接目的語を従えている形の文を表すものです。 動詞には他動詞と自動詞の別がありますが、同じ動詞が他動詞になる場合と自動詞の働きをする場合と両方持っているものもあります。それらの区別は辞書に出ています。 基本的に S + V ですが、動詞とその後ろの名詞 (あるいは名詞に相当する表現) がその動詞とセットになっていて不可分の状態にある場合には S + V + O の文型だとするわけです。 日本語訳にとらわれすぎると、日本語に訳した場合の目的語というのにとらわれてしまう嫌いがあるかもしれません。英文そのものを見て、動詞が直接に目的語をとっているかどうかを見て、その動詞が他動詞であれば S + V + O だな、と見ればいいのだと思います。
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- wind-skywind
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簡単に言うと、「を」と「に」は違うというか、 英語としては前置詞 to があると SVO にならない、というか。 英語で大切なのは to があるかないかであり、文型が何かではありません。 go to church で「教会に行く」 kill the bear で「熊を殺す」 と英語がわかれば文型などどうでもいいことです。 go church なら SVO ですが、go to church なら SV ちょっと単語を変えて I walk to school. 「学校まで歩いていく」は SV I walk my dog to the park. 「公園まで犬を散歩に連れていく」なら SVO これも文型が大切なのでなく、こういう英語だとわかることです。 なぜ文型をやるかというと、このように同じ単語でありながら使い方が違う場合に 文型で分けるとわかりやすいからです。 to ~とか、with ~があったら、O や C として数えない。 The hunter killed the bear with one shot. も、with one shot の部分は文型としては数えません。 こういう部分は修飾語(M)として分類します。 高校生は必ずやるのですが、 前置詞+名詞と、副詞は修飾語として O や C に数えない。 まあ、これは手法にすぎず、文型そのものはどうでもよく、 英語として to などをどう使うかです。
- SPS700
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「を」が付けば目的語、付かなければ目的語でない、これで大抵済みます。 日曜日に私の両親は教会を行く、というのは変だから SVで、第一文型。 日曜日に私の両親は教会を焼く、というのはいいから SVOで、第三文型。
- wy1
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My parents go to church on Sundays. のgoが自動詞であることご存知ですか? 即ち、自動詞は”目的語”は支配できません。 to church on Sundays はは副詞句でしょう。動詞goを修飾する副詞と考えられます toは行く先を支配する前置詞でです。即ち、 churchは前置詞toの目的語です。 先ずは、英語の動詞の種類、他動詞と自動詞の区別や使い方を正確に学ばれることをお勧めします。 また、日本語の文法と混同しないように。
お礼
皆さんのご回答の中で自動詞、他動詞が共通のキーポイントであることが分かりました。 自動詞、他動詞はぼんやりとは分かっている程度で、もちろん文型の判断に自動詞・他動詞を考えることはしませんでした。(教科書にも、そこまでの説明はありませんでした。) 自分なりにネットで自動詞・他動詞を再学習してみました。 自動詞は目的語を持たない(持たなくてもいい)動詞。ただ、日本語としては目的語となるものがあるときは、toなどの前置詞などを使う。 他動詞は目的語を持つ(持つことができる)動詞。前置詞を付けない名詞そのままを目的語にできる。 toが付いているからSVO文型にはならない・・・幾分、形式論的で実のないことのように感じますが、文型が何かの役に立つこともあるのでしょう。 訳が分かればそれでいいという wind-skywindさんのご意見、私もそもそもそいう考えの人間なので、安心しました。 もちろん、英語の様々な知識を身につけたうえでのことかとおもいます。 皆さん、ご回答の核心部分は同じようですね。 bakanskyとwind-skywindは特に詳しい解説有難うございました。