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不機嫌のメカニズム

人間は何故、朝起きた後(起きて数時間後)機嫌が悪くなるのでしょう?私の場合、なんの前触れもなく当然嫌な事を考えたりします。 機嫌が悪い時、人の脳内ではどんな事が起きているのですか?例えば、何とかホルモンとかいう化学物質が出ているとか…。 だとしたらそのホルモンをある程度自在に操ったりできないでしょうか? 不機嫌になるとはどういうメカニズムなのか知りたいんです。 宜しくお願い致します。

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  • ruehas
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回答No.2

こんにちは。 この場合、脳は自分に与えられた状況を「不快」と判定し、「NA(ノルアドレナリン)」を分泌させています。これにより、脳の覚醒状態や自律神経系の働きが活性化され、神経質になったり身体の生理状態が変化します。これは我々の身体が与えられた状況に対処するために脳が指令を出すもので「ストレス対処反応」といいます。 感覚系に嫌悪刺激の入力があったり、あるいは何か嫌なことを考えたりしますと、この情報は「不快」と判定され、これに対処するための適切な身体反応が発生します。ストレスの原因が分からない場合は「不安状態」になり、原因は分かっているのにその場では対処できないとイライラします。 ここで中枢神経系の働きを亢進させ過敏な状態にしているのは脳内広域に投射される「NA(ノルアドレナリン)」です。これに対しまして、脳を通常の安静覚醒状態に保つのは「5-TH(セロトニン)」という伝達物質です。このような脳内物質の効果剤といいますのは「うつ病」の治療薬として効果が確かめられていますが、まだお医者さんに相談しなければやってもらえないか、症状によっては通常の精神安定剤ということになるのではないかと思います。 「NA」といいますのは「いざ! ストレス」というときに緊急に分泌される伝達物質です。ですから、まずこのようなNAが分泌されるようなストレスに曝されないというのが一番良いことなのですが、効果剤の投与以外に脳内の「5-HT」の分泌を促し、心身をリラックスさせる方法としましては「リズム運動」を行なうのが良いとされています。 NAが環境の変化に応じて分泌されるのに対しまして、5-HTの分泌は身体の運動状態によって変化します。この「リズム運動」といいますのは、「散歩」「ジョギング」「体操」「ガムを噛む」といった、「一定のリズムで繰り返される軽い運動」です。これにより5-HTの分泌を促し、脳を安静覚醒状態に戻すことができます。 とは言いましても、とにかくこれはストレスなのですから、その原因を排除するというのがまず第一だと思います。朝起きて数時間後ということでありますならば、朝食などの生活習慣に問題はありませんか。 原因を排除するというのは身の回りの心配事や問題を片付けるということなのですが、仕事や人間関係といった慢性的なものである場合は中々そうはゆきません。ですが、放っておきますとうつ病の原因にもなりかねませんので、勤めて定期的なリラックスが必要です。 休暇を利用してストレスから遠ざかる、くよくよ考えない、何か別のことで気分転換をするといったことですね。 イライラしないためには、まず脳内にNAを分泌させる原因を作らないということです。そして、気分転換をなさるならば趣味やスポーツももちろんですが、5-HTの分泌を促す「リズム運動」といいますのは手軽でお勧めですので、ぜひ取り入れてみて下さい。

noname#78932
質問者

お礼

ありがとうございます。リズム運動ですか。それなら簡単に出来そうですね。 早速取り入れます!

その他の回答 (1)

  • monchi17
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回答No.1

不機嫌って自分の傲慢な疑いから作られている場合があります。 今ある問題で不機嫌の場合もあるかもしれませんが、 もっと前に作られています。 「自分は愛されているのか」 「自分は嫌われているのではないか」 「自分は役にたってないのではないか」 「自分なんか必要とされていない」 「自分はダメな人間だ」 「自分にはどうせ出来ない」 こういう疑いの目を自分に向けてると不機嫌になってきますよ。

noname#78932
質問者

お礼

ありがとうございます。 「自分にはどうせ出来ない」等、それは確かに大いにあるのですが、それを根本的に解決しないと駄目というでしょうか。 …難しいですね。これが無い人間は多分いないでしょうから…。 でもこれ以上作らない様に心がける事は可能ですね。