- ベストアンサー
現在分詞? なぜforbiddingなのか 過去分詞じゃダメ?
センターの過去問を解いていて疑問に思ったので質問します。 We should have a strict rule forbidding smoking in public. で、このforbiddingの働きはどんな働きなのでしょうか? 僕はrule以下が現在分詞の働きをしているのだろうとは思いますが 不安なので質問しました。 でもこれを過去分詞の後置修飾に置き換えることはできないのでしょうか?つまり、公衆の場で喫煙が禁止されたルールを作るべきだ。 とするということです。 あと、現在分詞は「~している」だけでなく「~する」と訳しても OKなのでしょうか? 回答お願いします。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。1/11のご質問ではお返事を有難うございました。補足質問があったようですが、メールを見るのが遅れすぐに回答できず失礼しました。 ご質問1: <このforbiddingの働きはどんな働きなのでしょうか?> 動名詞です。 1.ここではa strict rule (of) forbiddingの、同格のofが省略された口語表現で、「~という規則」となります。 2.同格のofの省略は、口語表現ではよく見られます。文法的にはかなりくだけていますが。 例: an idea (of) ~ing 「~するという考え」 ご質問2: <僕はrule以下が現在分詞の働きをしているのだろうとは思いますが> そう見えますが、ここは動名詞になります。 現在分詞にならない理由は以下の通りです。 1.関係代名詞の主格のwhich+動詞が省略されて、動詞の現在形で先行詞を修飾する場合は、その動詞が「状態」を表す場合であって、これからする「未来の状態」を示唆する場合には、現在分詞は使われません。 例: the rule which forbids~ →the rule forbidding~(O) 「~を禁止している規則」 the rule which should forbid~ →the rule forbidding~(X) 「~を禁止すべき規則」 2.ご質問文は、「~厳しい規則を儲けるべきだ」という、未来志向の文になっています。つまり、現在はそのような規則がないので、現在の状態を意味する「現在分詞」の表現は、ここでは不適となるのです。 3.現在分詞は、文字通り「現在」の分詞であって、「~するような」「~すべき」「~するだろう」といった、未来について言及することはできません。 その場合は、to不定詞で表します。 例: the rule to forbid~ 「~を禁止するような(するべき)規則」 4.従って、ここはfobiddingを「禁止すること」という動名詞ととらえ、 「~を禁止する(こと)という規則」 と考えるのが自然です。 ご質問3: <これを過去分詞の後置修飾に置き換えることはできないのでしょうか?つまり、公衆の場で喫煙が禁止されたルールを作るべきだ。> できません。喩え、forbiddingを現在分詞と解釈したとしても、過去分詞にすると現在分詞の解釈とも意味が異なってきます。 1.もしここを過去分詞にすると以下のような英文になります。 a strict rule forbidden smoking in public. 「~を禁じられた法則」 2.この場合、forbidenはruleにかかっています。つまり、ruleはforbidの目的語だったというわけです。すると主語は何になると思いますか?主語は「国」などの「規則を作る人」となります。 つまりこの過去分詞の文は以下の文を受動にしたものです。 They forbid a strict rule (of) smoking~ 「彼ら(国)は、タバコを吸うという規則を、禁止している」 →a strict rule forbidden smoking by them 「彼ら(国)によって、タバコを吸うことを禁じられた法則」 3.ちなみに、ご質問文のforbiddingを現在分詞と考えた場合の意味は 「タバコを吸うことを禁止している法則」 となるはずですから、上記の意味と異なってきます。 ご質問4: <現在分詞は「~している」だけでなく「~する」と訳してもOKなのでしょうか?> 1.この「~する」が未来のニュアンスを表す、「~するだろう」「~するべき」「~することになっている」といった意味での「~する」にはなりません。理由は上記でご説明した通りです。 2.ここは、「禁止すること」という動名詞の訳になります。意訳ではこの名詞のニュアンスを含みながら、「禁止するという規則」→「禁止するような規則」というすっきりした訳になります。 3.以上を踏まえてこの英文の訳は 「公共の場では禁煙にするという厳しい規則を儲けるべきだ」 となります。 以上ご参考までに。
その他の回答 (7)
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
未来に向けて「~すべき」というのは should が担っていますので, rule forbidding ~の部分に未来的意味は必要ありません。 Next morning, too, there'll be some people running in this park. 「明日の朝も,この公園を走る人たちがいるだろう」のような英文も, 未来の意味は will が担っていて,running の部分に未来的意味がいらないのと同じです。 また,日本語では「~という規則,法律」といいますが, 英語では同格の that 節や of 動名詞は用いられません。 「~というニュース」などもそうですが, the rule in which ~という形でつなげることは可能ですが, 同格にはなりません。 また,of の後に疑問詞節がくる場合,疑問詞節自体が同格節になるため, of が省略されますが,of ~ing の場合は省略しないと思います。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
rule は「禁ずる」立場であり,smoking が「禁じられる」立場ですので, rule の後にくるのは現在分詞の forbidding です。 しかし,名詞を修飾する現在分詞は必ずしも進行形的意味をもちません。 people living in Japan =people who live in Japan です。 live は一時的に住んでいる場合など,進行形も普通に用いられますが, live の方がそれ以上に普通です。 people living in Japan の living は動詞を形容詞的に用いるためのものであり,進行形の意味を出すためのものではありません。 rule forbidding smoking in public の場合,名詞を修飾するために ~ing 形になっていますが,関係代名詞を用いる場合,進行形にしなくても書き替えられます。 ~ rule which forbids smoking in public と書き替える方がかなり自然な英語です。 forbid は動作動詞とか状態動詞という区別はしにくいですが, forbid で「禁じているのだ」「禁じるものだ」と断定する意味になりますので, 進行形にすることは少ないと思います。 rule is forbidding と rule forbids law is forbidding と law forbids で検索結果をみれば一目瞭然です。 現在分詞の後置修飾の場合,進行形になる,なりにくいにかかわらず, 用いることが可能なのです。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
(訂正) which forbidding the act of smoking --> which is forbidding the act of smoking
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
forbid 動作動詞に分類して問題ありません。 進行形も良く使われます。ただし、 The law is forbidding のあとには ing 形より名詞が来るケースが多いです。ing ing と二つ続くのが避けられるからと思います。 理解の助けになるかと思い which is forbidding に置き換えたらといいましたが、自然に置き換えるなら、 which forbids smoking which forbidding the act of smoking が自然でしょう。考え方は同じですし、進行形にすることは問題ありません。 また forbid 人 to ~ で「人が~するのを禁ずる」という表現もありこれも進行形を使ってまったく問題ありません。 進行形を使うことによって禁止していることを強調できます。 補足ですが、状態動詞も状態を強調するために進行形にすることがあります。マクドナルドの I'm loving it がその例です。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>あと、現在分詞は「~している」だけでなく「~する」と訳しても OKなのでしょうか? ○ その通りです。現在分詞は通常は「進行形を含む関係代名詞節」で書き換えることができますが、現在分詞が「状態を表す動詞」の場合には、進行形ではなく「現在形を含む関係代名詞節」に書き換えなければなりません。 (1) The man working behind the desk is Ken. → The man 【who is working behind the desk】 is Ken. (2) Ken has a small box containing jewels. → Ken has a small box 【which contains】 jewels. ○ したがって、お尋ねの英文は、下記のような英文に書き換えなければなりません。注意して下さい。 ※ We should have a strict rule forbidding smoking in public. → We should have a strict rule 【which forbids】 smoking in the public. 訳:「私たちは公衆での喫煙を【禁止する】厳しい規則を持つべきです。」
お礼
回答ありがとうございます。 forbidは動作動詞ではなく状態動詞っていうことなのですか? 僕は動作動詞だと思っていたんですがどうなのでしょうか?
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
現在分詞は which is forbidding 過去分詞は which is forbidden のように関係代名詞に置き換えると分かりやすいですよ。 したがって、rule というものが受身の forbidden にはなりませんね。 過去分詞 forbidden を使うなら We should have a strict rule by which smoking in public is forbidden.のような感じになります あと、現在分詞は「~している」だけでなく「~する」と訳しても OKなのでしょうか? YES OK
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
>で、このforbiddingの働きはどんな働きなのでしょうか? おっしゃるように後置修飾です。明示的に言い換えると、 a strict rule which is forbidding smoking in public. とすることもできます。 >過去分詞の後置修飾に置き換えることはできないのでしょうか? ルールが条文で禁止しているのであって、禁止されているの がルールではありません。したがた、ruled forbiddenとする と禁じられたルールとなって意味がちがってしまいます。 >現在分詞は「~している」だけでなく「~する」と訳しても 日本語の連体詞としての「~する」の活用としてなら可能な場合 もあると思います。 しかし、意味的には現在分詞は進行形の形容詞的用法なので、 多くは「~している」という訳がふさわしいものとなります。
補足
わかりました。 ルールは喫煙を禁止するものであって、 禁止されているものじゃないということですね。 僕は、物がきたら過去分詞にすると思っていたんですが、 そういうわけじゃないんですね。
お礼
わかりました。 現在分詞は文字通り現在を表すんですね。未来は表さない。 遅れましたが本当に丁寧な回答ありがとうございます。