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金属の酸化還元反応の所でわからないところが
こんな問いがあったのですが 次の金属と、化合物(水溶液)との組み合わせで反応するものは変化をイオン反応式で表し、反応しないものは×を示せ (1)Mg(金属),NaCl(水溶液) (2)Zn(金属),(CH3COO)2Pb(水溶液) (3)Hg(金属),AgNO3(水溶液) (4)Al(金属),HCl(水溶液) という問題なのですが、解答では 1番が×で 2番がZn+Pb2(+)→Zn(2+) 3番がHg+2Ag(+)→Hg(2+)+2Ag 4番がAl+H(+)→Al(3+)+H2 となっているのですがなんで1番が×になっていて 他の式もどうやって求めるのかどうやっても全然わからず困っています いったいどうやったら式を求めたり×とわかったりするのでしょうか? お願いします
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他の皆さんが回答しているようにイオン化傾向を使えば簡単ですよ。イオン化傾向というのは、金属をイオンになりやすい順に並べたようなものだと思ってください。(本来はイオン化列という方が正しいのですが) 高校ではLi K Ca Na Mg Al Zn Fe Ni Sn Pb (H) Cu Hg Ag Pt Auがメジャーですね。Liはイオン化傾向がこの中では最も強く,Auが最も弱いわけです。 つまりLiに近いほどイオンになりやすく(単体になりにくく)、Auに近いほどイオンになりにくい(単体になりやすい)ということです。 例えば、 (1)のMg(金属)とNaCl(水溶液)では、NaCl水溶液なのでNa+とCl-に電離しています。つまり、MgとNa+で電子を移動させるかどうかがこの問題を解く鍵になります。MgとNaではイオン化傾向はMgよりNaの方がイオン化傾向が強い=イオンでいたいということですから、反応は起こりません。 逆に、 (2)のZn(金属),(CH3COO)2Pb(水溶液)では、(CH3COO)2Pb水溶液なのでPb2+と2CH3COO-に電離しています。つまり、ZnとPb2+で電子を移動させるかどうかを調べればいいんです。ZnとPbではイオン化傾向はPbよりZnの方がイオン化傾向が強い=イオンでいたいということですから、反応が起こり、Znが持っていた電子をPb2+に与え、Znがイオンになり、Pb2+が単体(金属)になるのです。 同じように考えてみてください。
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イオン化傾向の小さいものから大きいものに電子が移動します。
- 10ken16
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イオン化傾向(これは憶えるしかありません)に基づいて、 電離した(イオンになった)物質の、 どれとどれが相性がよいかを判断します。 その上で、化学式の両辺で、動いた電子の数をそろえて、 最後にその電子の±を0にする数の陽子(Hイオン)をくっつける、 というのが、初歩レベルの話です。 今回の問題はそこまで行きませんが、 最外殻電子と科学的に安定であることの関係について さわりだけでも知った上で、 イオン化傾向について復習されることを勧めます。 その知識無しには、ここに書ける程度の言葉では 説明のしようがありません。 逆に、上記のことを少し理解して例題を解いていけば、 説明を受けるまでも無いことになるでしょう。
イオン化傾向を使います。これは暗記するしかありません。