- ベストアンサー
酸化、還元
銀は濃硝酸と反応してとけるが、これは濃硝酸の酸化作用によるもので、水素は発生せず二酸化窒素を発生する。 AG+2HNO3→AGNO3+H20+NO2 と書いてありますが、途中の式が知りたいです。 またこういった式をつくるためには何を覚えとけば良いのでしょう。 式全体を暗記するしかないんでしょうか
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
濃硝酸が酸化剤として働いた時はNO2が出るということだけは覚えておく必要があります。半反応式はそれだけで作ることが出来ます。 水溶液中で起こる反応の場合です。 (イ) HNO3 → NO2 (Nの数が一致している) (ロ) HNO3 → NO2+H2O (Oの数をH2Oを補って合わせる) (ハ) HNO3+H^+ → NO2+H2O (Hの数をH^+を補って合わせる。) (ニ) HNO3+H^++e^- → NO2+H2O (電荷を電子を補って合わせる。) NO2が出るということが分からなくなれば HNO3は H-O-NO2 であるということからイメージすればいいです。後ろの-NO2がNO2として離れてくると考えるのです。この時に電子が1つ必要になります。前のH-O-は硝酸のH^+と合わさってH2Oになります。 (専門家から見れば「?」が付くかも知れませんがただ丸覚えするよりはいいでしょう。) 希硝酸の場合は水の多い環境ですから生じたNO2が水に溶けてNOを発生するとして組み合わせればいいです。 3NO2+H2O→2HNO3+NO この反応は硝酸の製法のところでも出てくるものです。
その他の回答 (2)
- lialhyd
- ベストアンサー率63% (94/149)
中学生か高校生かにもよるが… 高校生なら、銀が銀イオンになる半反応式(電子を含む式)と濃硝酸の酸化作用に関する半反応式を作って、電子の数を合わせるように組み合わせればいい。 よって、酸化剤と還元剤の半反応式を覚えておけば作れる、という話になる。
あなたが将来物性物理を専攻するのでしたら探しても良いですが、入試だけなら、覚えちゃった方が早いです。 だって化学反応って本当に式の通り起きている訳ではなく、あくまで結果の数合わせなんですから。