#1の回答の通りです。
余計なことかもしれませんが、沈殿の生じる反応について少し、
沈殿が出来たということは固体が沈んだということですね。
その固体は溶解度が小さい物質であるということですね。
逆に矢印のついていないNaNO3は水によく溶ける物質であるという事になりますね。
NaClもAgNO3も水によく溶ける物質です。だから混ぜる前は濁りのない、透明な溶液です。
イオン性物質は水に溶けていればイオンに分かれています。AgCl以外では化学式の通りの形でくっついて存在しているイオンはないのです。全てバラバラです。
混ぜる前はNa+,Cl-、Ag+、NO3-がバラバラになって存在しています。混ざるとこの中のAg+とCl-がくっついて沈みます・。Na+とNO3-はバラバラのまま溶液の中に残っています。
変化したものだけ抜き出すと
Ag++Cl-→AgCl↓
です。Na+とNO3-がくっついてNaNO3が出来たなんて言わないで下さいね。
NCl+NaOH→NaCl+H2O
の反応で「NaClが出来た」とか「Na+とCl-が結合して」とか書く人が結構いるようです。
出来たのはH2Oです。Na+とCl-はバラバラのままです。
お礼
大変貴重な意見ありがとうございました。独学故に、理解に乏しい部分があります。大変参考になりました。ありがとうございます。