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なぜ欧米が支援する民主運動家には女性が多いのか?(ブット、スーチー、ティモシェンコなど)
パキスタンのブット女史が暗殺されましたが、なぜ欧米が支援する 民主運動家には女性が多いのでしょうか? (ブット、スーチー、ティモシェンコなど) 理由をご存じの方教えてください。
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>なぜ欧米が支援する民主運動家には女性が多いのか?(ブット、スーチー、ティモシェンコなど) 女性が多いのではなく、女性政治家が少ないので目立つからではないでしょうか。ブットもイスラム圏最初の女性首相と今でも冠されていますし。 ところで、ティモシェンコを除きアジアの政治家ですよね。ブット、スーチー以外にもフィリピンのアキノ、インドネシアのメガワティ、インドのガンジー首相、ソニア・ガンジーなど新旧合わせて多くの女性政治家がいます。彼女たちに共通するものは、父や夫にその国の中で有力であった政治家がいた(つまり死亡している)ことです。これがひとつの鍵です。つまり、多くは夫や父親の身代わりとして登場しています。別の言葉で言えば、家系にカリスマがあるということです。ブットが結婚後も夫の姓ではなく父親の姓を使い続けたことが雄弁に物語っています。家系の中で男性は政争に巻き込まれ、早くに命を落とし、女性しかいなくなったという事情もあります。(ブットやソニア・ガンジー) 次が、何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、発展途上国であることです。発展途上国にあって高等教育を受けられることは難しいことです。彼女たちの多くが大地主または財閥の出身であり、高等教育を受けていることです。ここに二つ目の鍵があるように思います。 発展途上国の多くで高等教育を集団的に行える機関が一般には一つだけ存在します。それは残念ながら軍隊です。軍隊は自己完結型の組織ですから、その内部には教育機関も存在し、貧農の子供も軍隊に入り、能力があれば高等教育を受けるチャンスがあるのです。そして軍隊が途上国最大の頭脳集団・政治集団であることになっていくのです。 発展途上国の多くで軍事政権が存在することの原因は、軍事力だけにあるのではなく、軍が他の追随を許さない頭脳集団・政治集団であることにもあるのです(旧宗主国が引いた領域なので軍事力で押さえつけないと分裂しかねない=国民国家になっていないことも大きな原因ですが)。ですから軍事政権の装いをとっていなくても予備役を含め軍人が軍隊以外の組織に入っていくことが多いのです。閣僚の多くが軍人で占められることも稀ではないのです。テクノクラート層の厚みが増し、国民所得がある水準に達するまではこの傾向が強く出ます。(個人的には国民一人当たりの国民所得が1500$内外に達することが一つの分岐点だと思っていますが。また、開発独裁型政治手法については深く関連しますが、話が広範に及びますので踏み込みません。) そのため、発展途上国の多くが軍事政権になります。必然的に反対勢力は「独裁反対」・「民主化」とのスローガンを掲げることになります。 つまり、「なぜ欧米が支援する民主運動家には女性が多いのでしょうか?」の質問に対して、「女性だから目立つ。」としかないように思います。発展途上国においては男女を問わず政治家として反軍事独裁姿勢=民主化要求ですし、カリスマを持つ(大地主や財閥の)家系に育つことは大事な要素ですから。 個人的な意見ですか参考までに。
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- sinjitsuha
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ロスチャイルドが 欧州制圧のときに 利用した政権が、チュダー朝・・ 絶対君主・VIIIヘンリーに、 色欲という本能を刺激し??!? カトリック教会の支配から英国王権をフリーにするため、 英国国教会を設立させ、 やがて・・ 女王・エリザベスI時に大英帝国植民地を拡大する・・ ビル・クリントンのような『民主主義』権化みたいな政治家の女房役をつとめる女性は別として・・ 通常!女性脳は右脳と左脳の交連繊維が太く、 目先のことへの繊細さ、言葉能力が達者、虚栄心で心が奪われやすい・・つまり・・視点が帰納法的でなく、演繹視点・・ 口げんかでは男性よりも有能?有力?? しかも! 男性よりも色欲により当局?が関知しない行動に出ることも少なく、 つまり・・・ 管理しやすく、 利用しやすい、・・・傾向が強いから????
- mat983
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http://asahi-newstar.com/program/asia/cast/070409-003160.html 「首相の名前はベナジル・ブット女史。父親もやはり首相であったが、処刑された。その後宗主国だったイギリスに留学した。」 http://www.linsbar.com/e2/view.cgi?article=200710070023 「ビルマ建国の父であるアウンサン将軍の一人娘であるスーチー女史が、オックスフォード大学に留学。」 まず欧州で民主主義を学んだ人材であり優秀である。 父親が政権のトップに立っていた。 ことが条件で、何より親米であること。 これが選ばれる条件です。 それが女性だっただけです。
お礼
回答ありがとうございます
- alpha123
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操り人形は女ばかりとは限らないですね。 ポーランドでのちには大統領になったワレサさんなんて日本に来たときには通訳もいるのに「おそば用人」にいちいち聞いてからでないと講演会の質疑応答も出来ませんでした(^^) わざわざ聞きにいった人の話しです。(右翼政権が出来たあとでは右翼政権のかいらいだったがのちには右翼政権からも軽視された) フィリピンで選挙で選ばれたわけでもないアロヨ大統領もそうです。よく言えば護衛だが後方にはいつもスタッフがいます。 ブットさんの場合は在任中の不正が明らかでも欧米的には民主主義です。国民にはいい迷惑(^^) 父親の代にも民主的だったわけではありません。欧米的には好都合だっただけ。 報道では銃撃というマスコミもあるが(記者の目の前なら聞き間違い、見間違いはないはずだが)爆発に巻き込まれたのではないかな? スパインで独裁政権の末期、ブランコ首相の車は200m吹き飛んだ。解放勢力が付近のビルから穴掘って土はスーツケースで運び出して(2年かけた!)爆弾。まもなく革命が起きた(リスボンの春) パレスチナ解放運動の指導者アラファト議長は長く独身で生涯独身貫くのではと見られていたがフランスの情報機関が用意した若い女と結婚した。各国政府から支援受けたが民主化された韓国で明らかになったように「議長の個人口座」に振り込むこと要求しました(韓国国会で問題視されたが政府は個人口座に振り込んだ。日本政府はどうしているんでしょうね?) 議長が亡くなると未亡人は夫の金は自分のものと言い出した(おいおい) アウンサンチーも同じです。父親が有名な政治家だったというだけで英国で教育受け英国情報部の用意する男と結婚した。本国に呼び戻されたのはそれで利益になる勢力がいるからです。帰国するまでは政治運動にかかわっていない。民主主義を口にしていたわけでもない。 ミャンマの政治は複雑で植民地時代などに外国の力頼っても独立しようという勢力と完全な独立目指した勢力の協力体制です。(父親は日本軍の協力者の時期あった)ビルマという外国の言い方避けたのは国民の選択です。 英国統治が利益のあった部族は(植民地の手先として護衛兵=国民の弾圧に加わった少数民族)民主化口にする。ビルマって言い続けます(アウンサンチーと同じ)
お礼
たしかにそう言われると男性でも民主運動家になった人は結構いますね。 回答ありがとうございます。
- mouryou
- ベストアンサー率27% (229/826)
むしろ欧米のフェミニストから支援を受けやすいように女性を指導者にたてているのではと思われます。
お礼
欧米の国内事情もあるのですね。これは気付きませんでした。 回答ありがとうございます。
- kantansi
- ベストアンサー率26% (658/2438)
欧米が担ぎやすく、操りやすい人を選んだ結果です。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
途上国は高等教育を準備できず人材不足になりがちで、 そこに家系がからんで女性民主運動家が活躍する余地が出てくるのですね。 回答ありがとうございます。