ミャンマーのアウンサン・スー・チー女史を軍政府が殺さない理由は？

質問

いつも大変お世話になっています。

ミャンマーのアウンサン・スー・チー女史を軍政府が殺さない理由は？

ミャンマーのアウンサン・スー・チー女史は民主化の主導者として世界的に有名です。ですから軍政府にとって彼女の存在は大変な障害でしょう。軍はなぜ彼女を殺害しないのですか？　

デモ隊に発砲し武力抵抗していない市民を殺害したり、国際ジャーナリストを殺したり軍政府は体制を守るためになりふりかなわず行動しています。

この期に及んでアウンサン・スー・チー女史を殺害しない理由が分かりません。以上宜しくお願いします。

回答No.4

cse_ri2

やはり、建国の父の娘であることが大きいでしょう。

文化大革命という毛沢東の愚行が全世界に明らかになっているにも関わらず、中国共産党が毛沢東批判を行わないのと同じことです。
自分たちの根っことなる部分を切ってしまうと、現在握っている権力の正当性を、内外ともに主張できなくなります。

いくら独裁政治とはいえ、政治には大義名分が必要なのです。

お礼

回答有り難う御座いました。なるほどですね。

彼女を殺したいのは山々。でも殺しちゃうと大義名分が立たなくなるのですね。

ありがとう御座いました。

回答No.3

kantansi

今回のデモで殺された人たちは、ミャンマー軍兵士の独断によるもので軍事政権の指示ではありません。　一方アウンサン・スー・チー女史については絶対に誰からも危害を加えられないよう軍事政権が徹底して保護しています。　なぜなら、女史にもし何か有れば、英・米がそれを口実に軍事政権に対してどんな攻撃を仕掛けるか分からないためです。　女史の亡くなったご主人マイケル・アリスは英国情報部の幹部でした。女史は知ってか知らずか、民主化の名の下にミャンマーを資本主義化して、豊富な天然ガスの権益を取ろうとする英・米が送り込んだ謂わばスパイです。　よってミャンマー政府としては、女史を英国に送り返すことも、拘束することも出来ず、軟禁状態において完全保護しているものです。　ーーーーーこれが事実かどうか、私は知るすべもありませんが、日本の著名な学者でこういう意見を述べている人が居ます。また、欧米は以前からミャンマーの軍事政権を批判していますが、実際アジアで民主国家といえるのは、日本、台湾、韓国、インドくらいです。　これらの国も民主化の過程では軍事独裁を経験しています。　ミャンマーのような発展途上で多くの少数民族を抱え不安定な情勢の国は、とりあえず強力な独裁政権で無ければ国を維持できません。それは歴史が証明していますし、中国は今でも共産党の独裁政権です。ミャンマーは古くから非常に親日的な国です。　日本は欧米に同調してやたらミャンマーの現政権を批判すべきではありません。

お礼

回答有り難う御座いました。

＞デモで殺された人たちは、ミャンマー軍兵士の独断によるもので軍事政権の指示ではありません

だとしたら事態はもっと深刻ですね。軍政権の命令系統が完全に失われている。今回の事件は殺人という凶悪犯罪以外の何者でも有りませんね（軍の指示による殺人も犯罪と私は思っていますが）

＞ミャンマーのような発展途上で多くの少数民族を抱え不安定な情勢の国は、とりあえず強力な独裁政権で無ければ国を維持できません

アメリカは多民族国家です。カナダに至っては人種のルツボです。でも曲がりなりにも民主主義国家として世界に通用しています（もちろん多民族構成による多数の問題を抱えては居ますが）

ですから、民主主義をあきらめるのは早計と思います。おっしゃるように「民主化の過程」の一過性の現象なのでしょうかね。

ありがとう御座いました。

回答No.2

myeyesonly

こんにちは。
日本人は非常におとなしく、大臣が「国民も歳を取ったら死んでくれるとたすかる」などと言っても平気な国民なので、想像する事自体難しいでしょうけど、日本みたいな国は非常に少ないです。
＃他にあるのかな？

国民に圧倒的に支持されている人を殺したりすれば暴動が起きるのが普通です。
当局もそれを恐れてるから殺したいけど殺せないのでしょう。

お礼

回答有り難う御座いました。

＞日本人は非常におとなしく…

ほんとにそうですね。社保庁の件なんか、暴動が起きても不思議がないと思っていました。今頃社保庁舎は投石でぼこぼこになっていてもおかしくないくらいと思っています。暴動が起きるどころか、政権も変わっていませんよね～　ほんとに日本人は穏やかですね。あの江戸時代だってあまりひどい政治に対しては農民一揆を起こし行動に表しました。

いつから権力に対してこれほどおとなしくなったんだろう？

ありがとう御座いました。

回答No.1

ultraCS

一番大きな理由は今も深く敬愛されている国父アウン・サンの娘だからでしょう、彼女を殺してしまうと、戦後独立の歴史に弓を引くことになり、国民を敵に回すことになります。

もう一つはその存在が国際的に有名に成りすぎたため、殺害のデメリットが大きすぎることでしょう。

お礼

回答有り難う御座いました。

＞国際的に有名に成りすぎたため、殺害のデメリットが大きすぎることでしょう

確かにノーベル平和賞受賞者ですし、世界的に大変有名ですね。完全に幽閉し、行動を封じ込めててしまえば、軍としては殺すよりはメリットがあると考えているのでしょうね。メリット、デメリットを考えて現時点では殺さない方がメリットが大きいという判断でしょうかね。

ありがとうございました。