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透明度設定での印刷時の問題と解決方法について
- イラストレーターでパンフレットなど制作する際、透明度を設定すると印刷時に問題が発生することがあります。
- 特に、オブジェクトや画像に透明度が設定されている場合、プロセスカラーへの変換で予期せぬ結果が生じる可能性があります。
- そのため、注意が必要であり、印刷品質を保証するためには透明度を避けるか、適切な設定方法を知る必要があります。
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最終的に印刷される大きさが分かっていれば その原寸画像で350dpiあればベクトルデータと変わりなく出力できます。 これはデータの問題ではなくて、製版フイルムに出力される際に「網点」に置き換えられてしまうためです。 つまり、Phtoshopの350dpiデータもIllustratorのベクトルデータも その段階で同じ175線(コート紙印刷の場合の基準値)に揃えられてしまうからです。 ただし、あとからサイズを変える(特に拡大する)ような場合は Photoshopのような解像度が固定されている画像は扱いに不便です。 そこの扱いではIllustratorデータのほうが有利ですが 普通の場合は仕上がりサイズが分かった上でデータを作るはずですから そのような問題は起きないと思います。 データの使い回しをしたい場合にはIllustratorの元データから サイズに合わせて作り直すようにすればいいです。 手間だとか費用の問題などで完成データを使い回しするのなら 仕上がりの劣化を事前に承知しておく(承知しておいてもらう)事が必要です。 ● 作業をCMYKで行なって、色の数値を合わせていれば IllustratorとPhtoshopで画面上の発色は違っても同じ色になります。 ただ、家庭用のインクジェットプリンタでは画面どおりにプリントされてしまいますから それを正確な色でプリントするためにPSプリンタが必要になります。
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Illustratorでなければ作れないエフェクトはIllustratorで作るしかありませんが、 殆どの場合でPhotoshopのほうが効果のバリエーションも多くて上がりもいいです。 ドロップシャドウなどでも、濃さ、大きさ、透明度、コントラスト、環境光などを細かに設定できますから Illustratorより扱いやすいと思います。 Illustratorで作成した場合でもまとめてPhotoshopにコンバートして画像にするか、 新しいIllustratorなら直接画像に変換できるかもしれません。 文字に影を付けたい場合は、その文字ごと画像にしてしまえば位置がずれることがありません。 7~8ポイント程度の小さな文字では再現に不都合な場合もありますが、 小見出しくらいの大きさの文字なら画像にしてしまっても充分に読めます。 Illustratorデータで問題なく出力できるのならそのほうが軽くていいですが その辺りは出力側と事前の打ち合わせが必要です。 制作者が求める効果とアプリケーションの出力状況を理解して作業をすることが肝心です。 それと、とにかく画像にしてしまえばいいと言うものではなくて 解像度やCMYK変換方法、EPS保存などPhotoshopでの画像の扱いにおいても それなりの知識が必要になることは承知しておくほうがいいです。 いったんPhotoshopのEPS画像にしてしまえば どのバージョンのIllustratorに配置しても問題なく出力できます。
お礼
自分もフォトショップの方が扱いやすいのですがなんとなく ベクター画像のほうが綺麗に印刷できるんじゃないかなと勝手に思い込んでいたので出来るだけイラレで制作していました。 イラレで作る色とフォトショップで作る色は同じでしょうか?イラレで作ったデータをフォトショップに持っていって色番号をみると若干色が変わっていると思うのですが・・・。 こーゆーこともあってイラレを使っていました。
「予期せぬ結果」ですから、実際のところ答えようがありません。 お使いのIllustaratorのバージョン、OS、印刷会社の受け入れ態勢などでも変わりますし 作成したデータの状態によっても変わります。 今回が問題なく行けたとしても、次が大丈夫という保障もありません。 現実的には「透明度」の問題はIlljstratorで指定するのではなく Photoshopで一枚の画像として処理するのが一般的です。 それならトラブルもありません。 >また無視してもイラストレーター上で見えているようにちゃんと印刷できるのでしょうか? それを確かめるためにPSプリンタが必要になります。これで「出力見本」を作ります。 家庭用のインクジェットプリンタではIllustratorファイルの正確なプリントはできませんから 商業印刷用のデータを作ろうと思うのならPSプリンタを用意してください。 それで出力されれば本番印刷でも同じように再現されます。 それができなければいつまでも綱渡りのようなものですし、 最悪の場合「印刷上がりにクレームをつけない」との念書を求められる場合や データそのものの受け入れを拒否されることもあります。 >ヴァージョン(イラレ8で保存や10で保存などのとき)によって印刷できる、出来ないなど・・・ そのバージョンが本来持っている機能以外は再現されません。 あるバージョンのデータを下位バージョンで開くのは、 例えバージョン指定が出来たとしても事実上は不可能に近いと思ったほうがいいです。
お礼
ご丁寧にありがとうございます、大変参考になりました。 透明度はフォトショップのデータでつくるんですね。 だとドロップシャドウとかエフェクト類はフォトショップで作ったほうがいいんでしょうか?
お礼
丁寧に教えていただきありがとうございました。 とても助かりました、IllustratorとPhtoshopをうまいこと使いまわしていければと思います。 本当にありがとうございました。