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Illustratorでの 網掛けと透明のちがい
こんにちわ。 最近Illustratorでパンフレット制作に携わり始めました。 それで疑問に思ったことが一つあります。 塗りの透明(10%とか)と、網点は違うものなのでしょうか? もし、違うのであれば (1)網点の処理のやり方 (2)原稿を入稿するにあたり、透明と網点どちらが、トラブルなく入稿できるか を教えて頂けませんでしょうか? 環境はWin2000で、Illustrator Ver9.0(印刷会社へは8.0epsに落として入稿)で作業しております。 チンプンカンな質問ですみません。どうぞ、ご指導よろしくお願いします。
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「透明」とは、その下にある色を混ぜ合わせた表現(処理)。 「網掛け」とは、ベタインキの濃さを調節する役目を果します。 「塗りの透明(10%とか)」は最終的にどちらも10%の網点で表現されますが その下に色が重なっている場合に違いが出ます。 例えば、キ100%の矩形の上にアイ50%の円があったとします(日の丸を思ってください)。 アイを「透明」に指定すると、 その下にある色(キ)が「混ざった(重なった)」状態になりますから 印刷される色は「黄色地に黄緑の円」になります。 透明部分のみ「キ100%×アイ50%」となります (印刷用語で言う「アイ50%のせ」と言う意味です。 それが単なる「網点」の場合は、下の色(キ)が省かれますから その部分は「アイ50%」のみで印刷されます。 「黄色地に薄い青の円」となります (印刷用語で言う「アイ50%抜き合わせ」と言う意味になります。 混乱しやすい部分ですから、「透明」は必要が無い限り使わないほうが無難です。 「透明」効果を出したい場合は カラーチャートから該当する色を選んで、CMYKそれぞれを指定するほうがいいです。 上記の場合ですと、 「キ100%の矩形」+「アイ透明度50%の円」とするより 「キ100%の矩形」+「キ100%×アイ50%の円」としたほうがいいです。 ただこの場合、下地が「白」であった場合は どちらの指定でも「アイ50%」で印刷されますから いっけん同じ意味のように思ってしまいますが、大きな違いがあります。 それと、「透明」が表示に反映されないアプリケーションの場合には (私の使っているIllustrator5.5なんかはそうです・涙)、 印刷される(或いは色校正)まで上記の「のせ」と「抜き」の区別がつきませんから 「印刷上がりが想像と違う」と言うトラブルにもなります。 そんな事から「透明」はあまり積極的に使用しないほうがいいです。 ただ「複雑な図形の上に透明効果を出したい」などのデザイン意図があって、 オブジェクト毎の指定ではやり切れない場合には「透明」を使わざるを得ません。 その場合には「透明効果」が表示できるアプリケーションを使って、自己責任で、 と言う事になります。 ● 「(1)網点処理のやり方」については、 アプリケーションでの処理は色の濃さを%で指定するだけです。 あとは印刷フィルムに出力する段階でイメージセッタ側で網点を生成させます。 「網点」の形状や大きさ(線数)、角度などに特別な要望がない限りは デザイナーな特に意識する事ではありません。
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- tetsutetsu7
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網点とは印刷物のようなスクリーントーンの事ですよね? それならつくれません・・・ とゆうより、作る必要ありません 出力時にアプリケーション叉はRIP側で、スクリーントーンを作成しますので、イラストレーター(厳密に言えばレイアウトの段階)では作らなくてもいいのです どうしても網点を作りたいのなら、フォトショップの機能で網を作成できますが、モノクロ2階調でしかできません
お礼
ご回答ありがとうございます。 てっきり、作れる物だと思ってやり方を検索しておりました。DTPはできる事とできない事いっぱいあって、これから勉強しなくてはいけない事がたくさんあります。がんばらねば!
- watatami
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透明は、印刷所によっては使えません。問い合わせしたほうがよろしいかと。 失敗すると下地がベタで隠れちゃったりします。 透明を使うのならphotoshopで、透明の部分も含んでデザインするのが確実です。
お礼
返事おそくなってすみません。そうですね、印刷所で問い合わせしてから作業したいとおもいます。 ありがとうございました。
- tetsutetsu7
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透明と網点では全然違います 色の濃度を表現する手段として網点が用いられます なので通常は網点を使いましょう 透明はデザイン的要素で使用します 実際使ってみるとわかると思いますが、四角のオブジェクトの塗りにC100を入れ、その上に塗りM100のオブジェクトをのせます 当然上下関係があるので、C100のオブジェクトのM100が重なっている部分は、M100が勝ってしまいますよね それに透明効果をつけると、下にあるC100と上のM100が透けて交わるのです 出力上は問題ないと思いますが、これだけは忘れずに設定しておいてください ファイルメニュー→書類設定→透明を開きます プリント・データ書き出しのところを「高画質/低速」にするようにしてください イラレver9以降はこの設定でよくトラブルがおきます
補足
ありがとうございます。 同じものだと思っておりました。 前回同様の作業をして印刷会社に入稿したのですが、何も問題なくて、とりあえずホッとしましたが、今考えると怖いですね。 網点はIllustrator上どうやって作るのでしょうか? DTPのサイトで検索してみたのですが、作り方が書かれているサイトを探しだせませんでした。 また、網点は、色がついていても作れますか?(スミではなくCMYのどれかでもできるのでしょうか?) 凄く変な質問をしていると思います。 すみません。
お礼
分かりやすい回答ありがとうございました。 かなり混乱しておりましたが、理解できました。 今回は、図面の上に色を塗る(下の図面の罫線は見えるようにしたい)という事で作業をしておりました。 下地は白なので、印刷会社にはベタ塗りをして、C50%というように指示をしたいと思います。 しかし、折角、こういった機能があるのに、あまりDTPの世界では使用しないとなると、こういった機能を作る意味があるのかなぁ(あれば、便利ですが、あまり使用しないのでは混乱するばかりで、意味がないような気がするのですが。。)と思ってしまいました。初心者のくせに、生意気な事言ってすみません。有難うございました。