CA 今昔物語
GW も終盤を迎え暇を持て余しておりますが、先日 TV を見ておりましたら、機内客同士の大乱闘を止めに入った、勇気ある CA さんのニュースが流れておりました。
いい歳したおっさんの悲しいサガで敢えて スッチー と呼びたい私ですが、かつての高嶺の花・・ CA も昨今は随分と普通の職業になったとの印象でありまして、20年以上前は軽く1000万円を超えた年収も、諸手当込みで概ね今はその半分程度らしい、ざっくり申し上げると、国内大手で勤続10年以上になる正社員の ボリューム・ゾーン が 450 ~ 550万円との事です。
女性とは言えその程度の報酬であれば、憧れではあっても最早特別な職業ではない、且つ航空会社の合理化に依りスタッフも極限にまで減らされ、機内の彼女達を眺めておりますとまあ気の毒なくらい忙しい、 「 空飛ぶガテン系 」 と揶揄されるのも致し方ないところでありまして、自然・・痒いところまで手が届くサービスも今は昔に成らざるを得ないのでしょう。
以下お叱りを覚悟で敢えて断言すると、一人当たりの GDP と CA のルックスはほぼ明確に反比例する気がします、つまり我が日本経済の興隆と共に CA の美的偏差値は徐々に低下し、そこに長引いた不況が複雑に絡み合って現在に至るという構図です。
さりとて我が国に於ける CA 神話が、今尚根強いのもまたその通りでありましょう、ロゴ入りのキャリーバッグを引く美貌の集団に鼻の下を伸ばしつつ、興奮と諦めとが混然一体となった昔とは聊か事情は異なりますが、合コンではやはり圧倒的人気を博している、且つ国内限定の雇用人口も3000人程度との事で希少でもある訳で・・。
さて CA ・ スッチー に纏わる話をお聞かせ下さい。