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今昔物語集 第26巻 第10話について
今昔物語集 第26巻 第10話についてレポートを書かないといけません。 これは『土佐国妹兄、知らぬ島に行きて住む語』という題がついているお話なのですが、何かこれに関するHPとかないでしょうか? 教えてください。 また、どのようなレポートの書き方にすればよいのかも、あわせて教えてください。
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今晩は。あまり書き過ぎるとrei00さんから、学生を甘やかすな、というお叱りを受けそうなので、簡単に一つ重要な点を。 私は現在6分冊の東洋文庫版の2巻を読み終って一息ついているところ。それで、この話は、まだ未成年のきょうだいが思いがけない事故で人がいない島に流され、そこで結婚して栄える、こんな感じのものですね。 日本神話を読んだことが有れば、この設定には「おや?」と感じるのが自然な反応でしょう。早い話が、日本の国生みの話のイザナギ、イザナミきょうだいの物語が明らかにその原型になっています。 少し飛ばします。比較神話学という世界の神話を比較対照して研究する分野が有ります。実はこのきょうだい婚の話は広く世界に有るもので・・・。 これくらいにしておきましょう。以上の線で調べて行くだけでもかなりの展開が有ります。これのみではない捉え方ももちろん有ると思いますし。 ついでだから言いますが、古事記や日本書紀は読めば面白いです。また、日本文化の原点がここに有るのは確かです。ですからある程度は内容を知っていてくれないと情けないです。是非一方だけでもいいので学生の間に読んでみて下さい。 そうそう、これを代表として広く今昔物語の中の日本神話を論じるのでも当然良いでしょうが、実際にそれをやるには本朝の部を全部読まないといけませんし、こちらはあまりお奨めではないかも。兆戦のし甲斐は有るでしょうが。
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- rei00
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どの様な講義のレポートかも分りませんし,レポートは御自分で考えるべきものと思いますので,ヒントだけ。 「Google」(↓)で「今昔物語集」を検索すると多数ヒットします。その中には目的に合うものもあるのではないでしょうか。 ご参考まで。
- 参考URL:
- http://www.google.co.jp/