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専門的な質問ですみません。数学の問題なのですが、

専門的な質問ですいません。数学の問題なのですが…。 問:微分可能な実数値関数f(x)、g(x)が、次の3式、 f(x+y)=f(x)g(y)+f(y)g(x)  g(x+y)=g(x)g(y)-f(x)f(y) {f'(0)の二乗}+{g'(0)の二乗}=1(すみません二乗が変換できませんでした) を満たすとき、f(0)=0、g(0)=1をまず示し、次に、 g'(x)=g'(0)g(x)ーf'(x)f(x) f'(x)=f'(0)g(x)+g'(0)f(x)を導いた後、 連立微分方程式 g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x)が成り立つことを示し、それらの初期値問題 f(0)=0、g(0)=1の解が、  f(x)=±sinx g(x)=cosx  となることを証明せよって言うんです。微分方程式の解の存在と、一意性に関する定理を直接利用してはだめだと言われました。 どなたか助けてください。お願いします。 

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  • Meowth
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回答No.4

(I) f(x)は恒等的に0のとき f(0)=0 g(x+y)=g(x)g(y) g(x)=g(x)g(0) g(x)は恒等的に0または,g(0)=1 (II) f(x)は恒等的に0でないとき、 f(x)=f(x)g(0)+f(0)g(x) x=0とすれば f(0)(1-2g(0))=0 f(0)=0 または、g(0)=1/2 g(0)=1/2のとき f(x)=f(0)g(x)+f(x)/2 g(x)=g(x)/2-f(x)f(0) から f(x)= 2f(0)g(x)  g(x)=-2f(0)f(x) f=2f(0)(-2f(0)f f=2f(0){-2f(0)f} f(x)は恒等的に0でないから -4f(0)^2=1 となり、f(0)は存在しない。 したがって、 g(0)=1/2ではない f(0)=0 f(x)=f(x)g(0) f(x)は恒等的に0ではないので g(0)=1 f(x)=0 g(x)=0 (恒等的に) のとき f(0)=g(0)=0 f(x)=0 (恒等的に) f(0)=0、g(0)=1 f(x)=0(恒等的に)でないとき、 f(0)=0、g(0)=1

その他の回答 (9)

  • kabaokaba
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回答No.10

私もMeowthさんも 本質的に同じことをいってるんですよ. >連立微分方程式 g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x)が成り立つことを示し、 繰り返しますが,この連立微分方程式は成立しません. 条件が不足しているのです. この連立微分方程式は >f(x+y)=f(x)g(y)+f(y)g(x) >g(x+y)=g(x)g(y)-f(x)f(y) >{f'(0)の二乗}+{g'(0)の二乗}=1 だけでは成立しません. >あの…、最後の解法は問題文のどの辺りの解法なのでしょうか? 私が提示したのは, >f(x+y)=f(x)g(y)+f(y)g(x) >g(x+y)=g(x)g(y)-f(x)f(y) >{f'(0)の二乗}+{g'(0)の二乗}=1 という条件のみから関数を引きずり出す一つの方法です. >g'(0)=0、f'(0)=1を示せばよいと思うのですが…。いったいどうしたらよいでしょうか? これは示すことができません.何度もいうように 「あなたが提示されている「解法の道筋」」そのものが 間違っているか,何か条件が欠落しているかです. 実際,a^2+b^2=1 としたときに g(x)=e^{ax}cos(bx) f(x)=e^{ax}sin(bx) が >f(x+y)=f(x)g(y)+f(y)g(x) >g(x+y)=g(x)g(y)-f(x)f(y) >{f'(0)の二乗}+{g'(0)の二乗}=1 を満たしているのは分かりますか? ここで,たまたま (a,b)=(0,1), (0,-1)とした場合が あなたが挙げている「解」ですが (a,b)=(1,0)としたときの g(x)=e^{x} f(x)=0とか (a,b)=(-1,0)としたときの g(x)=e^{-x} f(x)=0 も解です. もともとの問題から離れて >g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x) という連立微分方程式をとくだけなら NO.3で書いたとおりです

tutinokoin
質問者

お礼

お礼が大変遅れて申し訳ありません。何とか理解できました。ご協力ありがとうございました。

  • Meowth
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回答No.9

(2回目) f'(0)=α g'(0)=β  α^2+β^2=1 とすれば、 f'= βf+αg  g'=-αf+βg 2階の方程式にすれば、 f''=βf'+αg'=β^2f+αβg-α^2 f+αβg=(β^2-α^2)f+2αβg g''=-αf'+βg'=-α(βf+αg)+β(-αf+βg)=-2αβf+(β^2-α^2)g α=sin(φ/2) β=cos(φ/2)  とおくと 2αβ=sinφ β^2-α^2=cosφで f''-(cosφ)f= g sinφ g''-(cosφ)g=-f sinφ をf(0)=0 g(0)=1 の条件で解く。 φ=πのとき、 α=f’(0)=1 β=g’(0)=0 解は f(x)=sinx g(x)=cosx φ=3πのとき、 α=f’(0)=-1 β=g’(0)=0 解は f(x)=-sinx g(x)=cosx φ=0のとき (I)のf=0  g=e^x φ=2πのとき f=0 g=0 になる。(恒等的に0) [境界条件g(0)=1から不適] それ以外では、連立の微分方程式になる。 >連立微分方程式 g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x)が成り立つこと 成り立ちません。 与えなければ >初期値問題 f(0)=0、g(0)=1の解が、  f(x)=±sinx g(x)=cosx  となるのは、上のようなf'(0)  g' (0)  を指定した特別の場合です。 連立の微分方程式は、1階の方程式にもどって、行列をつかって解くのが 早い。

tutinokoin
質問者

お礼

お礼が大変遅れて申し訳ありません。何とか理解できました。ご回答いただきありがとうございました。

  • Meowth
  • ベストアンサー率35% (130/362)
回答No.8

{f(x+h)-f(x)}/h={f(x)g(h)+f(h)g(x)-f(x)}/h =f(x){g(h)-g(0)}/h+g(x){f(h)-f(0)}/h f'(x)=f(x)g'(0)+g(x)f'(0) また、 {g(x+h)-g(x)}/h={g(x)g(h)-f(x)f(h)-g(x)}/h ={g(x){g(h)-g(0)}-f(x){f(h)-f(0)}}/h から同様に g'(x)=g(x)g'(0)-f(x)f'(0) f'(0)=α g'(0)=β  α^2+β^2=1 とすれば、 f'= βf+αg  g'=-αf+βg まで求まったということかな。

tutinokoin
質問者

補足

そういうことになります。で、また次以降でつっかえてしまいました。 g'(x)=g'(0)g(x)ーf'(0)f(x) f'(x)=f'(0)g(x)+g'(0)f(x) において、g'(0)=0、f'(0)=1を示せばよいと思うのですが…。いったいどうしたらよいでしょうか?

  • kabaokaba
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回答No.7

まだみてるかどうか分かりませんが, やっと違和感なくすっきりしました(^^;; なんで気がつかなかったんだろうという感じです. まず結論. あなたが聞いている「解答」(?)が間違ってます. 解答への反例: a,bをa^2+b^2=1を満たす実数として f(x)=e^{ax}sin(bx) g(x)=e^{ax}cos(bx) は与えられた条件 f,gは実数値,微分可能関数で f(x+y)=f(x)g(y)+f(y)g(x) g(x+y)=g(x)g(y)-f(x)f(y) {f'(0)}^2+{g'(0)}^2=1 を満たすが,これは f(x)=±sinx,g(x)=cosxを含んだ もっとたくさんの関数である. したがって,どうやっても g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x) はでてきません. しかしf^2(x)+g^2(x)=1「も」仮定されていれば, 三角関数だけになるはずです. しかしそれでも,この連立方程式だけではなく, もう一組でてくるはずです. もし,f^2(x)+g^2(x)=1が仮定されていれば g(x)=g(-x)が証明できて,g'(0)=0となり f'(0)=1または-1となるということです. つまり問題文が間違っているか, 「解答」が間違ってるかです. 解法ですが,iを虚数単位とし H(x)=g(x)+if(x) とおけば,もともとの問題は H(x+y)=H(x)H(y),H(0)=1,|H'(0)|=1 と変形できて これより H'(x)=AH(x),A=H'(0),|A|=1,H(0)=1 となります.これをとくことで H(x)=e^{Ax} A=a+ib とおくと H(x)=e^{ax}cos(bx)+ie^{ax}sin(bx) なので,fとgが決定されます.

tutinokoin
質問者

補足

あの…、最後の解法は問題文のどの辺りの解法なのでしょうか?現状では、 連立微分方程式 g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x)が成り立つことを示し…… 以降でまたつっかえてしまっているんですが、どうしたらよいでしょうか?

  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.6

No.3です 前の質問は削除されてるみたいだし. ちょっと私も勘違いしてました. 初期条件は問題ないんですね. 初期条件の導出までは自分もさっき計算しました. となると,微分方程式の導出かな. >確かにおかしな問題だと自分も思いました 問題自体はまったくおかしくありません. この手のものは「関数方程式」と呼ばれるもので たいへんよくでてきます. この問題は,「加法定理」と「若干の条件」で 三角関数が定義できるか?というのが主題でしょう. ただ,実際のところ条件が不足してて (f(x),g(x))が解なら, (-f(x),g(x)),(f(-x),g(-x))も解ですね. #実際は加法定理+微分可能性だけならもっと解がたくさんありますが #0での微分係数の二乗和が1だから絞れるわけです. ##今回は最終的にf(x)=-f(-x)となるようですけど. 翻って,連立微分方程式  g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x) f(0)=0、g(0)=1 だと,f(x)=sin(x),g(x)=cos(x)だけが解で f(x)=-sin(x),g(x)=cos(x)は解にはならないのです. そういうわけで,もう一組, g'(x)=f(x)、f'(x)=-g(x) f(0)=0、g(0)=1 こういう連立微分方程式がでてこないでしょうか? さてさて。。。 どうやって連立微分方程式までもっていきましょうか. g'(0)=0さえ示せればよいのですが. #削除された質問の方にどなたか書いててくれてたっけか

tutinokoin
質問者

補足

むむむ…… (2)の連立微分方程式 g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x)が成り立つことを示し… 以降でまたつっかえてしまいました……。(2)の前半は、yをhに置き換え、導関数の定義を利用して、 f'(x)=lim[h→0](f(x+h)-f(x))/h    =lim[h→0](f(x)g(h)+g(x)f(h)-f(x))/h    =lim[h→0]({g(h)-1}f(x)+f(h)g(x))/h    =lim[h→0]({g(h)-1}/h)f(x)+lim[h→0](f(h)/h)g(x)=lim[h→0]    ({g(h)-g(0)}/h)f(x)+lim[h→0]({f(h)-f(0)}/h)g(x)    =f'(0)g(x)+g'(0)f(x) 最後はh=0とし、(1)の結果を使いました。 としてg(x)も同様にしてできたのですが…、結局最後まで自力で解けそうにないです。つっかえた所以降の問題の解き方を教えてもらえませんか?

  • Meowth
  • ベストアンサー率35% (130/362)
回答No.5

ちょっとづつき {f'(0)の二乗}+{g'(0)の二乗}=1 の条件から、 恒等的に0は除かれるので f(0)=0 g(0)=1 になる。 f(0)=0 g(0)=1 の2つだけでも ならここまで。

tutinokoin
質問者

お礼

わかりやすく解答していただきありがとうございました。

  • kabaokaba
  • ベストアンサー率51% (724/1416)
回答No.3

>微分方程式の解の存在と、一意性に関する定理を直接利用してはだめだと言われました。 だれに?というのはさておき そもそも「f(x)=±sinx,g(x)=cosx」にはならないんだけど (だって,(sinx)'=cos(x)だもん,マイナスのはずがない), それはさておき,解の存在と一意性を 「直接」使うのは駄目というのは f(x)=sinx g(x)=cosx  が解であり(代入すれば自明),一意性より「それしかない」 という流れを禁止しているということですか. #f(x)=-sin(x), g(x)=cos(x)は解にはなりえない。。。 閑話休題. それなら実際に. g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x) f(0)=0、g(0)=1 を解けばいいだけです. もちろんこの方程式はきちんと 導出できているというのが大前提です. もっとも,もとの加法定理+初期条件からなら, f(x)=±sinx,g(x)=cosxなのは納得できます. 初期条件が二次式なので,一個に定まらなくても不思議ではありません.・ 一方,導出された「初期条件つき連立微分方程式」は 解が一意に定まり,そこで f(x)=±sinx がでてくるのは おかしいので,きっと導出に何かおかしな点があると思います. たぶん初期条件の導出がまずいのでしょう. 私自身はこの導出の計算はしていないので,勘ですけどね. 微分方程式そのものの解き方はいろいろ (1)行列を使う (f', g') = A (f,g) A= 0 1 -1 0 とすれば,(f,g) = Ce^{Ax} で初期条件で終わり 行列の指数関数は適当な微分方程式の教科書か 線型代数の教科書をみてください (2)二階の微分方程式に落とす f''=(f')=g'=-f これを解いて,g=f'からgを出す. 初期条件でfとgを確定させる. 結局,「前の質問」の回答と同じです.

tutinokoin
質問者

補足

前回と似たような質問をしてしまってすみません。確かにおかしな問題だと自分も思いました。しかしせめて最初の、  f(0)=0 g(0)=1 の2つだけでも示せないでしょうか?自分でもいろいろ計算してみたのですが…。

  • Meowth
  • ベストアンサー率35% (130/362)
回答No.2

以前の http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3550862.html では不満ですか? g'(x)=g'(0)g(x)ーf'(0)f(x) f'(x)=f'(0)g(x)+g'(0)f(x) までみちびいていたようですが。 (おなじ間違えあり) 連立微分方程式 g'(x)=-f(x)、f'(x)=g(x)が成り立つことを示し、それらの初期値問題 f(0)=0、g(0)=1の解 というのだから、微分方程式は解くわけですか? 微分方程式の解の存在を利用してはだめ とはどういう意味でしょうか。 前の質問の答えと この質問の関係、などを教えてください。 (重複質問でしょうか)

tutinokoin
質問者

補足

似たような質問をしてしまってすみません。実は自分はまだ微分方程式についてはまだ習っていないので、何ともいえませんが、今回投稿したような手順で証明しなくてはならない。これだけは確かです。(前回は省略しすぎました。すみません)。 しかし、せめて最初の、  f(0)=0 g(0)=0 だけでも示せないでしょうか?これだけは高校レベルの知識で導けそう…。なんて考えは甘いですかね?

  • raky753
  • ベストアンサー率39% (17/43)
回答No.1

ひとつよいでしょうか? g'(x)=g'(0)g(x)ーf'(x)f(x)ではなくて、 g'(x)=g'(0)g(x)ーf'(0)f(x)ではないでしょうか?

tutinokoin
質問者

お礼

すみませんそうでした!ご指摘ありがとうございます。

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