- 締切済み
フォウニクスの重要性
英語の学習にはフォウニクスの重要性を力説されている方がおりますが、少し疑問に感じます。一つは、外国語というのは英語に限らず、文字よりも音に慣れることから始めるべきだと思うんです。ですから、最初に文字の読み方の理論を覚えるのが果たして効率的なのかも疑問ですし、特に英語の場合はフォウニクスだけでは正確な発音も十分に理解できません。例えば“image”という単語を何と英語の教師までもが「イメージ」と発音する人もおります。また、英語の発音で重要なのは アクセントの強弱ですが、これも学校の英語では単語レベルでどの位置にアクセントが置かれるかというのは、少しやりますが、文全体でどのようにアクセントの強弱を付けて英語らしいリズムを出すかというのは あまりやりません。特に、英語は日本語の高低アクセントとは違って強弱アクセントなのですが、これも「強弱アクセント」という用語だけを用いて、十分に意味を理解していない英語教師も多いです。 そこで質問ですが、英語の教育に関心のある方にお伺いしますが、フォウニクスの重要性はどう捉えますか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Bowwow11
- ベストアンサー率38% (15/39)
日本の英語学校で英語を教えた経験、米国で子育てをしてきた経験からの考えですが、フォニックスは非常に重要だと思います。ネイティブの子供達の場合、仰る通り言語としての音の土台は英語です。その土台があって読み書きが成り立っています。 読み書きを教える場合、まずアルファベットを教えますが、それと同時くらい直ぐ後に"A is for a,a, apple. B is for b,b baloon"というように各アルファベットのフォニックスと、具体的な単語の読み、発音と続けて習います。フォニックスは、英語を聞いた時の「音」と「文字」としての英語の橋渡しをします。 そのため、「質問者様の外国語はまず音から入って」というお考えに同意しますが、フォニックスも大変重要考えます。 5歳違いの子供達が読みを習った時の実例ですが、上の子である長男がプレスクール(日本の保育園くらい?)の頃、学区の各学校ではフォニックスを重視しており、子供も日本の掛け算の暗記のようにフォニックスの練習をしていました。その後、幼稚園に上がって本読みに移りましたが、文字の読みが大変スムーズで早く、大学が終わるまで大変プラスになりました。今だに本の虫です。 5年遅れた娘の時、学区はフォニックスより文全体の理解力が重要という事で、フォニックスの練習は学校ではほとんど無い状態でした。 小学校に入ってから子供達の本読みの力、読解力の差は歴然だったようで、その後フォニックスを習ってからの本読みという順序に戻ったそうです。娘の場合、息子の時の経験で自宅でフォニックスを習っていたので幸い問題は無かったのですが。 以前は、日本での英語教育ではアルファベットを習ったら綴りを覚え、発音記号を基に読み書きを覚える、という形だったと思います(私が知っている限りですが)。フォニックスを知らないとネイティブの子供達でも英語単語の読みに戸惑いが生じます。 今考えるとフォニックス無しでどうやって単語の読みや発音を教えられるのだろうと不思議に思います。 英語を習う際、まず音から入るか、書く事から入るかという事になれば、もちろん音からですが、その後、もちろん読み書きに入ります。そのためにフォニックスは必要です。 特にネイティブでない者の場合、言語の土台は当然英語の音ではありませんから、音にまず慣れる必要がありますが、その際、単語や文ととともに、フォニックスも英語の音、として習い、それから読み書きにつなげて行けばと考えます。
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
>If you had a less nasty looks, you could get more votes in an election of prefectural governor. 今年の夏の埼玉知事選のことを言われているのですか? nasty looks のことはともかく、you could have got でないと、過去に関する表現ではなくなってしまいます。もっとも、今後のことであれば、お書きの文章でいいのでしょうが。
お礼
回答ありがとうございます。
- tjhiroko
- ベストアンサー率52% (2281/4352)
#2ですが、もしかしてフォニックス(phonics の発音記号を見るとフォウニクスではなくフォニクスが正しいような)というのは音声学とは違うんでしょうか?基本的な質問でバカ丸出しかもしれませんが・・・ もしフォニックスがただ綴りと発音の関係を教えるだけなら、私もそのうち自分で覚えるだろうと思うので絶対必要とまでは思いませんが(特に英語はは綴りと発音が一致していないものがどっさりありますからね)、発音記号を見たら正確に発音できるようにすることとか、その他の英語の発音上の特性を教えることなどは必要だと思います。 些末なことですが、正確に発音が出来ないと英語のテストで「次の語のうちで下線部の発音が違うものが一つだけある、それを選べ」という問題は勘を頼りにやってしまうことになりがちです。文法や読解は素晴らしくても、この設問だけは運任せという生徒も多いのではないでしょうか。 まあ、テストでどうのこうのというのはどうでもいいことですが、例えばcatの発音をカタカナでキャットと書いて、最後のトの音だけを英語風に教えても、全然本当のcatとはかけ離れた音になりますよね。まず、/ae/ の音ができないし、英語には促音(つまる音)は無いので、日本式に「ッ」を入れたらそれもおかしいです。 bedも同様に「ベッド」と書いてやはりつまって発音したらcat以上におかしくなってしまう。「ベード」と書いた方がまだ近いくらい。それでも発音記号には/:/はないのに、どうしてネイティブの発音だと伸びた音に聞こえることが多いのか、そういう疑問に応えられるのが音声学です。 bed とbetでは音の違いは発音記号上は最後の/d/と/t/の違いだけだが、母音の聞こえ方が違うのはなぜか。 pip とpeepでは辞書によっては/i/と/i:/の違いだけで、伸ばすかどうかだけが違うのかと思ってしまうが、実際には母音がまったく違って聞こえるのはなぜか。 ビートルズの"Love Me Do" を聞いてるとラヴではなくロヴと聞こえるが、どうしてか。 こういうことなどを知っているのとそうでないのとでは、話すときはもちろんヒアリングのときにも大きいですし、英語に対する興味を引き出す上でもとても役に立つと思います。 ということで、質問者さんのご質問とは多分「フォニックス」というものの理解が出来ていなかったために#2でもずれた回答になってしまいましたが、こういう「音」を扱うことは面白いし大事だと思いましたので、再度書かせていただきました。
お礼
Thank you for your new answer.
- taked4700
- ベストアンサー率37% (777/2050)
自分はフォウニクスの重要性を力説しています。myrtille55さんの主張は、多少、誤解・混乱していないでしょうか? 1.フォウニクスの意味は、文字と発音を結びつけることにあります。もともと、フォウニクスはアメリカなど、英語を母国語として使っている国の義務教育で使われてきたものです。つまり、「文字よりも音に慣れることから始めるべき」という主張は、最初は、文字を使わずに音だけで学習すべきだと言うことでしょうが、それとフォウニクスは何ら矛盾することではないのです。アメリカなどでは、当然、母語として音声から言語が学習されているのですから。 2.「特に英語の場合はフォウニクスだけでは正確な発音も十分に理解できません」と言われていますが、image と言う単語の読み方も、ある程度詳しいものであればフォウニクスで扱います。フォウニクスは、もうすでにかなり詳しく体系化されたものであり、いわゆる外来語を除いて、日常語についてはほぼ全体を網羅しています。つまり、どの程度詳しくフォウニクスをやるかという問題なのです。 3.「外国語というのは英語に限らず、文字よりも音に慣れることから始めるべきだ」と言われていますが、これも、フォウニクスについての誤解です。アルファベットの読み方は、その言語の発音の基礎をなすものなのです。その意味で、アルファベットの音だけを取り上げて、その発音練習をすることは、外国語学習のまず第一歩です。これは、アルファベットを使っている言語のほとんどに言えることだと思います。フランス語でもそのはずです。逆から言うと、その言語の音は、その言語のアルファベットの読み方に象徴的に現れると言うことです。 4.「アクセントの強弱ですが、これも学校の英語では単語レベルでどの位置にアクセントが置かれるかというのは、少しやりますが、文全体でどのようにアクセントの強弱を付けて英語らしいリズムを出すかというのは あまりやりません。」とのことですが、文全体の強弱については、もともと、フォウニクスの扱う分野ではありません。
お礼
回答ありがとうございます。 >それとフォウニクスは何ら矛盾することではないのです。 しかし、日本人に英語を教える場合はどうしても文字が先になってしまいますよね。 >つまり、どの程度詳しくフォウニクスをやるかという問題なのです。 あんまり詳しくするんだったら、一つ一つ覚えた方がいいのでは? 英単語を覚えるのにも、語源で覚えるというのがありますが、これも ラテン語やフランス語に遡って法則性を見出すよりは、一つ一つ覚えた方が手っ取り早いです。 > アルファベットの読み方は、その言語の発音の基礎をなすものなのです。その意味で、アルファベットの音だけを取り上げて、その発音練習をすることは、外国語学習のまず第一歩です。これは、アルファベットを使っている言語のほとんどに言えることだと思います。フランス語でもそのはずです。 これはオーソドックスな方法ですが、固定観念に固まり過ぎていると思います。私もフランス語はそのように覚えてきましたし、今学習しているポルトガル語もそれに近いです。でも、気づいたんです。言葉を覚えるのは文法にしても理屈が先にあるんじゃなくて、経験から法則を体系化していくものだって。 >文全体の強弱については、もともと、フォウニクスの扱う分野ではありません。 結局日本人が見落としがちで大事なことはフォウニクスでは扱わないんですね。 私はフランス人向けの教材で英語をやり直したことがあるんですが、 テキストの文章で強く発音する部分は太字で印刷されていました。 日本の英語の教科書や参考書だと、新しく覚える構文で文法的に重要な単語が太字で印刷されていますね。 例えば次の文です。 If you had a less nasty looks, you could get more votes in an election of prefectural governor. 英語にはlexical word と grammatical wordがあって、この文の条件節では less nasty looksが lexical wordで、 If you had は全体的に弱く発音します。
- tjhiroko
- ベストアンサー率52% (2281/4352)
#1さんと同じく、私もフォニックスは覚えておいた方が絶対いいと思います。 英語の発音で重要なのはアクセントもそうですが、それより何よりまずは母音と子音の音の出し方です。間違った音で覚えていたのではヒアリングもなかなか出来ないでしょう。 フォニックスを覚えていると、三単現や複数のsが濁るかどうかもすぐ分かりますし、何かと便利なことがいろいろあります(と書きつつも、とっさには思いつかない!) むか~し昔に高校で英語を教えてましたが、中学校で英語がまったく分からずお客さんだった生徒達が、この音の出し方などには目を輝かせて食らいついてきましたよ。英語っぽい発音が出来ると楽しいですし自信になりますからね。
お礼
回答ありがとうございます。 ヨーロッパ人は日本人よりは英語を学ぶにも有利な条件にあります。 しかし、フランス人とドイツ人では 明らかにドイツ人の方が英語が上手なのです。よく言われるのは、ドイツ語と英語は同じゲルマン系の言語だからでしょうか、ドイツ語と英語は語彙も文法も相当違います。 一方、英語圏の人にとっては、ドイツ語もフランス語も同じくらい難しいそうです。ということは、フランス人とドイツ人では英語を覚えるのに条件的には対等だということです。それで、フランス人はなぜドイツ人よりも英語が下手なのか やっと謎が解けました。というのは、 フランス語が日本語と同じ高低アクセントの言語に対して、ドイツ語は英語と同じ強弱アクセントの言語なんですね。ですから、フランス語って発音も英語より一見難しいように思えても、実は日本人は英語圏の人よりも発音が上手だとも言われます。極端な話、フォニックスをしなくても、自然と読み方の法則を見出せるものです。しかし、アクセントの強弱だけはどうしても見落としがちになります。
- ichiromari
- ベストアンサー率23% (163/683)
高校でフォニックスを教えています.フォニックスを少し誤解されているような気がします. フォニックスは音を学習するものなのです。フォニックスをやったおかげで、日本式のカタカナ発音とおさらばすることが出来ました。フォニックスの最大の効果は、単語を見ただけでネイティブが発音するような音が、自分で連想できることにあります.授業で口や下のトレーニングはあまりやりませんね.でも、フォニックスはこのトレーニングを徹底的にやることによって、英語を発音できる口の状態を体で覚えるのです
お礼
回答ありがとうございます。 それでも最初に単語があって、スペルの読み方があるという考えからは脱脚できないですよね。でも仕方ないか、学校の英語の範疇では。 しかし、本来、外国語の学習は最初に音があって それを表す文字があると考えるべきでしょう。
お礼
回答ご苦労様でした。