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両切り、片切りの違い
電気のことを勉強し始めた私ですが、 サーキットプロテクタなどで、規格上、両切りにしないといけなかったり、片切りでもいいといわれたりするのですが、その電気的な意味の違いがわかりません。 メリット、デメリットも含めて、どなたか教えてください。 よろしくお願いします。
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- daitei
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No.3さんの回答に、片切りの切れていない方に触れると 感電すると書かれています。このような危険を回避するために、 内線規程では、電路の開閉器は両切りにすることが きめられています。片切りにしてよい場合の緩和規定は、 対地電圧150V以下、使用電圧300V以下で、 接地されている回路の接地側の線のみ開閉器を省略できると してあります。これに沿って正しく施工されていれば、片切りの接地側に触れても感電しません。しかし正しく施工されているかは、 不確定(違法ですが)ですので、確認が必要です。 片切りの切ってないほうが接地されていないのは、内線規程では違法です。(ただし機器や装置内は内線規程の制約を受けませんので、このような施工がされているかもしれません)
- miran_2006
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初心者と言う事ですので・・・ 普通、電気を供給する時には2本の電線で供給しますよね。(3本の時もあるけど) その、両方を切るのが両切り、どちらか一方を切るのが片切りです。 両切り メリット:切断先は完全に絶縁されるので安全。 デメリット:部品が若干高い。配線の手間が多い。 片切り メリット:切断先は片側しか切れておらず、もう1方に振れると感電する。 デメリット:部品が安い。配線の手間が少ない。
- daitei
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両切りの場合は、負荷が完全に電源から切り離されますので、 絶縁抵抗試験や、耐電圧試験の場合には、この方が有利です。 不利の面は機器の価格面と、スペースが必要なことぐらいです。 片切りでは、たいがいの場合、接地側が電源の接地線と繋がったままなので、安全面では両切りより劣ります。片切りの場合は絶縁抵抗試験のとき、接地側の線を断路する機器が必要になります。(断路端子台など)
- daitei
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屋内配線の電気工事の施工については、「内線規程」があり、 電路は両切りが原則です。しかし緩和規程があり、 以下の場合は片切りでもよいとされています。 AC300V以下の電路で、対地電圧が150V以下で、 1線が接地されている場合は、その接地側の開閉器を省略できるとなっています。この場合はあくまで屋内配線のことです。 サーキットプロテクタ(以下CPと書きます)は、内線規程では、 電路の保護をする機器とは認めれれていませんので、使用する場所は、 装置、機器、制御盤などの、内部になります。 この装置の内部の場合は、製作者の責任範囲で、内線規程の制限を受けません。製作者、使用者の自己責任です。 まとめると、建物の工事での電路保護にははCPは使えない。 しかし、装置などの中にはCPは使っても自己責任であり、その場合は 片切だろうと、両切りだろうと、内線規程の制限はうけない。 電気的には、接地側は省略しても安全面では許される。 CPを両切りにしなければいけないとする規格は、無いと思います。
お礼
ありがとうございます。 ただ、電気的な知識が不足しているので、この両ギリ、片きりの電気的な違い、メリットなど教えていただけると、ありがたいです。 何故、片きりでもよいときがあるのかなど、教えてください。 よろしくお願いします。
お礼
とてもよくわかりました ありがとうございます