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なんでも偽装でよいのでしょうか。
ニュースを見ていたら 高速道路に使用する金属パイプの強度を「偽装」と言っていました。 以前から気になっていたのですが 偽装の本来の意味は ほかの物とよく似た色や形にして人目を欺くこと と広辞苑にあります。 耐震偽装 に始まり 賞味期限偽装 (これは改竄を使っていることもありますが 見出しは大抵偽装です) そして 強度偽装 なんでも「偽装」でよいのでしょうか。 私は 強度の虚偽報告 とかいう表現だとしっくりくるのですが。 拘りすぎなのでしょうか。 それとも 偽装という言葉は本来そういう風に使える言葉なのでしょうか。
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「偽装」は、「他のものと紛らわしくして敵の目をごまかすこと」「カムフラージュ」「あたかも正しいものであるかのように装う」等など様々な使い方がされます。 このことから判断すると、最近の企業の「改ざん行為」「「違法行為」は、あたかも正しい「表示」や「内容」であるかの如くに見せようとして行われている行為ですから、「偽装」という言葉が不適当とは思われません。 質問者さまが引き合いに出した「強度の虚偽報告」も言い得て妙ですが、行為そのものに悪意があり、相手(消費者や役所、社会など)を騙し、自社の利益のみを優先させるような卑劣な行為、私利私欲に走り違法性を隠蔽しようとする身勝手な行為を表現するには、「偽装工作」などとしても使われる「偽装」の方に軍配が挙がるような気がします。
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辞書と照らし合わせると確かに変な感じはしますね ( ^^ ただ、偽装という言葉が「事実と異なる表示をする」という意味で既に広く一般に用いられているのも事実です。言葉は生き物ですから、時代と共に移ろいゆくものです。辞書の記述に過度に拘ると、時代錯誤に陥る可能性があると思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 辞書はこの質問をする際にひきました。 単純に何も考えずニュースを見ていて不思議な感じがしたのです。 感覚でしょうか。 「偽装」という漢字からくる印象でしょうか。 私の中のこの言葉に対する概念とちょっと違いましたので 確認をしたかったのです。 最近急速に言葉が変化していっているのを感じます。 時折マスコミの人達 日本語わかってるのかしら っていう思いをもつこともあります。 多分私があまりテレビを見ないので たまに見ると不思議に思うのかもしれません。 もう 私はアナクロ人間かもしれませんね。 >偽装という言葉が「事実と異なる表示をする」という意味で既に広く一般に用いられているのも事実 そうなのですか。なんだか不思議な感じです。世の中曖昧表現がはびこっていますね。これでは次世代の人達の日本語の語彙がとても少なくなっていくような気がします。なんでも「ひとくくり言葉」 大流行ですね。 教えていただきありがとうございました。
- mat983
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>強度の虚偽報告 お考えの通りです。 偽装は上品すぎます。 売春を援助交際と言うようなもので、 強度の虚偽報告の方が良いです。 ただ、私は「強度のインチキ」の方が好きです。 インチキは企業のいい加減さ、犯罪を感じさせるからです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 本日の朝日新聞では「改竄」で出ていました。 ただ一連の「インチキ」行為に関しては「偽装」という枠で括って表にしてあります。 「偽装」という言葉はなにか「ぼんやり」していて詳細がわからない言葉ですね。
- alpha123
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これはメーカーがごねて無罪になったときのマスコミの安全対策です。 暴力団員と一緒に住み逮捕される女性もいまは情婦などとは言いません(愛人と表現) 犯人と決め付ける報道も同じです、容疑者ね。無罪になったら賠償金求められる。求めるのは国民の自由で言いなりに払う払わないも国民の自由だが、裁判になればうそついた方が負ける。 改ざんとミスは見かけは同じだが意図があるのかないのか(悪意の程度)が違う。 人を殺したり怪我させれば犯罪です。しかし車でひけば(故意にひけば殺人傷害罪でも)運転のついでにひいたのは業務上過失致死傷(罪)で最近はさらに軽く自動車運転致死傷(罪)です。 犯人側がごねればマットにくるまれて殺されるのは自分で入ったことになり、逃げて水飲んでごまかしてもアルコール濃度は低い(九州の公務員の場合)と逃げ口上はある。 国会で「前向きに検討する」答弁はやる気がないことの別の表現です。うそと言い切るには証拠足りないから「不正確な報道」は権力と癒着したマスコミだからしょうがない。 NHK的中立はあの無責任に入院する政治家に番組内容を事前に説明することです。TBS的公正は教団に情報教えることです。(証拠がないから罪にならないだけ) 読者視聴者は報道されたことの裏側を理解します。情報リテラシー(読解力みたいなもの)です。 日本が朝鮮や中国を侵略するとき当時の新聞記者は事情知っていてもそれを報じることはなかった。はじめは黒塗りや白地の新聞、やがて記者が原稿書く(記録残す)写真撮る(記録すること)さえやめます(いつかは報道すると考えれば記録残せたはずだが)。 にらまれると会社に用紙の割り当て減るという心配です(余計なことだが国家と癒着ということです>そういうビジネスモデル) NHKや新聞各社(戦後に設立されたもの除く)はみんな戦争翼賛協力した。録音残らないからNHKは反省しない。
お礼
ご回答をありがとうございました。 >これはメーカーがごねて無罪になったときのマスコミの安全対策です。 随分深読みをなさっていらっしゃるのですね。ただ 言葉遣いの乱れは日本語の乱れを引き起こします。 「虚偽の報告」と「偽装」は完全に意味が一致するのかというのが 私の疑問点です。 どうもありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 「偽装」についての定義のご提示ありがとうございます。 私はどうも漢字からイメージした語義で概念を勝手に作り上げていたようですね。 「偽装工作」これならしっくりきます。 が まだなんでも「偽装」の二文字だけで報道してしまうマスコミの言葉の使い方には疑問を持ってはおります。 どうもありがとうございました。