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米ちゃんの「巨大空気砲」について(2)
前回、米ちゃんの「巨大空気砲」について質問させていただきましたが、納得できるような回答がなかったため、再度、質問させていただきます。 丸い穴から発射した、空気塊はどうして、遠距離まで到達することができるのでしょうか。一見、スモークが混入した空気塊がそのまま、移動しているように見えます。また、空気塊の内部では渦が発生していますが、どうして、空気塊が抵抗の大きい空気中を遠距離まで到達できるのか不思議です。渦ができれば空気抵抗は小さくなそうですが、渦ができることにより、空気塊が散逸されてしまうような気がします。空気塊を「塊」として保持している力はどのように生み出だされているのでしょうか。このことについて、渦の周囲を取り巻く空気流のデーター等、力学的な説明のあるサイトやメカニズムをご存じの方は教えてください。
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お礼
ありがとうございます。 Vortex Ringについての論文をさがすことができました。2つのVortex Ringの相互作用も面白い現象ですね。
補足
ありがとうございます。 確かにありました。ファインマンに記述されていました。30年以上も前に読んだのですが、その当時はこの部分に特に注意を払っていなかったみたいです。このような部分も見逃さず地道に実験を行っている、実験家、米ちゃんの熱意には感服いたします。 ヘルムホルツの言葉「渦線は流体と一緒に動く」は名言です。当該の部分を読むと、「渦対」のアナロジーも、あながち間違いではなさそうです。 ドーナツの内部は渦ですので、周囲の空気よりも低圧ですが、ドーナツは閉曲面、換言すれば、渦線は閉曲線ですので、外部の空気が流入しません。したがって、ドーナツは安定に存在します。実験室のスケールで開放型の自由空間にこれほど安定な渦は、幾何学的にドーナツ以外には存在しないような気がしますがどうでしょうか。 ただ、タバコの煙については、ちょっと渦が弱すぎます。これは単に私が下手だけなのかもしれませんが・・・