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スナイパーライフルの弾道について質問です。
スナイパーライフルの弾道について質問です。 1.弾丸が発射された時に一度浮き上がってからその後、重力の影響により 放物線の軌道を描きますが、最初に少し上がるというのは空気抵抗が 関係しているのでしょうか。 2.拳銃全般についてです。銃身の内側に螺旋状溝を彫って、 弾丸が回転しながら飛ばすのは、空気抵抗の影響を小さくして 射撃の精度を高めるためでしょうか。
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>1.弾丸が発射された時に・・・ ※発射された弾道は、放物線を描きません。空気抵抗が大きく、飛行中の弾道は急激に初速を失い、目標に接近するに従い、自由落下速度に近付きます。 それでも最大弾道高までは比較的理論放物線に近い軌道を描くので、その後の(最大弾道高からの)落下弾道とは明確に違う軌道となります。 この最大弾道高までの軌道が『一度浮き上がって』という事なのではないでしょうか? ※そもそも発射直後の弾頭が一旦浮き上がるなら、少なくとも平射弾道は成立しない事になりますが、それは実態とは(実際に銃器に装備されている平射用のオープンサイトの理論とは)異なります。やはり浮き上がるという事は無いんじゃないかな?と。 >2.拳銃全般についてです。銃身の内側に螺旋状溝を彫って、弾丸が回転しながら飛ばすのは・・・ これは御意、と言ってもよいでしょう。 ライフリングの直接的な効果は弾頭の横転防止ですが、弾頭が横転するとナニがまずいか?というと・・・空気抵抗のアンバランスや急激な増加が発生し、弾道がぶれ射程距離も短くなります。そういった意味では、ライフリングは『空気抵抗の影響を小さくして射撃の精度を高めるため』と言えるでしょう。
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- Sasakik
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1 見越し角とエアソフトガンのホップを混同しているんじゃないか と。 万有引力の法則は銃弾にも及ぶことは判っているよね。弾頭は飛翔距離が伸びれば、落差も大きくなるため、ターゲットまでの距離と落下分を見越して銃口をやや上向きに発射するようになっている(アイアンサイトやスコープの台座も距離が伸びれば銃口の上向き角が大きくなるように設計されている)。 上向きに発射したから、一旦浮き上がるような弾道を描いているだけ。 2 横転防止や精度向上だろうな。 実は弾頭の後端部が歪だったり、ライフリングの切り方が雑で弾頭後端に変な傷がついたりすると弾道が狂いやすいけど、弾頭先端の形状が弾道に与える影響は少ないそうな(仮に先端を斜めに切ったとしても、影響はごく僅かだとか)。
お礼
回答ありがとうございます。 とても親切で詳細な解説をありがとうございました。 勉強になります。
- fxq11011
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1は はじめて聞きました。 2は 横転弾を防ぐためがそもそも。
お礼
回答ありがとうございます。
- 巧(@TYR_efes)
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んー・・・ 1は、射撃時の銃口の跳ね上がりも要因かと。 2は、寧ろ直進性&貫通性を高めるためかと・・・
お礼
回答ありがとうございます。
補足
回答ありがとうございます。
お礼
とても親切で詳細な解説をありがとうございました。 おかげで理解が深まりました。