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7000メートルの高度の所で空気が薄いのは?

●平地の地表から7000メートルの高度の所で空気が薄いのは、地球の中心から離れているので引力が弱いからですか? ●7000メートルのヒマラヤの頂上で空気が薄いのは、なぜですか? 地球の中心から離れているけれども、平地とは違い、下にはたっぷり地面があるので、その分の引力が発生し、空気を引き留める力があるように思えるのですが。

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  • jun1038
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回答No.4

こんばんは。 圧力と重力は、直接は関係ありません。ですから、 >●平地の地表から7000メートルの高度の所で空気が薄いのは、地球の中心から離れているので引力が弱いからですか? は、簡単に言うと間違いです。 例えば、地球の中心では、重力は0です。四方八方の質量が釣り合っていますから。でも圧力は非常に高いです。 ある高さの気圧とは、単位面積にかかる、その高さからの上の空気の重さです。 高くなると、それ以上の高さの空気の量が減りますから、気圧は低くなり、 圧力が減ると一般に気体は膨張しますから、空気は薄くなることになります。 ですから、2番の回答者の方の回答の、 >空気が薄いのはその上に積み重なっている空気の量の差で気圧が低いからです。 は正しいです。 3番の回答者の方の回答(?)は、実に示唆に富んでいます。 海を考えてみましょう。深海からどんどん浅くなると、どんどん水圧は減っていきますよね。そして、水平面を突破すると水圧は0になりますが、でも例えば水深10mの時とほぼ同じだけの重力はありますよね。 海水面の下が深海底ではなく、大きな海山であった場合、その(水よりも高密度の)万有引力により平均海水面(ジオイド)は盛り上がります。ですから、いわば同じ地球中心からの距離(「同じ水深」では無く)では、海山があったほうが水圧は少々高いと思います。 ですから、 >地球の中心から離れているけれども、平地とは違い、下にはたっぷり地面があるので、その分の引力が発生し、空気を引き留める力があるように思えるのですが。 は、考え方としては間違ってはいないと思いますが、 空気がもともと薄い上に、ヒマラヤの岩石の「万有引力の強さ」が、「明らかに気圧の差を違いを感じさせる」ほどには強くないのであまり問題にならないのでしょう。 では。

greenhope
質問者

お礼

たいへん詳しい回答ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • takeao6
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回答No.3

海と同じことなんですね!(すみません、たんなる見学者です。勉強させていただきました。)

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.2

●平地の地表から7000メートルの高度の所で空気が薄いのは、地球の中心から離れているので引力が弱いからですか? 重力の差は気圧の差を説明できるほどありません(物理学としては引力はどこでも同じです)、空気が薄いのはその上に積み重なっている空気の量の差で気圧が低いからです。その効果は結局は重力と遠心力に起因しますから、遠回しにはそのせいと言えるかもしれません。 ヒマラヤも同じことです。

greenhope
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

greenhope
質問者

補足

気圧が低いから空気が薄いことと、空気が薄いから気圧が低いことは、同じではないでしょうか。 つまり、なぜ7000メートルの所は気圧が低くなるかが、問題です。

noname#64329
noname#64329
回答No.1

> ●平地の地表から7000メートルの高度の所で空気が薄いのは、地球の中心から離れているので引力が弱いからですか? 簡単に言ってそのとおりです。 > ●7000メートルのヒマラヤの頂上で空気が薄いのは、なぜですか? 地球の中心から離れているけれども、平地とは違い、下にはたっぷり地面があるので、その分の引力が発生し、空気を引き留める力があるように思えるのですが。 ヒマラヤ周辺はそうかもしれませんが、それ以外地球の大部分の7000m付近は地面がないため薄いままです。 そのため周りの薄いところを補完しようと働きに行きますが、いかんせん地面のない地域の方が圧倒的に広いため、拡散し薄くなってしまいます。

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