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万有引力について

 地球の中心を通って 地球を一直線に貫くマンホールみたいなのを 作って人がそのマンホールに飛び降りた場合 人は単振動をすると聞いたのですが、 ma=kx の形であらわせして それを証明できる方いらっしゃらないでしょうか。  尚 マンホール内では空気抵抗など  引力以外の力は一切働かない。  地球は正確な球とする。  その他も  全て理想的な条件で単純に  考えてくださいm(._.*)mペコッ そんなことは無理です、というような解答は ご勘弁ねがいますm(._.*)mペコッ

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  • siegmund
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回答No.2

KENZOU さんのご回答拝見しました. > 万有引力は地球の中心に向かって働く力で,地球の中心からの距離をx, > 人の質量をmとすると, > 人に働く万有引力は-mgxとなります のところは少し解説と修正がいるかと思います. 地球の外側では,万有引力は距離の逆2乗の形, すなわち 1/x^2 の距離依存性です. じゃ,なぜ地球内部では x に比例するのか? 地球は質点ではありませんので,質量の分布を考える必要があります. 実は,その点より内側の質量が地球中心に集中したときと 同じ引力を受けることが知られています. これは,万有引力が距離の逆2乗の依存性を持つことの帰結です. 他の距離依存性ではこうはなりません. 地球の外側なら,地球の質量が全部中心に集中したと思えばよいわけです. では内部では? 地球の半径を R,地球全体の質量 M としますと, x より内部の質量は (x/R)^3 M になります. この質量が中心に集中したと考えてよいというのですから, 引力は (1)  - Gm(x/R)^3 M / x^2 = - GMmx/R^3 となり(G は万有引力定数),地球表面の重力加速度 g は (2)  g = GM/R^3 ですから,地球内部で人に働く力は (3)  - mgx/R となります. KENZOU さんの式は R が抜けています. 重力が mg ですから,mgx では力の次元になりません. mgx はエネルギーの次元の量です. 実際,mgx は地上でのポテンシャルエネルギーであることはよく知られています. というわけで,運動方程式は (4)  ma = - kx,  k = mg/R ですから,結局 m は消えて (5)  a = - (g/R) x で,振動数は (6)  ω = √(g/R) になります. なお,地球の質量密度は一様として考えました. 内部の方が密度が高いのでしょうが,そこは考慮に入れてありません. また, http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=93834 の stomachman さんと私のやりとりは参考になるかと思います.

kakemegurutenn
質問者

補足

なるほどぉ mgxというのがよくわからず悩んでいたところ だったから、siegumandさんの回答で やっとわかりました。 みなさん、ありがとうございます  ペコ m(_ _;m)三(m;_ _)m ペコ

その他の回答 (4)

  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.5

もう少し詳しく書くと 慣性系に原点を取り 万有引力定数をGとし 地球の重心位置をR=(x,y)とし 地球の質量をMとし 地球の密度を一様でρとし 人の重心位置をr=(x,y)とし 人の体重をmとし Mr=4/3・π・|r-R|^3・ρとし 人の行くところは掘られているとしたとき 人の運動と地球の運動は m・r"=-G・Mr・m・(r-R)/|r-R|^3 M・R"=-G・m・Mr・(R-r)/|R-r|^3 となる 辺辺足して ((m・r+M・R)/(m+M))"=0 すなわち両者の重心は動かない (慣性系に対して等速度運動している) 先の原点をここにすればいい また r"=-G・(4/3・π・ρ)・(r-R) R"=-G・(m/M)・(4/3・π・ρ)・(R-r) である 辺辺引いて (r-R)"=-G・(4/3・π・ρ)・(1+m/M)・(r-R) である ω=√(G・(4/3・π・ρ)・(1+m/M))とすると (r-R)"+ω^2・(r-R)=0 これを初期条件r'(0)-R'(0)=0で解いて r(t)-R(t)=(r(0)-R(0))・cos(ω・t) である これでもいいが慣性系からの動きを見てみると 地球と人の重心を原点に取ると m・r(t)+M・R(t)=m・r(0)+M・R(0)=0 であるからこれを使ってr(t)やR(t)を消去して r(t)=r(0)・cos(ω・t) R(t)=R(0)・cos(ω・t) を得る (注)これはmとMが同程度に大きくても成り立つ結果である

  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.4

慣性系に原点を取り 万有引力定数をGとし 地球の重心位置をR=(x,y)とし 地球の質量をMとし 地球の密度を一様でρとし 人の重心位置をr=(x,y)とし 人の体重をmとし Mr=4/3・π・|r-R|^3・ρとし 人の行くところは掘られているとしたとき 人の運動と地球の運動は m・r"=-G・Mr・m・(r-R)/|r-R|^3 M・R"=-G・m・Mr・(R-r)/|R-r|^3 となる 辺辺足して ((m・r+M・R)/(m+M))"=0 すなわち両者の重心は動かない (慣性系に対して等速度運動している) 先の原点をここにすればいい また r"=-G・(4/3・π・ρ)・(r-R) R"=-G・(m/M)・(4/3・π・ρ)・(R-r) である 辺辺引いて (r-R)"=-G・(4/3・π・ρ)・(1+m/M)・(r-R) である ω=√(G・(4/3・π・ρ)・(1+m/M))とすると (r-R)"+ω^2・(r-R)=0 これを初期条件r'(0)-R'(0)=0で解いて r(t)-R(t)=(r(0)-R(0))・cos(ω・t) である

  • KENZOU
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回答No.3

#1のKENZOUです。 ひやぁ~,大変失礼しました。siegmundさんのご指摘の通りです。最近すこしポカミスが多い,,,(←反省)

  • KENZOU
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回答No.1

地球の中心を原点0とし,鉛直上方にx軸をとります 万有引力は地球の中心に向かって働く力で,地球の中心からの距離をx,人の質量をmとすると,人に働く万有引力は-mgxとなります。 今,地球の中心を貫くマンホールに人が飛び込んだとします。ある時刻tで人が地球の中心から距離xのところに到達したとしますと,ニュートンの運動方程式により,マンホール内の人の運動方程式は  mx”=-mgx (1)  となりますね。この微分方程式の一般解は  x=Acos(ωt+δ),ω=√g (2) となり,単振動することになりますね。振動の周期は  T=2Π/ω=2Π√(1/g) (3) 尚,振幅A,位相δは初期条件から求まります。 (P.S)(1)の微分方程式は両辺に2x'を掛けて解いていきますね。TRYしてみてください。

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