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三体妙見とは?
中国・四国地方には「三体妙見(三躰妙見・三台妙見とも)」といって、3つの石を妙見神(北極星神)の御神体とする信仰があると聞きました。くわしく調べてみたいので、参考になりそうな資料など御存じの方は教えて下さい。また、実際に3つ石を信仰対象とする妙見神社(星神社・天津神社などと改称されている場合もあります)を見たことのある方は、その所在地を教えて下さい。
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- nemosan
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岡山県井原市美星町には三つの明剱神社があります。 これは、女の神様三体を祀っていた「三躰妙見宮」を 分割したものだそうです。 http://hotsky.sakura.ne.jp/mt/archives/cat2/index.html 他にも美星町には、隕石が3つに割れて落ちた場所に 「星尾明神」「星尾神社」「高星神社」が作られた という「星尾降神伝説」があります。
- m-jiro
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三つの星が降ってきた話なら何かで読んだことがあります。 岡山県の南西部、浅口市の北端に遥照山(ようしょうざん--古くは曜星山と書いた)という山があります。ここにまつわる話。 「昔、明るく輝く星が落ちてきた。途中で三つに分かれ、一つがここに、一つが瑜伽に、もう一つが金毘羅に落ちた。それでこの山を曜星山という」 遥照山は中世には厳蓮寺という大寺があり、周辺には多くの僧坊があったといいますが、現在では山頂に両面薬師が祀ってあるだけになっています。 瑜伽というのは岡山県南部にある瑜伽山蓮台寺のこと。近くには妙見神も祀ってあるとのこと。 http://www.d1.dion.ne.jp/~s_minaga/hoso_yugasan.htm (この一番下に妙見堂のことが書いてあります) 金毘羅は香川県の金毘羅神社のことですが、瀬戸内海を挟んで瑜伽と向かい合っており、両社に参るのが当地の慣例でした。 この話、地元の町史か何かで読んだように思い手元の史料を探してみましたが見つかりません。ちょっとあやふやなことで申し訳ないのですが、参考にしていただければ幸いです。
お礼
御回答をいただき、ありがとうございます。岡山県には本当に星の伝説が多いですね。文献にもあたって下さったそうで、恐縮です。瑜伽山以外はなかなか手がかりも残っていないようですが、なんとか調べてみます。
- nemosan
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岡山市真星に天から落ちた3つの岩を信仰対象とする星神社があります。 でも、ここのは甕速日神なので妙見信仰では無いかも?
お礼
御回答をいただき、ありがとうございます。たしか甕速日については、これを隕石の神とする説もありましたね。星神社の祭神が昔から甕速日なのかどうか、調べてみたいと思います。
- nene-k
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あまり宗教にくわしくないので、同じ信仰かどうかわかりませんが、大阪府交野市に「星田妙見宮」というのがあります。 弘法大師が近くの獅子窟寺での修行中に、北斗七星を降らせた時、同じ村の3ヶ所に星が落ち、そのうちの1ヶ所を「三光清岩正身の妙見」として祀ったと言われているそうです。 空から降った星も祀られています。 場所はここです↓ http://homepage2.nifty.com/bu-ra-ri/katano.htm
お礼
早速の御回答、ありがとうございます。星田妙見のことは知っていましたが、そう言えばあれも(広い意味で)三石信仰ですね。中国・四国地方に限らず近畿地方などにも、同種の信仰はあったのかも知れません。調査の参考にさせていただきます。
お礼
御回答をいただき、ありがとうございます。さっそく明剱神社について調べてみましたが、小さな神社なのか、祭神などはなかなかわかりません。岡山県神社庁にでも問い合わせてみようと思います。 星尾降神伝説も興味深いですね。星田妙見もそうですが、星はなぜ3箇所に落ちるのか? 考えてみる価値がありそうです。