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映画のストーリーよりも演出が印象に残ってしまう
私はよく映画を観ますが、どうもストーリーそのものよりも、演出のほうに関心があるようです(専門用語はよくわかりませんが、フラッシュバックとか、音楽担当のミュージシャンがさりげなく合間に登場するとかその他もろもろの「映画的技巧」だなと感じられるもの)そういう性格傾向はどう考えたらよろしいんでしょうか?つい先日も、なんか印象に残っているビデオを借りてみたら、ストーリーじゃなく演出のほうを覚えていました。
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あんまり気にしなくていいと思います(^^) それが、質問者さまの社会的生活を阻んだり、人さまの迷惑になったりしているわけではないみたいですし。苦になっているわけではないですよね?「…う~ん、困ったなぁ。。」くらいの程度でしたら、大丈夫ですよ。映画の演出もでしょうが、内容も全く覚えていないわけでもないでしょうから。 こだわりどころは、人それぞれですものね。 私も、「小説」には何故か細かくて(多分、関心があるからだと思いますが)、登場人物の登場シーンから、構成までの作者の技巧などに注目してしまい、表現の言い回しや多重表現の有無、果てはセリフの間の置き方、複線の張り方などスト―リーよりそっちのほうを研究してしまう癖?(笑)があり、人と話をする時に、感想よりもむしろそちらの技巧云々で語ってしまうことがあり、ちょっと困っております。 でも、それはそれ。知人の中には家電製品の歴史について熱く語ったり、CMの演出とマーケティングの効果の関連性について熱く語ったり(←決して関連業界ではない人)する人もいますし。あはははは。。。と思うことはありますが、それも全然許容範囲内だと思います。 美容師さんなんかは、人の髪を見ると、髪質からその人のケアの仕方が気になったり、カットした美容師の腕を想像したり。。。全然「その人」を見ちゃいないらしいですし(苦笑)やはり視点が違うのかな、と。 でも、そういう、人が思いもしない視点で見ることが出来るものをいくつか持っているのは、新鮮でいいなぁと思いますよ。 泣ける小説で、素直に読めずに「泣けない」自分ですが、もう、そこは諦めて。私も、絵本や映画では素直に涙にくれたりしていますので。 質問者さまも、それはそれで楽しむべきだと思います。というか、そういう視点も実際楽しそうに、私には思えます。ああ、この技法は・・・・うまい!けど、あと3秒遅くカットしたほうが演出効果が高まるのにおしいなぁっ・・とか、考えるのって面白い部分もあるでしょう? こだわりどころは、人それぞれですものね。
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- ucok
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典型的な映画ファンにありがちですが。ちょっと種類は違いますが「映画的記憶」なんていう専門用語もあるくらいです。むしろ、のめり込むほどに、映画はストーリーを見なくなるといっても過言ではないような気がします。ストーリー重視なら、小説でも舞台でも何だって言い訳ですから、そこを敢えて「映画」という形で鑑賞しているからには、ストーリー以外のところに注目しますよね。
お礼
通になってくるほど、ストーリ以外のところに重点を置くのでしょうか。ただ、ストーリーもさることながら、さらに技法とか入れ物のほうがわかってくると、より深い観かたをしているといえるんでしょうね。
これは私の私見ですが人間は昔、音や映像の雰囲気で仲間や状況はたまたコミュニケーションまで可能にしてきたと思われます ですからそのDNAが残っている限り雰囲気的に理解する行動するという 現象をするのではないかと思います
お礼
知性を使わないというのが一番の基本なのかもしれません。そのとき雰囲気で感じるということになるでしょう。これが土台になければ何も感知しないのかもしれません。
お礼
ひとそれぞれ、こだわる対象、ポイントは異なるようですね。ご回答者さんの小説へのこだわりも感服しました。私はほとんど書を読まない人間で、その文学的手法というものには疎いわけですが、これはやはり数をこなしているうちに醸成されていくものでしょうね。でも、それこそが作者の利貴慮言うや間隔を取り込むことができる、立派な読者といえるでしょう。作者冥利です。映画とて同じこと、せっかく技法を張っているのに、ぜんぜん気づかないで観られたのでは内心悲しくて仕方ないはずです。それぞれの分野で奥が深いですからね。