ゲノム情報はタンパク質だけではない??
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4938994.html
5月7日 tk-kubota さんの質問、「DNAについて」の回答の中に、No9 otx さんの回答がありました。読ませて頂いたとき、簡潔で解り易い説明の上手さに感動して、思わず[参考になった]に1票を投じました。そこで、本題の質問ですが。
その回答の最下段に、
>その設計図には「共同して人間という個体を維持していこう」とも書かれています。
一方、そこから少し下のNo5 prumin さんの回答 (上から4行目)に、
>DNAに書き込まれているのは主としてタンパク質の設計図です。タンパク質は体を形作るほか,生存に必要な化学反応の触媒として働いて…
、とあります。
これまでの私の認識では、ゲノム情報はタンパク質などを作る物理的情報と理解してきました。でも、この「共同して人間という個体を維持していこう」は、タンパク質を作るとは別の「細胞どうしの意思の疎通」と私には思えるのですが、そのような見方は間違いでしょうか?
(1) このような物理的にタンパク質を作るものではない情報をゲノムに書き込むことや、ゲノム情報によってそのような表現ができるのでしょうか?
(2) それとも、タンパク質は物理的形質だけに影響するのではなく、種類によっては細胞どうしで意思の疎通が図れるようなタンパク質があるのでしょうか?
(3) 上の(1),(2)は私が気づいたものですが、これら以外の要素が関係しているのでしょうか?
(4) もしも、ゲノムでこのような表現ができるとすると、他にもそのようなものがあるのでしょうか? たとえば、物理的形質の違いではない動物種によって異なる「動物的本能」のようなものが、ゲノムによって表現できるとか…?
質問の趣旨は、ゲノムで物理的タンパク質を作る以外、細胞どうしの意思の疎通のようなことができるか否かということです。素人のような質問で恐縮です。教えて頂きまして、これまでの私の認識を改めようと思います。回答はotx さんに限定するものではありません。どうぞよろしくお願いします。