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英語の必要性
暇つぶしの質問です。お時間のおある時にでも お付き合い頂ければ幸いです。 似たような質問が過去に何度かありましたが、趣向を変えてみました。 一般的に言われていることは理解できるんですが、疑問もあります。それでは それらを挙げてみます。 (1)外国人と会話ができる・・・日本で英語を使う場合で考えてみます。在日外国人は多い順から、韓国・朝鮮人、中国人、ブラジル人、フィリピン人となっており、英語圏の人は全体の20%以下です。ですから、折角 外国人と会う機会があっても英語が通じなくて歯痒い思いをした人は少なくないはずです。 (2)国際的な視野が広くなる・・・・これに関しては逆に狭くなっている人が多いかもしれません。外国語=英語=学問=教科=受験=偏差値 という図式が頭の中で出来てしまっている人が多いのではないでしょうか? 地球上には日本語と英語しか存在しないような錯覚に陥って、その英語さえ、コミュニケーションの手段であるということも忘れがちになります。それでは本末転倒ですね。 (3)仕事でも有利になる・・・確かにそういう仕事もありますが、日本では英語力が評価される仕事はまだほんの一部です。それよりも、実際の職場では 機械の操作の資格とか法律の知識が要求される場合の方が多いです。 (4)情報の選択肢が広くなる・・・現代のようにネットが普及した社会では ますます英語も活用のチャンスが増えています。ですから、英語が分かれば情報の選択肢の幅もぐーんと広がるのも確かですが、日本語でだってありとあらゆる情報が得られるので、英語でしか得られない情報って何なのかと聞かれても一瞬首を傾げます。 (5)日本語には英語から多くの外来語が入っているので、それらを理解できる・・・・日本語は漢字を使っていますが、中国語を知らなくても 日本人は何千という漢字を知っています。これと並行して考えれば 英語からの外来語も日本語の中で使われれれば日本語ですし、それに、多くの外来語にしても英語の授業以外で覚えた言葉が殆どのはずです。 例えば、最近 「アフィリエート」という言葉がよく使われますが、 私は高校の英語でaffiliate という単語に遭遇した記憶もありません。 以上、5点を挙げてみましたので、私が疑問に思う事柄があってもそれでも英語が必要と理由があれば、コメントお願いします。
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- ucok
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まったくもってその通りです。いっぱい補足して肩を持ちたいくらいですよ。英語を活かして生きているプロとして、まさしく力説してきたことばかりです。実に日本人の多くは、「英語」という言語だけを勉強しようと思うから間違っているのです。だからこそ、以下のように思います。 (1)外国人と会話ができる??:そもそも「外国人」って概念がアホらしい。外国籍でも日本語しか話せない人は五万といる。そこをまず正す教育でないと。そして「自分が話す言語を理解しない人と会話するにはどうすればいいか」という方向に持っていき、母国語で通じさせようとする熱意、ジェスチャー、筆談などの大切さを踏まえたうえで「外国語も便利」と教えるべき。その外国語が、たまたま英語なだけ。 (2)国際的な視野が広くなる??:まずは母国語でいいから、見た目や生活習慣などが違う人とふれあう機会を増やすべき。英語がちっともしゃべれないけれど、どんな文化の人とも分け隔てなく付き合える人と、英語が話せない人は無教養だと思い込んでいる英語堪能者、長い目で見たら前者のほうが活躍の場が増えますね。 (3)仕事でも有利になる??英語、英語と煽って社会人を英語アレルギーにするよりも、少ない語彙で、きちんと英語の電話、メール、接客に応じられるのだという「れっきとした事実」を叩き込むべき。ただし、「実際の職場では 機械の操作の資格とか法律の知識が要求される場合の方が多い」というのは、経験上、疑問ですが。 (4)情報の選択肢が広くなる??これは英語圏の人もいだいている大きな幻想に過ぎませんよね。実際、ものを知らない、あるいは情報を誤解している英語圏の人のために、日に何度、日本語の情報を抜粋して教えてあげていることか。日本語文化ほどの情報化社会は珍しいし、ネット情報をつかむなら、確かに日本語しか知らないよりは英語“も”わかると便利ですが、それよりも中国語ではないでしょうか。 (5)日本語には英語から多くの外来語が入っているので、それらを理解できる??おっしゃるとおり逆なわけで、「日本語には外来語が多いんだから、ちょっと考えれば、知らない英単語の意味もわかるはずだよ」と教えるべき。そのコツがつかめてこそ、逆に、知っている英単語から外来語の意味を推察するのが容易になってきます。 というわけで、英語という言語は便利だし、それを習得する過程で本来身につくはず「世界観」は豊かです。しかし、学び方をひとつ間違えば逆効果ですね。変な勉強するくらいなら、しないほうがマシ。その分、実りある勉強法で少なく英語を学んだほうがいいでしょう。
- maccha_neko
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>外国語を覚えるというのは頭の鍛錬にもなると思うんです。 まぁ、鍛錬かどうかは分かりませんが、とりあえず教えておいても良いってことですね。 >日本にとってアメリカが今のロシアのように疎遠な国になり、 >・・・ まぁ、以下妄想の話ですからねぇ。そういう日のために中国語を第一外国語にしろ!といっても今のところ説得力が無さ過ぎでしょう。 まっ、第一外国語は?と聞かれたら英語。まぁそのほかに何か学びたいと思うなら、イタリア語にするのか、ドイツ語にするのかフランス語にするのか・・まぁ、好き好きってところでしょう。
お礼
何度もありがとうございます。 >まぁ、以下妄想の話ですからねぇ。 これは朝日新聞が目指すイデオロギーに近いかもしれませんね。私も こういう世の中になって欲しくはないですね。しかし、日本もアメリカにはハッキリ「ノー」と言える国になって欲しいです。極端な話、アメリカにおべんちゃらを言うために英語を勉強する必要はないし、それよりだったら Noだけ知っていた方がまだマシなくらいです。
- maccha_neko
- ベストアンサー率33% (465/1379)
>余力のあるところから試験的に開始すれば いいだけです。 といいますか、第二外国語をやっているところもあったように思いますけどね。でも、まぁ何か一つというなら現実的には英語が妥当ってところでしょう。カバーできる範囲が段違いに広いですからね。 >しかし、「とりあえず英語」とう言うのは とにかく外国語の知識が必要 >であるという前提だと思うんですが、そんなに外国語が必要なんでしょ >うかね。 それこそ数学だの何だの、他の教科と一緒ですよね。役に立つ場面というのを想定できるとはしても、それが現実に訪れる場面がどれだけあるかといえば、そんなに多くはないという人が大半でしょう。 >これに関しては、批判も多いですね。所謂 受験英語ですね。 うん?ですから私が先に「受験用の重箱の隅知識まで必要かといわれたら疑問符だ」と言ったんですが?それに対して総合的な知識を測れるのだから云々と言われていたようですが、前言撤回ですか? うーん・・結局誰かが書かれた内容に対してピンポイント的に反論となりそうなものを掲げてみているだけで、軸がぶれすぎている感じですね。混乱状態なのかなぁ? ポイントを絞ってしまえば 1)学校教育で外国語を教えることは必要か否か というなら、まぁ一つくらい教えておいて良いだろうと思いますね 2)必要な場合第一外国語は何にするのか ということになると、各自の選択もあるでしょうけど、ぐるっと世界を見渡してみればやはり、英語(米語)は汎用性があるということは認めざるを得ないでしょうね。 何度も他の方の書込みにもありますし、質問者さんご自身が国連の公用語にも触れられてもいますが、結局そういう場にいても英語がリストから外れることはまず滅多にないと言って良いですしね。仮に海外旅行程度としても、外国語(その国での)表示/記載のものとして第一に選択されるのはたいてい英語でしょうね(以下移住/旅行者の多い順になるのかな?) 大前提の「外国語教育なんて不要だ!」というならそれはそれで一つの考え方でしょうけど、不要と言い切るほどでもないと思いますよ。それこそ「確率・統計」を理解して日常的に利用している人の数と比べて、日ごろ英語に触れたり、英語を使ってビジネスしている人の数は決して少ないとは言えないでしょうしね。外国語を一つくらい教わることも良いと思いますよ。
補足
再度回答ありがとうございます。 >といいますか、第二外国語をやっているところもあったように思いますけどね。 日本ではまだまだ少なですね。国際化を叫ぶんだったら、世界史の必修もいいでしょうけど、中等教育における第2外国語の普及も考えたって悪くないと思うんですが。 >それこそ数学だの何だの、他の教科と一緒ですよね。 そこなんですよ。英語に関しては何か幻想を抱いている人が多いんです。小学校から英語を先取りして学習させる親は多いですが、数学を先取りさせる親は少ないと思います。 >それに対して総合的な知識を測れるのだから云々と言われていたようですが、前言撤回ですか? この質問は反証的に問題を考察しようと思っていますので、前言撤回というわけではありません。これは、受験制度も含めて マクロな視点から考える必要がありますね。 >というなら、まぁ一つくらい教えておいて良いだろうと思いますね アメリカの場合、中学校では何も外国語を習わないことが多いんです。すでに、英語が母国語だから習わなくてもいいという考えも出来ますが、外国語を覚えるというのは頭の鍛錬にもなると思うんです。 >ということになると、各自の選択もあるでしょうけど、ぐるっと世界を見渡してみればやはり、英語(米語)は汎用性があるということは認めざるを得ないでしょうね。 まあ、日本では英語が最も重要な外国語であることは否定できません。しかし、イランのような国だと、アラビア語が第1外国語です。もし、アラビア語の代わりに英語を第1外国語にした場合、アメリカやイギリスを中心に世界的な交流の幅が広がりますが、コーランも読めなくなるし、イスラム圏とのコミュニケーションにも支障をきたします。トルコのような中途半端な国になるでしょう。つまり、イスラム教国のくせ、コーランも読めない人が多く イスラム圏では浮いた存在になり、EUに加盟しようとしても、イスラム教を信仰しているいうのもネックの一つになっています。 これとパラレルに考えれば、日本にとってアメリカが今のロシアのように疎遠な国になり、世界的なプレゼンスも大幅に低下し、中国が今のアメリカのように外交上最も重要な国になり、ベトナムや韓国も含めて中国を中心に欧米と対峙する東アジア同盟を結成して政治的結束力を強めれば状況は変わるでしょう。 結論的には、私も外国語教育は否定しません。日本人の教養としても必要でしょう。ただ、先ほども書いたように英語に幻想を抱いている人が多いのではないかと疑問に思いました。
- Tet2
- ベストアンサー率26% (18/69)
1)それは仕方がないですよ。 ただ、大ざっぱに言うと、現在の世界の「共通語」は英語です。 それに「外国人」と会話できると言った場合、 僕自身は日本国内で考えたことがないです。 でも「外国に行った場合」英語を話せると、 楽な場合が多いのは事実です。 たとえ中国に行ったとしても、英語圏のバックパッカーが 大勢いますので、情報の交換などが可能になるわけです。 2)国際的な視野が広くなるのも事実だと思いますよ。 受験、偏差値等は関係なしにです。 僕はイギリスで育ち、日本のインターに通い、 アメリカの大学を卒業したので、 英語での生活が長いからかもしれませんけど、 視野は実際に広がりますよ? たとえば歴史。 イギリス、アメリカ、日本・・・これら3カ国で第二次世界大戦の 勉強をすると面白い位に違う観点から教わることができます。 英語、日本語関係なしに「外国語」を勉強すると視野が広がるのは 日本人以外での観点から物事が見られるようになるからです。 3)これは仕事によりますよね。 国語の先生が英語をマスターしていても、 そんなにプラスにならなそうです。 「英語を使う仕事においては」有利になるといった感じでしょうか。 4)これは事実だと思いますよ。 2で書いたように、日本語で書かれた情報はすべて 「日本人の観点」で書かれています。 外国語(この場合英語ですけど)の情報も読めるようになると、 彼らの観点からの情報も読めるわけですから、 はるかに選択肢は広がりますよ。 5)日本語には多くの外来語がありますけど、 その外来語=英語は違った意味で使われている場合が多いので、 あまり英語としては役に立ちませんね。 ちなみに英語にも日本語から来た言葉が幾つかありますけど、 それらも似て非なる意味になっているものが多いです。
補足
回答ありがとうございます。 >1)それは仕方がないですよ。 これは#1さんのお礼でも書いたように、中等教育で英語以外の外国語を学ぶ機会を増やしても決して悪くはないと思うんです。お隣の韓国でも高校では第2外国語を履修します。 >ただ、大ざっぱに言うと、現在の世界の「共通語」は英語です。 確かに世界で最も通用する言語は英語でしょうけど、日本人の場合は英語を過大評価しているきらいがあります。国連の公用語も英語だけでなくフランス語、スペイン語、アラビア語も認められていて、政治的な問題も絡み、英語に統一は出来ないようです。 >たとえ中国に行ったとしても、英語圏のバックパッカーが 大勢いますので、情報の交換などが可能になるわけです。 バックパーカーのことはそんなに考える必要はないと思うんですが。また、中国は日本語も理解できる人が比較的多い国です。 >僕はイギリスで育ち、日本のインターに通い、 アメリカの大学を卒業したので、 これも、私が#2さんの補足でも書いたように一握りの人ですね。しかし、いつも疑問に思うんですが、このカテの回答者は外国に長く暮らしたとか、留学経験がある人って多く見かけますが、そんなに多いもんですかね。もっとも Tet2さんの場合は日本の歪んだ英語教育を受けなかっただけ幸せだと思いますよ。 >英語、日本語関係なしに「外国語」を勉強すると視野が広がるのは 日本人以外での観点から物事が見られるようになるからです。 欲を言えば、英語の他にもう1カ国語は学びたいところですね。私の場合はフランス語も出来ますが、フランス語圏の文化は英語圏の文化とはカウンターカルチャー的な役割を果たしているので、更に違った角度から物事を見られるようになっていると思います。 >「英語を使う仕事においては」有利になるといった感じでしょうか。 日本ではまだそんなに多くないですよね。 >2で書いたように、日本語で書かれた情報はすべて 「日本人の観点」で書かれています。 殆どの人は日本語で書かれた情報だけで不便を感じていませんし、それで満足しているんですよ。でも、皮肉なんですが、英語を母国語としている英米人は日本人よりも その点に関しては大きなアドバンテージがありますよね。しかし、意外に視野の狭い人が多いんです。何でも細分化されたり、マニアックな情報は英語でなければ入手できないものが多いですが、それだけに、常識的な何かを見失う恐れもあるような気がします。 >その外来語=英語は違った意味で使われている場合が多いので、 あまり英語としては役に立ちませんね。 逆から考えられたようですね。私もその視点でレスしますが、日本人の外来語の知識は英語を覚えるのにも役に立っていると思います。 例えば スプーンは英語で spoon、フランス語で cuillereですが、英語のspoonの方が覚えやすいですよね。中国人の場合は、こういう日本人のメリットを享受できませんから、日本人なら誰でも知っている英単語も意外に知らないことが多いです。
- maccha_neko
- ベストアンサー率33% (465/1379)
>いざ外国人と思いきや英語も通じないということを書きたかったでした。 そりゃあ、みんながみんな英語得意ってわけにはいきませんからね。じゃあ他に何か手ごろなものが・・となるとなかなかありませんしね。エスペラントってわけにもいきませんしね。第二外国語、第三外国語も良いでしょうけど、それはよほど余力がないと厳しいでしょうしね。結局相手の言語にあわせるか、どれか一つを共通で使うかっていう選択ですからね。 >現実的にはそうでしょうけど、 と書かれたとおりで、まさにそこでしょう。「現実的に何か使おう」となると今の時代では「とりあえず英語」なんでしょうねぇ。 >私の教室での共通語は日本語です。 それもいいでしょうね。ここは日本ですから。じゃあ外国人はみんな日本語をマスターしろ・・っていうわけにもいきませんしねぇ。日本語以外は?となったら、まぁとりあえず英語くらいかな?って言うしかないでしょうからねえ。 >何か酒を飲まなければならない必然性はどうなんでしょう。 そこは最初に書いたように「数学が必要か・・」っていうのと同じようなものでしょう。それこそ韓国人と中国語で漢詩を・・なんていうほうがよほど稀ですよねぇ。結局「日本語を知らない外国人とのコミュニケーション手段」ということになるとお互いに「とりあえず英語」とするのが現実的な対策でしょう。 >これは私が質問で書いた ほんの一部の仕事ですよね。つまりスペシャリストなわけですよね。 いやぁ、一部というにしてはずいぶんと携わってる人は多いと思いますよ。中小零細から世界を股にかける大企業までありますから。 たとえ趣味であっても、ちょっと突っ込んだところまで知ろうとしたり、新しい物好きということになると英語にぶちあたることは少なくないのでは?結構海外通販サイトなどを見ていても面白いものが多いですしね。 >全員に英語を教えなくてもエリートだけに特別教育を施した方が合理的ですね。 それは「数学は必要か」というのと同じ理屈でしょうしね。誰をして「エリート」と称するかっていうのもあるでしょうが。鬼畜米英の時代でもありませんし、別に教えること自体は悪くないと思いますよ。 でも、 >英語は総合的に学力を測れますからね。 とするなら、なおのこと英語は教えておくべきということになってくるのでは?
補足
再度回答ありがとうございます。 >それはよほど余力がないと厳しいでしょうしね。 余力のあるところから試験的に開始すれば いいだけです。 >と書かれたとおりで、まさにそこでしょう。「現実的に何か使おう」となると今の時代では「とりあえず英語」なんでしょうねぇ。 この「とりあえず」は便利な日本ですね。英語に訳しにくい日本語の一つでしょう。しかし、ヨーロッパだと考え方が違います。例えばフランス人とスペイン人が会話をする場合、「とりあえず英語」という発想は出て来ないでしょう。尤も彼らの場合、最悪 ラテン語を使うかもしれません。しかし、「とりあえず英語」とう言うのは とにかく外国語の知識が必要であるという前提だと思うんですが、そんなに外国語が必要なんでしょうかね。 >そこは最初に書いたように「数学が必要か・・」っていうのと同じようなものでしょう。 高校で習う数学も実は日常生活で非常に役に立つものがあるんです。特に確率・統計です。これの得手不得手が生活収入の大きな差になって表れることも少なくありません。 >それこそ韓国人と中国語で漢詩を・・なんていうほうがよほど稀ですよねぇ。 これは極端ですが、名前の漢字を英語で説明するのには苦労しますよ。それ以外には もっと身近に四字熟語なんかは、英語では表現しにくいですからね。 >いやぁ、一部というにしてはずいぶんと携わってる人は多いと思いますよ。 この一部というのは 10万人単位ですから、多いと言えば多いでしょう。しかし、割合からして見れば一部なわけです。例えば、全国には理容師や美容師はごまんとおりますが、やはり一部の人たちなんです >それは「数学は必要か」というのと同じ理屈でしょうしね。 先ほども書いたように、数学は必要です。少なくても、小学校で習う算数は絶対必要ですが、中学以降で習う数学は、誰でも知ってて損のないものから、こんなの知って何になるんだ というものまで 混じっています。 >誰をして「エリート」と称するかっていうのもあるでしょうが。 これは学力に応じて習熟度別教育を施すことにもなりますが、これに関しては差別とか色々問題も含むし 難しい問題です。 >とするなら、なおのこと英語は教えておくべきということになってくるのでは? これに関しては、批判も多いですね。所謂 受験英語ですね。つまり、 受験のテクニックだけ覚えて、実際には使えないのです。しかしながら、受験で培った英語力は、実用的な英語を覚えるにも強力な基礎力にはなるものの、外国人とコミュニケーションをする上で重要な要素とベクトルが逆方向ですので、これを克服するのも大きな課題です。つまり、英語の習得という過程で進歩どころか、後退している部分をスタート地点まで引き戻さなくてはならないのです。
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
(1)その通りだと思います。 但しその外国人たちも(非英語圏の人たち)じゃあ外国語を習うか!となったら、第一の選択は英語になります。よって、英語が話せれば、意思疎通の可能性はそれだけ高くなります。 (2)ちょっと違うと思います。 学問に限定していえば、国際的に評価される研究は、原則的に論文を英語で書く必要があるのです。(慣例でそうなっています) また国際的に共通する多くのテーマ(例:地球温暖化など)は、英語で論じられ、記載され、蓄積されます。 英語ができれば、そのような「知」を直接取り入れることが出来るのです。これはどの国でも同じですし、特にインターネットが普及した現在では、いわゆる情報格差が格段に少なくなっています。 ただこの情報格差は英語を使えないと、ハードルが高くなります。 ですので、地域を限定した話題や恋愛話なら、地域の言葉も重要ですが、国際的な視野を広めるために見聞を求めれば、英語が確実に有利です。(英語版のwikiは結構役に立ちます) (3)その通りだと思います。 特に幼児から英語を習わせるような、現状は噴飯ものです。英語をしゃべれてもノウハウは身につきません。 但しちょっと別の見方も必要です。逆説的ですが、現在では日本人がしゃべる日本語の優位性も崩れてきています。いわゆるオフショアリングの問題です。 オフショアリングは、デスクワークなどで定型的な仕事を賃金の安い外国で行なうことですが(例:コールセンター、会計事務、ネット家庭教師など)、英語圏では欧米と英語を公用語とするアジア諸国の賃金差に目をつけて、現在ではかなり発展し、欧米諸国では仕事がうしなわれる状態が起きています。 日本語はオフショアリングできないといわれていたのですが、最近では中国の大連でかなり受注できるようになってきたようです。 これに伴い、日本語で長年、仕事をしてきた人が実はノウハウもスキルの蓄積していなかったという事実が明らかになってきました。 仕事を有利にするのは、「言語」ではなくなってきているのです。 (4)英語でしか得られない情報は結構あります。 (2)にも書きましたが、現代社会での「知」は英語で蓄積されています。もちろん日本に住み、日本で仕事して生活する分には、日本語だけで十分です。 しかし、世界に伍して日本人も競うということであれば、英語で一次情報にアクセスできるというのはとても重要です。 どのような情報が重要かと言えば、金融関係・資源関係・環境問題・新技術・軍事関係などでしょう。 たとえばOPECが原油の生産調整に関する会議をした場合、原則的にアラビア語で会議できますが、決まった内容や決議はすべて英語でリリースされます。 日本語を含む各国語はそこから翻訳されて私たちが目にするのですから、それだけで遅れをとることになります。 (5)「知」という事と密接に関係しています。 明治以前なぜ中国語(漢字)を日本は取り入れたかというと、そこに豊富な知識があったからです。日本人はとにかく外国の知識を吸収して、発展させるのがうまいのです。 もし外国に吸収するほどの知識がないならば、どの国の言葉だって日本語化する必要はありません。 結局「知識」を吸収して、手っ取りばやく概念化したいから、外国語を持ってくるのです。 そういう歴史の流れから見れば、中国語・英語だけでなくオランダ語、ポルトガル語(シャボン・カステラなど)、ドイツ語(カルテ、アルバイトなど)なども日本語に定着しています。 ですので、コミュニケーションとしての英語と概念化するための英語は違いますから、当然習うわけもなく、英語圏の人ですらあまりなじみのない単語が出てくるわけです。(ちなみにブラウザーって英語でもあまり使用しなかった言葉らしいです。ネットでブラウジングという概念が出来るまでは・・・) 単純に意思疎通という点で考えれば、日本語だって日々新しい言葉が増えていますし、1億もの人が使う言語はそれだけで立派なものです。また日本語自体は、英語・ロシア語などと並んで高度研究を記述できる能力を有していますので、ものすごくちゃんとした言葉です。 (例えばインディアンの民族語だけでは経済の流通問題というレポートは書けません。その概念をきちんと説明できる単語や文法構造を持っていないからです) 私自身は、日本語の愛着も誇りも持っていますが、同時に日本語の限界、得に国際的な知識に貢献するという点での限界も感じているところです。
補足
回答ありがとうございます。 >但しその外国人たちも(非英語圏の人たち)じゃあ外国語を習うか! 確かにおそうですね。#1さんの補足でも書きましたが、必ずしも英語だとは限らないようです。私の陶芸教室に通っているイラン人は 小学校からアラビア語を勉強していいました。英語も少し習ったことがあるようですが、すっかり忘れたそうです。 >(2)ちょっと違うと思います。 これは phjさんが英語が一定レベル出来て、それによって視野を飛躍的に広げている一握りの人たちだからです。大部分の人は まさしく谷間にいるんではないでしょうか。 今は状況が違っていると思いますが、これは私が中学生の時です。 当時短大生だった従姉なんですが、英検2級を持っていました。その従姉に英語のことを色々訊いたりもしました。でも、その従姉が英語に接する機会はと言えば、英語の教科書や参考書位しかありませんでした。 私はその頃、フランス語にも興味があって、NHKのフランス語講座を聴いていました。ある日、その従姉が私の家に来た時、言われました。 「今はフランス語なんかより、英語を一生懸命勉強した方がいいよ。」 従姉の言ったことも一理あるんですが、憧れの国のフランスまで否定された気分でした。 >特に幼児から英語を習わせるような、現状は噴飯ものです。 これは愚かな日本人が多過ぎるんですよ。そして、英語の有用性も過大評価しているし。 >しかし、世界に伍して日本人も競うということであれば、英語で一次情報にアクセスできるというのはとても重要です。 ただ、これも必要としている人は ごく一部の人でしょう。しかし、皮肉なことに、英語が得意というか、英会話が出来る人でも、専門的な知識がなければ、有益な情報として消化できないんですよね。
- maccha_neko
- ベストアンサー率33% (465/1379)
まぁ、算数はともかく、数学が役に立つのかとか、物理が役に立つのか・・歴史は?地理は?・・・なんていうのにも似てますけどね。英語に関して「何が何でも英語!」じゃなくて「とりあえず英語」なんだというのが実感でしょうか。 (1)>韓国・朝鮮人、中国人、ブラジル人、フィリピン人と 結局それらの人たちと何語を使ってコミュニケーションをとるか・・っていうことになると手ごろなものとしては英語かなぁ・・ってなるんでしょうね。韓国人と中国語で会話というほうが難しいですしね。もちろん、相手の母国語で会話できれば言うことないですが、韓国語、北朝鮮語(若干違うようですので)、中国語・・・と何ヶ国語もマスターしようなんてわけにもいかないですしね。 居酒屋行ったときの”とりあえずビール”みたいなもので、”とりあえず英語”なんだと思いますよ。 (2)は(1)や(4)とも絡むかなぁ。「とりあえず英語」なので、国を問わず海外向けで提供されるものや、国際団体やら規格といった情報/資料なら英語版はかなり高い確率で存在するというのがありますんで、ちょっと目を外に向けるとやっぱり「とりあえず英語」なんですよね。国内にはその英語になったのが翻訳されて入ってくるという格好ですが全部が全部翻訳されるわけでもないですしね。 特に私の携わっている分野だと、情報源や資料類はほとんどが英語で、日本語版はあったとしても、その道の知識のある人が訳しているわけではないので、どうも変な日本語になってしまっている例が多くて、結局原文を読み直さないといけないということが大半ですね。酷いものでは国内メーカ製なのにマニュアルは英文しかないよ・・・なんていうことも(汗 まぁ、入試英語のようなちまちまとした重箱の隅をつつくような知識が果たして必要なのか?と尋ねられたら疑問符ですけどもね。まして英語で講義を受けるわけでもないような国内の大学の入試でヒアリングの試験なんてやってどうするの?という感じもしますが。
補足
暇つぶしにお付き合いくださり、ありがとうございます。 >結局それらの人たちと何語を使ってコミュニケーションをとるか・・ 普通の日本人は外国人と話す機会も少ないですし、いざ外国人と思いきや英語も通じないということを書きたかったでした。ただ、それでも 外国語は必要というポジティブな方向で考えるとしても、英語の汎用性を考えれば英語は外せないでしょう。私の提案としては、公立の中学では英語の授業は週3コマですが、これを4コマに増やし、高校では可能な学校から徐々に英語以外の外国語を教える学校を増やしていってもいいと思うんです。 >っていうことになると手ごろなものとしては英語かなぁ・・ってなるんでしょうね。 私は外国人を集めて陶芸教室を開いています。国籍は中国人、韓国人、イラン人、アメリカ人、フランス人、トルコ人がいますが、アメリカ人を除くと英語が苦手な人が多く、私の教室での共通語は日本語です。 >韓国人と中国語で会話というほうが難しいですしね。 現実的にはそうでしょうけど、昔は日本人と韓国人は筆談も出来ましたからね。韓国の外国語教育事情を見ると、第1外国語は英語でが、第2外国語では中国語よりも日本語が多いので、韓国人とは日本語で会話することも少なくないでしょう。でも、韓国人と中国語で会話するのなら、唐の時代の漢詩を現代中国語で詠んだりして、いにしえの文化を共有できますね。 >居酒屋行ったときの”とりあえずビール”みたいなもので、”とりあえず英語”なんだと思いますよ。 なるほどねえ。しかし、何か酒を飲まなければならない必然性はどうなんでしょう。 >特に私の携わっている分野だと、情報源や資料類はほとんどが英語で、 これは私が質問で書いた ほんの一部の仕事ですよね。つまりスペシャリストなわけですよね。この需要で考えるのなら、全員に英語を教えなくてもエリートだけに特別教育を施した方が合理的ですね。 >まぁ、入試英語のようなちまちまとした重箱の隅をつつくような知識が果たして必要なのか? これは、英語というのが生徒の学力を測る上での重要な物差しになるからでしょう。国語だと得手不得手が比較的平均化し、みんな横並びになって、問題作成者のちょっとした主観的な考えで大きく順位が左右します。数学だと抽象的な論理力しか測れません。社会科は結局は暗記教科でしょ。その点、英語は総合的に学力を測れますからね。
補足
回答ありがとうございます。 これまでの方とは一線を画した回答ですね。 >母国語で通じさせようとする熱意、ジェスチャー、筆談などの大切さを踏まえたうえで「外国語も便利」と教えるべき。 これには同感ですね。例えば、英語の得意な人と苦手な人が一緒にアメリカに行って、得意な人は英語を聞き取ることだけに専念し、習ったことのない表現にぶつかるとお手上げ状態ですが、苦手な人の方が、相手の顔を見て何を言いたいのか理解できることってありますからね。 >英語が話せない人は無教養だと思い込んでいる英語堪能者、 こういう人って、非英語圏で英語の話せない人に遭遇すると蔑視する傾向があるんですよね。そういう思想こそが、自分では視野が広くなったつもりでも、逆に狭くなっているんですよね。 >ただし、「実際の職場では 機械の操作の資格とか法律の知識が要求される場合の方が多い」というのは、経験上、疑問ですが。 これは ucokさんが、こういう職の経験がないからでしょう。しかし、日本の基幹産業ではこのようなスキルが重要視されます。 >情報の選択肢が広くなる??これは英語圏の人もいだいている大きな幻想に過ぎませんよね。 特にアメリカ人は外国に対する関心が全般的に日本人よりも低いし、その他物事に対する関心の幅も低い傾向にありますよね。それに、英語の情報量は日本語の情報量よりも多いだけに、無駄な情報も多すぎて、取捨選択が難しいですよね。ucokさんはこのことを仰いたかったわけですよね。 >それよりも中国語ではないでしょうか。 中国語はこれから役に立つ外国語として有望視されますが、中国語は話者数こそ英語を凌駕しているとは言え、中国語を通して得られる情報は日本語を通してよりも、多いとは思いません。しかしながら、第2外国語として中国語を学ぶことには大きな意義があるとは思います。 >おっしゃるとおり逆なわけで、「日本語には外来語が多いんだから、ちょっと考えれば、知らない英単語の意味もわかるはずだよ」と教えるべき。 そうですよね。特に中学の英単語なんかは、外来語の知識で何とかなりそうなんですが、苦労している生徒も多いですからね。