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「海」の付く名字が少ないのはなぜ?
初めて利用させていただきます 日本には「山本」「小山」「山川」など「山」の付く名字は多くみうけられるようですが 「海」の付く名字はほとんど見かけたことがありません 日本は海に囲まれている国なのに、海に由来した名字はなぜ少ないんだろうと ずっとふしぎに思っています 理由などご存知の方は教えてください
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愛知県はご承知のように壬申の乱では大海人皇子が兵を募った地域で、尾張氏の勢力下にありました。 海が付く苗字や地名も少なくなく、海部(かいふ)元総理もこの地域の出身で、(海部氏が直系かどうかは知りませんが)海部一族も丹後半島に拠点を持ち、伊勢に勢力を伸ばしたことで知られています。 海部郡(あまぐん)という地名もあります。 またじめじめした土地ですと「膿」という言葉の言い換えで「海」を使う場合があり、長野県の海野(上田市)という地名があり、ここには海野一族が栄えています。 http://baba72885.exblog.jp/6909374/ 豪族は地名を苗字にする習慣ですから、探せばいろいろ出てくると思います。
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- Ganbatteruyo
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アメリカに住んで40年目になりました。 何か私なりにお手伝いできるのではないかと思います 日本語を毎日目の前にしないとこのような時にちょっと視点が変わって物を見るときが時々あります。 慣用句などはまず「直訳」してしまうと言うようなことで親父ギャグ的に言葉遊びをしたりしてしまうことは日本にいる私の友達などは迷惑しているようです。 <g> さて、本題ですが、日本でよく使われる名前だけを取り出しても、海は使えないなと感じますよ。 山田→海田? 田中→海中? 佐藤。伊藤・斉藤・加藤→?? 松本・山本・橋本→海本?? 中村→中海?? 小林→小海もしかしたら 川口→海口?? 林→海?? 中島→中海?? そして、 長谷川は長谷海というわけにはいかないですね。<g> ということで物理的に無理があるのではないでしょうか。 海自体ではなく、人も住めるところで海に面したところ、であれば、結構あると思いますが、海に面した場所に基づいて、そこに住んでいる人たちの名前で区別できるようにするとしたら、あまりにも限られてしまうのではないでしょうか。 その土地の名主(意味どうりに)が海に面した場所の名前をとってしまうのでは。 そうすると島、浜、浦、崎などがついた名前の人たちは結構その土地の「名主」さんたちだったのではないでしょうか。 参考になりましたでしょうか。 理解しにくいところがあったり追加質問がありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
お礼
アメリカからですか、はるばるご回答ありがとうございます 「中海」「海口」「海本」などの名字も、あればあったで 意外にしっくりくるような気がしますが、いかがですか? ただ、こういう名字はほとんど聞きません 回答を拝見して思いましたが、海に携わる人々には 「本締め」のような頭(かしら)がいたのかもしれませんね 厳しい海の世界、ばしっと縄張りを仕切る親分がいないと一族が 生き残っていけなかったとか そうすると、おっしゃるように「島」「浜」「浦」「崎」などの名字の人たちは、その土地の権力者的な存在だったりして あくまで私の想像ですが、民俗学的なことを考えるのは楽しいです
- tanuki4u
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基本的には、名字は、居住地OR所有地に由来するので、「海」の中に住んでいる人はいないから、海の字を使う地名が少なく、よって、海の字を使う名字が少ないとなるかと。 また、海幸彦、山幸彦の神話では、山幸彦の子孫が天皇家に繋がります。これは、狩猟民が漁労民に勝利したという古代の歴史が反映しているセイではないかといわれています。とすると、狩猟民的な名前「この山での猟は おいらたち 一族のものじゃ、葛城山の狩猟権は おいらたち 葛城の衆の もの!」というかんじで、山系は多いかと。
お礼
海の中に住んでいる人はいないけど 海の恵みで暮らしている人や海辺に住んでいる一族なら 名字としておかしくないかなと思ったのですが… 海幸彦、山幸彦の話懐かしいですね。山の民のほうが多数派で 強いのかな 江戸時代の90%以上が農民だったというような話を聞いたことがありますが 漁民は意外と一握りだったのかな
そうですか? 確かに山や川ほど多くはないと思いますがざっと思いついた名前で 作家の海音字潮五郎、これはペンネームでしょうが、 内海 鳴海 などなど探せばありそうな気がしますが、、、、
お礼
海音寺潮五郎さんはなかなか雄大なペンネームですね 内海(うつみ、うちうみ)、鳴海さんもたまにいますね 鳥海さんって声優さんもいたかな けれど、このようにずばり「海」の付く名字は まだまだ少数派なような気がするのです
- code1134
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「"浦"や"灘(洋)"等、海と粗同義な語は見られましたから、海の字が未使用、即、海に無縁、とはなり得ぬ」と捉えますが、如何でしょうか!? http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B1%BA&kind=all http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%81%98&stype=0&dtype=0
お礼
「浦」の名字は意外とありそうですね(大浦、三浦) 「灘」は「難波」さんとかいらっしゃったかな? 「洋」の名字はあまり思いつかないです 「海」そのものでなくても、海を表す名字は意外とあるということでしょうね
- ben1151
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「さんずい」そのものが、水を表すからでは、ないでしょうか。 私の本名にも、さんずいが、あります。 山より、不安な、感じが、します。 川、田、木、本、を下に配しても、語呂がよくありません。
お礼
No.3の方の回答にもありましたが、山岳信仰はありますが 海の信仰ってあまり聞いたことがありませんね 海の神というと、嫉妬深い女神が荒れ狂うみたいなイメージばかりです 「さんずい」そのものが不安定な感じがするというのもうなづけますけど、どうかあまり気になされないでください
- snowplus13
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昔の人は山に神が住んでいると信じていました 海はそういった話はあまりききません 仏教的なものではないでしょうか
お礼
ご回答を拝見して思いましたが、昔は「海」に対して いっそう畏怖の思いが強かったのかもしれませんね 海の幸を獲りに行くのは命がけだし 現在は名前に「海」を付ける人も多く、雄大なイメージがありますが
直接「海」ではありませんが、 「島」小島、大島、長嶋、島田、島村、島崎 「瀬」早瀬、長瀬、永瀬、 「崎」岡 、山崎、長崎、島崎 他に「波」や「浪」も海に由来した名字ではないでしょうか?
お礼
なるほど、「島」「瀬」「崎」「浪」も海が由来とすれば 結構海関連の苗字が多いんですね 「磯」とか「船」とかもそうなのかな…と思っていましたが こちらは「島」ほど多くないですものね
- onbase koubou(@onbase)
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確かに山が付く苗字よりは少ないですが「内海」「東海林」「海原」「海野」という海の付く苗字はあります。 苗字は「地名」から来ることが多く陸上に海の付く地名少ない、ということが原因なのかもしれません。
お礼
「内海」「東海林」という苗字がありましたね 「海原」などは漫才師にいたような… 苗字は地名に由来したものが多いということも一因かもしれません
お礼
そうそう、海部総理がいらっしゃいました いきなり白羽の矢が立って総理になられた時、 耳慣れない名に私も家族も「こんな名字の人がいたんだね」と 話した覚えがあります いかにも海を制した一族のような名字ですね 「海野」といえばすぐ思いつくのは猿飛佐助の漫画で読んだ 「真田十勇士」のひとり「海野六郎」です。確かに長野の豪族ですね 愛知県には濃尾平野がありますが、濃の字は本来は「膿」だったのでは ないかな…と、回答を拝見して感じました