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MTTについて教えてください
MTTのホルマザンは非水溶性ですが、可溶化せずに吸光度を測定した場合、吸光度の上昇は見られないのですか?それとも正確に測れないという事でしょうか?教えていただけると嬉しいです。
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- Bubuca
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回答No.1
こんばんは 溶媒に溶けない物質を混ぜると粒子のままで分散しているか、沈殿しているかのどちらかになると思います。 分散していれば濁っていますから濁度を計っているような状態になるでしょうね。 濃度と濁度には多少の相関があるとおもいますが、濃度測定には使えない気がします。 微生物の量などは濁度を測定して菌数に換算します。 沈殿していれば上澄みの濁度を計る事に成ると思います。 わずかでも溶けるならば、濾過してスペクトルを見ることができるでしょうが、 最大濃度になっているので濃度測定にはならないですね。 水溶性でないものはpHを変えるなり、アルコールや他の溶媒を使うなりして測定するのが普通だと思います。
お礼
大変分かりやすい説明ありがとうございました。 MTTホルマザンは、有機溶媒等で可溶化して濃度を測定するのが一般的です。しかしホルマザンが出来ると可溶化しなくても吸光度が上がる為、不思議に思っていました。MTTホルマザンも水にわずかには溶けるので、「溶けているホルマザンの吸光度+溶けていないホルマザンの濁度」という事なのでしょうね。 ありがとうございました!!