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屈折糖度計の詳しい原理について
僕は糖度計の原理について以下のように言いました。 純粋な水は屈折率が低く、電気もほとんど通さない。これに何らかの成分が溶ける事で屈折率が高くなり、電気を通しやすくなる。それらはその成分の溶けている量に概ね比例して高まる。そこであらかじめ濃度の分かっているショ糖液で目盛りを付けたのが屈折式糖度計である。光をある程度通す液体状のものしか測定できないが、比較的正確である。ショ糖以外の液体を測定した場合は、可溶性固形分の%(Brix値)として扱われる。 Brix値(%)とは、サンプル(水溶液)中に含まれる可溶性固形分のパーセント濃度を示したものである。可溶性固形分とは糖を初めとして、塩類、蛋白質、酸など水に溶ける物質すべてであり、測定値はそれらの合算値となる。また、Brix(ブリックス)は糖度計(屈折計)の測定表示値の目盛名でもある。 しかしこれでは満足してもらえず、糖度計はどのようにして屈折率を測っているのか、計算式のようなものはないのか。どうやって比較しているのか。などと言われました。 いろいろ調べても分からないので教えて頂きたいです。
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こんばんは 屈折率と電気の通しやすさ(導電率)はあまり関係がないように思います。 http://www.fukushima-iri.go.jp/library/abstract/16/page/yougo16.html こちらのページを見ますと、Brixについて次のように書かれています。 「Brix糖度とも言い、屈折糖度計を利用して糖度を測定した値。表された値は、糖液100g中に含まれるショ糖のg数と同じ糖度であることを示している。」 原理については、こちらのpdfの4ページ目が参考になると思います。 http://www.hitachi-hitec-trading.com/product/product1/k-patents/images/PR-01-S.pdf 屈折率だけで計りますから、他の糖類や塩分、アルコールなどショ糖以外の物でも計れますが、目盛りが違いますので校正が必要です。 何かを抽出している時など、濃度の変化の目安に使うと便利です。
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- 4951snk
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私が調べましたところ、非破壊糖度計の原理は、「近赤外域の特定波長の光は、糖に関連する物質に吸収される性質があり、その近赤外光を果実に照射し、光が吸収される度合いを調べることにより糖度が推定できる」そうです。 計算式は調べたのですが、わかりませんでした。