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異界とこの世

 異界もこの世もイメージするところは多様ではありますが、浦島太郎の竜宮城と、元の世界。仙界(桃源郷を入れてもいいが)とこの世界と考えます。  浦島などは、時間のずれがいわゆる玉手箱を開けることにより修正ができたのでしょうが、これにより壮年者が老年者になったのであろうと存じます。  壮年者の感覚が老年の経験、知覚するというのは、自分を病気のような、あるいはその他の、異様な気持ちや感じをさせたのであろうと存じますが。その辺は何か伝わるものはないのでしょうか。或はこれをお読みの方はどうお考えになられますでしょうか。  よく竜宮城ばかりではなく、仙人世界や天上世界から、この元の世界へ戻ると、時間のずれの調整がされていると存じますが、其の時の本人の肉体知覚の状況などがどう考えられて、話の構成がされているのでしょうか。  ご存じの方やご関心の方がおられましたら、ご教示下さい。  だんだんに老化していくのでないとしたら、病気か異常を知覚、ないしは経験しているのではないでしょうか。  酔い覚めのけだるさみたいな。酔い覚めは人により異なるでしょうが。  そのあたりに心を配っては話の構成はされていないのでしょうか?  

みんなの回答

  • hanbag
  • ベストアンサー率23% (22/94)
回答No.1

 浦島太郎の話に関しては、元となった話は一般的に伝えられているものとかなり違いますよ。(例えば今の鯛などが踊る描写は、もともとは性行為を表す隠語である、など)  今の話は「子供の教育材料」のために編集されたものであり、質問者様が疑問に思われていることを明記せずとも「子供の教育材料」になれば目的は達しており、時間のずれや話の矛盾などは問題視する必要はないですよ。

krya1998
質問者

お礼

 有難うございます。  ≪目的は達しており、時間のずれや話の矛盾などは問題視する必要はないですよ。≫ そうですね。  ≪性行為描写の関連≫  ○そうですか、やはり性行為の次元のことのお話がもとでありましたか。  ○ずうっと昔、亀の苛めるとか、それに載っていくとか、海の水とか、竜宮城とかを何かに譬えるお話を、その分析を茶化している解説とともに読んだことありましたが。やはりそれは茶化すものではなく、事実を摘示してもいたのですね。 有難う御座いました。

krya1998
質問者

補足

≪目的は達しており、時間のずれや話の矛盾などは問題視する必要はないですよ。≫  ○そうですね。私もお話の発祥や、作者の不手際とか、その処理とかを問題視しているわけでは必ずしもありません。  私(達)は今といわれている、この時点で、この類のことを含めて、どう構成し、受け取っていけるかといことを求めての、一つの問題提起させてもらった、ということでもありました。  つまり整合的に理解というか、再構成したらどうなるのかなと、  或は解釈をできないものかなという意味で問題を提起させていただきました。  下心とか、敵本能寺的であるといえご批判になるかもしれませんが、それを縷々説明しなかったのは、話がややこしくなると、思ったからなのです。  ○お伽や、説話を中心の関心にしてはおりませんで、人間という存在、意識、そういうものと異界、漂流譚との関連。そんなことに思いをはせています。元の話とは関係しなくても、構成してみたいとおもっております。どこに真実があるものか、気づかないこともあるものですから。  ○そして、仙界というものの在り方などですね。   以下余談が混じりますが、仙人とは、我々は道教や、徐福などを連想するのですが、西洋にも、インドにも有るようです。まぁ、訳文で仙人といっていますが、同じものかどうか、わかりませんが。多分違うものでしょうね。本当は仙人という訳語は当たらないのではないかと存じますが。

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