>「a-bは偶数」は(a,b)=(奇数,奇数)、(偶数,偶数)ということなんですよね?
あってるというか・・・
やっぱり「関係」という考え方が理解できてない感じですよ.
「a-bは偶数」という同値関係
(同値関係であることを証明できますか?)で
「関係がある」(同値である)ものを一個にまとめるんです.
それが「同値類」です.
#同値の三つの条件がないと,このようにうまくは分解できません.
今の例では,「自然数だけ」を相手にしてるとして
何かの数 a と「関係がある」(同値である)ものは
aが偶数のときは,「偶数」
aが奇数のときは,「奇数」です.
すなわち,例えば
1と同値なものの集合は{1,3,5,7,9,...},奇数全体の集合
2と同値なものの集合は{2,4,6,8,10,...},偶数全体の集合
これらが,「a-bは偶数」という同値関係での「同値類」であり,
これによって自然数の集合の直和分解
{1,3,5,7,9,...}∪{2,4,6,8,10,...}
が構築されます.
「同値関係」というもので「関係がある」ものに全部ひもをつけて
ひもでつながっているものを「一個」のものとみなす
というイメージで,そのそれぞれの「一個のもの」が「同値類」,
その同値類を全部集めたものが数学用語では「類別」、
類別されたものを合併させたのが「直和分解」かな
「a-bは偶数」の例では
{1,3,5,7,9,...},{2,4,6,8,10,...}:それぞれ同値類
{ {1,3,5,7,9,...},{2,4,6,8,10,...}}:類別
{1,3,5,7,9,...}∪{2,4,6,8,10,...}:直和分解
です.
逆に直和分解が与えられれば
二つものa,bが関係があるということを
a,bが同じ「分解の各要素」にあると定義することで
同値関係が定義できます.
お礼
ようやく理解できました、おそらく(笑) 何度も質問に回答していただき、ありがとうございました<m(__)m>