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気体の溶解度問題の解釈
ヘンリーの法則周辺の問題を解いていて、確信がもてない所があります。 「ピストン付きの容器に0℃,4atmで、ある気体をVリットル溶かした。 その後0℃を保ち、ピストンをゆっくり引き、圧力を2atmにした。」 この2atmにした時に溶けている気体の体積は最初に4atmで溶かした気体の体積と同じと考えて良いのでしょうか? また、圧力を2atmにした時に溶けている気体の体積は標準状態(0℃,1atm)に換算すると、2Vリットルで良いのでしょうか? 私自身がイメージしやすいように圧力の単位をatmとさせて頂きました。
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溶けているV(L)というのは、特に指定がないので「0℃,4atm」 の条件下での体積だと思いますのでその物質量は 4V/RT(mol)。 これを温度(T)一定のまま圧力を2atmにしたので、ヘンリーの法則から 溶解量は、(2/4)*(4V/RT)=2V/RT(mol)に減少します。 気体は条件によって体積が変わりますから「0℃,2atm」 の条件下で換算すると、V(L)のまま変化しません。 またこれを「0℃,1atm」の条件で換算すると、2V(L)になります。
お礼
丁寧に説明して頂いてありがとうございます。 この理解でよかったのですね。