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光のリレー
太陽光を鏡で反射させる、それを繰り返して暗闇を照らす、という実験をテレビで見たのですが、どれくらいの距離が可能なのでしょうか。 光の量が減るのではないでしょうか?
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遠くなればなるほど暗くなるのは、電球や恒星のように自分から光っている物体の話です。光源を中心とした半径の異なる球を考えた場合、例えば半径rの球の表面積は4πrですが、半径2rの球の表面積は16πrです。半径が2倍になると、同じ光の量で4倍の面積を照らさなければならないので、光源からの距離が2倍になれば明るさは4分の1になることが分かります。(距離の2乗に反比例します。) 太陽光も元々は太陽という光源から発せられたものなので、当然距離の2乗に反比例します。でも、太陽━地球間の距離(1億5千万km)に比べて非常に短い距離でやっている実験だと思うので、光の量はほとんど減らないです。(鏡でいくら光が通る距離を増やしても、そんなには増えないでしょう。)
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ご質問で月明かりを思い出しました。月の光があれほど明るいのは月が大きいからでしょうか。月の表面がそれほど反射率が高いとは思えないので、鏡の大きさも問題になるのではないかと思いました。
お礼
ありがとうございます。 興味のある分野なので、頂いたご意見を踏まえて、勉強してみたいと思います。
- equinox2
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古代エジプトがテーマの番組での実験のことだと思いますが、一番の問題は(当時使われたと思われる)金属鏡の反射率が低いことでしょう。 時代はまったく違いますが、ハーシェルが天体望遠鏡に使用した金属鏡の反射率が60パーセント程度らしいので、反射の回数でほぼ光の量が決まってしまうでしょう。 ちなみに現在の技術なら、ガラスにアルミを蒸着し、誘電体などをコーティングすることで97パーセントくらいの反射率は可能でしょう。
お礼
ありがとうございます。
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