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どうすれば自信が持てる?

こんにちは、美大進学を目指して美術系予備校に通っている者です。 もう3年で、受験も近づいているのですが、イマイチ自分の作品に自信が持てません。夏休み頃から、どんどん自信がなくなていって、今本当に困っています。 先生には“一皮剥けないとダメだ”とか、 “良いものを持っているんだからもっとグイグイいけば良いのに” “最近不景気な作品ばかりだね” などと言われます。 先生の言っていることはわかるのですが、最近どうしても自分の殻に閉じこもってしまうというか、真面目で面白味のない作品ばかり描いている気がします。 色彩構成なんかでも、抽象的な作品が褒められたり、逆に具体的な状況のものが褒められていたりしますよね・・・。 他人の作品を見て、“こんな風に描くのもアリなんだ”と思って、思い切って抽象的にやってみたら課題に沿ってないと否定されたり・・・。 私は真面目な正確なので、どうしても、そういった課題において、「これは抽象的に描くべきなの?ちゃんと具体的状況を描くべきなの?・・・というか、どこまで自由にやって良いの!?」といちいち考えてしまいます。 いろいろな合格作品を研究したり、毎日クロッキーをしたり、努力はしているつもりなのですが、「変わりたい、思い切って元気のある作品にしたい」と思ってやっているのですが・・・、毎日先生に否定され、自信がなくなり、描けない・・・。が最近続いていて、本当にこのままではやばいです。 2年生の時はもっと自由に描いていて、結構褒められていたりしたのですが・・・。 美大を受験するにおいて、「美術がわからなくなってきた」「自分がどうしたいのかわからない」と言った質問は野暮だと思いますが、 本気で悩んでいます・・・と言うか焦っています。 この状況を打破するにはどうすれば良いでしょうか。本当にこのままだと何の進歩もないままズルズルと不合格の道を歩むことになってしまいそうです。 やはり才能のある人はこんなことに悩まずとも感覚的に良い作品が描けるのでしょうか・・・。

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noname#78143
noname#78143
回答No.2

たぶん講師の方がいいたい事を私なりに解釈すると、その描きかた では、受験ではすこし不利ですよと言いたいだけなのだと思います。 それに講師の方の基準というには非常に曖昧で、ムシの居所が悪かったり、ハッパをかける意味でくさすこともあります。 なのであまり気になさらないほうが懸命だと思いますよ。講師の言葉 を信用するところは形と構図とバランスだけででかまわないと思います。 それでも不安なら、一度デッサンやクロッキーなどで明暗対比や線 や色の対比を強く強調する描きかたをしたりしてはどうでしょう? たぶん技術が向上してきて細部にこだわりが出来てきたので、そのぶん 画面での全体の対比がぼやけてきたのではないかと思います。 (わたしも経験しました。技術がないときは全体が見え、技術が向上 してくると細部にこだわりすぎたりして画面が弱くなったりすると いわれた事があります。) それとあんまりいいたくはないですが、デッサンや課題をやりすぎて 他人のどこかにある答えに沿った描きかたがあるのではないか? と心のどこかに思いながらモチーフに向かってはいないですか? 受験だから仕方ないと思いますが、絵を描くことに答えと終わりは ありません。一枚を制限時間内に描いてその作品はハイ終わり というのでは、描いた時間と労力がもったいないです。 それに最終的には自分の絵が自分の絵ではなくなってしまいます。 一度描いた自分の過去の絵をじっくり見直して、自分が受験で描く絵の 最大のセールスポイントを見つけて、講師の方とじっくり話し合って みてください。話し合うとき自分は最近自分の描く絵に迷いがあること を講師の方にちゃんと伝えましょう。 たかだかこの程度の絵でスランプだなんて・・・という講師がいたら もう話に耳を傾けなくていいです。ちゃんと絵を見てないうえに話を聞く気も持っていない人間ですから、時間の無駄です。 その講師の方が経験した解決方法や、克服したきっかけを話してくれて なおかつ、君のいいところと悪いところをごまかさずに答えてくれる 講師をみつけてください。遠慮いらないと思いますよ、あなたの人生がかかってるしお金も払っているのだから。 予備校講師の方も人に絵をを教えるのを専門に美術に取り組んできた人 ではない場合が多いときいたこともありますし、 結局はどこそこの美術大学に自分は受かったという実績でだけものを 決め付けている人間だっているのだから講師の言っていることが すべてではないのです。(かといって講師の言っていることを 軽く見なさいというのではありませんよ) 最後にあなたに送るある芸術家エピソードを教えます。ある高名な絵描きが個展の準備をしていたときのこと、絵が壁につぎつぎと並べられ さあ準備が整ったと思ったのもつかの間、壁に掲げられた絵一つ一つを 修正を施しはじめました。結局その修正は初日のオープニングまで かかったがその画家はまだ気に入らないそうなのだが渋々個展は執り行うのに決めたそうです。(作り話じゃありません。ほんとの話です。) 才能も名声もある画家でも悩んだり、焦ったりしながら作品を描いて いるってお話。感覚的に作品が描けたらこんな出来事にはならない はずです。 心に余裕と情熱をもってぜひこの壁を乗り越えてください。 講師の鼻を明かしてやりましょう。

kittyt3m2
質問者

お礼

こんにちは、丁寧なご回答ありがとうございます。 そうですね、やはり先生もいろいろな方がいらっしゃるし、人により見方も違うので、過剰に気にしないことにします。 >一度デッサンやクロッキーなどで明暗対比や線 や色の対比を強く強調する描きかたをしたりしてはどうでしょう? 是非実践してみます。短い時間で全体感が捉えられるように・・・。 >他人のどこかにある答えに沿った描きかたがあるのではないか? と心のどこかに思いながら 確かにそうかもしれません。でもそうではないんですよね。これはいけない製作姿勢なんですよね・・・。これからはちゃんとモチーフを見つめて、自分なりの解釈・表現方法を見つけていきたいと思います。 先生方とも、ちゃんと話し合ってみます。受験まで時間も限られてますし・・・。そして自分の良い所はもっと伸ばして、悪いところは直すよう努力して、自分にしか描けない、自身の持てる作品を作れるようになりたいです。 >才能も名声もある画家でも悩んだり、焦ったりしながら作品を描いているってお話。 やはりプロでも悩んだりするんですね。自分がうまくいかないからって悲観的になるのは一番だめですよね!本当に励みになりました。 本当にご丁寧な回答ありがとうございます。 これからは、ちゃんと自分の作品と向き合って、1枚1枚に完全燃焼してやる!と言う気持ちを持って製作していきたいです。 本当にありがとうございました!

その他の回答 (1)

回答No.1

絵なんて、描きっぱなしで黙ってたら。ピカソでもゴッホでもほとんど認められてないんじゃないかと思います。 ま、彼らは黙ってたかも知れんけどね。 でも、人に自分の作品について尋ねられたときは素晴らしい答えを持っていたと思います。 自信って、他人に自分の作品を、胸を張って説明できる事じゃないでしょうか? 作品とは決して評価してもらうためのものではないはずです。 テーマが決まってたら、そのテーマに沿って制作意図を語れること。 「わからない」なんて言わないで、制作態度を見直してみてください。

kittyt3m2
質問者

お礼

こんにちは、回答ありがとうございます。 そうですよね、やはりコンセプトを持って作品に取り組まないと絶対に良い作品は描けませんよね。 弱気にならず改めてがんばってみます。 ありがとうございました!

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